えん‐けい【円形】
まるい形。
えんけい【延慶】
⇒えんきょう(延慶)
えん‐けい【煙景/烟景】
霞(かすみ)たなびく春の景色。
えん