ありさわ‐ひろみ【有沢広巳】
[1896〜1988]経済学者・統計学者。高知の生まれ。東京帝大教授。戦後復興期の経済政策立案に当たり、傾斜生産方...
あり‐さん【蟻桟】
「吸い付き桟(ざん)」に同じ。
あり‐さん【阿里山】
台湾中部にある山。標高2481メートル。良質のヒノキを産する。アーリーシャン。
アリザリン
アカネ・西洋アカネの根から得られ、古代から知られていた紅色色素。水には溶けず、アルコール・エーテルなどに溶ける。現...
あり‐し【在りし】
[連語]《動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形》 1 (連体詞的に用いる) ㋐以前の。昔の。「—よき日...
アリシアアロンソハバナ‐だいげきじょう【アリシアアロンソハバナ大劇場】
《Gran Teatro de La Habana “Alicia Alonso”》キューバの首都ハバナの旧市街に...
あり‐し‐ながら【在りしながら】
[連語]《「ながら」は接続助詞》昔のとおり。元のまま。「—の我が身ならば」〈源・空蝉〉
あり‐し‐ひ【在りし日】
[連語] 1 過ぎ去った日。以前。昔。 2 死んだ人の生きていた時。生前。「—のおもかげをしのぶ」
ありしひのうた【在りし日の歌】
中原中也の第2詩集。昭和12年(1937)、著者の死の直前に書き上げられた作品集。原稿は小林秀雄に託され、翌昭和1...
ありしま【有島】
姓氏の一。 [補説]「有島」姓の人物有島生馬(ありしまいくま)有島武郎(ありしまたけお)
ありしま‐いくま【有島生馬】
[1882〜1974]洋画家・小説家。神奈川の生まれ。本名、壬生馬(みぶま)。武郎(たけお)の弟。里見弴(さとみと...
ありしま‐たけお【有島武郎】
[1878〜1923]小説家。東京の生まれ。有島生馬(いくま)・里見弴(さとみとん)の兄。「白樺」の創刊に参加。大...
あり‐しょくぶつ【蟻植物】
アリと共生関係にある植物。茎内部の空洞にアリをすまわせ、害虫から身を守る。アリノストリデ・アリノスアカシアなどで、...
あり‐じごく【蟻地獄】
1 ウスバカゲロウ類の幼虫。体長約1センチ。鎌(かま)状の大あごをもち、乾燥した土をすり鉢状に掘って巣を作り、底に...
あり‐すい【蟻吸】
キツツキ科の鳥。全長、約18センチ。全体に灰褐色。くちばしは弱く、地上などでアリを食べる。北海道および本州北部で繁...
ウォーカー
[1944〜 ]米国の黒人女性作家。公民権運動、女性解放運動に参加。南部の黒人女性の半生を描いた「カラー‐パープル...
ありす‐がわ【有栖川】
京都市北区紫野を南流した川。船岡山の東麓を源とし、堀川に注いでいたといわれる。 京都市右京区嵯峨野の斎宮(いつきの...
ありすがわ‐の‐みや【有栖川宮】
四親王家の一。後陽成天皇の皇子好仁親王が寛永2年(1625)高松宮を創立したのに始まり、一時絶えたが後西(ごさい)...
ありすがわのみやたるひと‐しんのう【有栖川宮熾仁親王】
[1835〜1895]有栖川宮9代親王。幕末に攘夷(じょうい)論を主張。王政復古とともに総裁職に就任した。戊辰(ぼ...
アリス‐スプリングス
オーストラリア、ノーザンテリトリー中南部の都市。準州で、ダーウィンに次ぐ規模をもつ。大陸を南北に結ぶ交通・通信の拠...
アリスタルコス
[前310ころ〜前230]古代ギリシャの天文学者。サモスの人。地動説を提唱、コペルニクスに強い暗示を与えた。
アリスタルコス
[前217〜前145]アレクサンドリアの文献学者。サモトラケの人。ホメロスなどの注解をした。
アリスティッポス
[前435ころ〜前355ころ]古代ギリシャの哲学者。ソクラテスに師事。快楽主義を説いた。キュレネ学派の祖。
マイヨール
[1861〜1944]フランスの彫刻家。裸婦像の傑作を多く制作。作「地中海」など。
アリストクラシー
1 貴族制。貴族政治。 2 貴族。貴族社会。
アリストクラティック
[形動]貴族的。「—な生活」
アリストテレス
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現...
アリストテレス‐しゅぎ【アリストテレス主義】
アリストテレスの思想を受け継ぐ哲学上の立場。スコラ学を経て、現在もカトリック思想の中に存続している。
アリストテレス‐の‐ちょうちん【アリストテレスの提灯】
ウニ類の口部にある咀嚼(そしゃく)器官。アリストテレスが、古代ギリシャ製の提灯に似た形のものとして初めて記載。
アリストファネス
[前445ころ〜前385ころ]古代ギリシャの喜劇詩人。ペロポネソス戦争前後のアテナイ(アテネ)を風刺した作品が多い...
アリストファネス
[前257ころ〜前180ころ]アレクサンドリアの文献学者。ホメロス・エウリピデスなどの校訂をした。
アリスのきえたひ【アリスの消えた日】
中村正䡄の長編小説。平成4年(1992)刊。愛娘を誘拐されたフランス人中佐が、国際テロ組織に立ち向かうさまを描く。
アリスメティカ
古代ギリシャの数学者、ディオファントスの著作。3世紀頃に書かれたもので、世界最古の代数学書とされる。数論。
あり‐すん【有り寸】
木材の実際の寸法。実寸。
ありそ【荒磯】
《「あらいそ」の音変化》荒波の打ち寄せる、岩石の多い海岸。「み立たしの島の—を今見れば生ひざりし草生ひにけるかも」...
ありそ‐うみ【荒磯海】
岩石が露出し波の荒い海辺。ありそみ。「—の浜の真砂(まさご)と頼めしは忘るることの数にぞありける」〈古今・恋五〉
ありそうみ【有磯海】
富山県高岡市伏木から氷見(ひみ)市までの海岸の古称。また、富山湾のこと。
ありそ‐なみ【荒磯波】
[名]「あらいそなみ」に同じ。 [枕]同音の繰り返しで「あ(有・在)り」にかかる。「—ありても見むと」〈万・三二五三〉
アリソン
[1948〜]米国の免疫学者。T細胞の表面にあるCTLA-4という分子が免疫の働きを抑制していることを発見。この作...
アリゾナ
米国南西部の州。州都フェニックス。山と砂漠が多く、銅などを産出。グランドキャニオン国立公園がある。メキシコ領を経て...
アリゾナ‐きねんかん【アリゾナ記念館】
《USS Arizona Memorial》米国ハワイ州、オアフ島のパールハーバーにある記念館。1941年の真珠湾...
ありた【有田】
佐賀県中西部、西松浦郡の地名。有田焼の産地。
あり‐たけ【有り丈】
《「ありだけ」とも》 [名]「ありったけ」に同じ。「—の懐中物を帯の間から取出して見ると」〈有島・或る女〉 [副]...
あり‐たけ【蟻茸】
1 担子菌類のキノコ。ブラジルの森林内に自生。傘は白色で黒紫色の鱗片(りんぺん)がある。ハキリアリが巣で培養して食...
ありた‐そう【有田草】
1 ヒユ科の一年草。高さ約70センチ。多数の枝に分かれ、葉は長楕円形で両端がとがる。夏から秋に緑色の小花を穂状につ...
ありた‐ちょう【有田町】
⇒有田
あり‐た・つ【在り立つ/有り立つ】
[動タ四]立ち続けている。ずっと立っている。「八十島(やそしま)の島の崎々—・てる花橘を」〈万・三二三九〉
ありた‐やき【有田焼】
佐賀県有田地方産の磁器。元和2年(1616)朝鮮からの渡来人李参平の創始。伊万里港から出荷したので、伊万里焼ともいう。
ありだ【有田】
和歌山県西部の市。有田川河口にある。紀州有田ミカンの集散地。蚊取り線香の主産地。人口3.1万(2010)。
あり‐だか【有り高】
現在ある総量・総数。現在高。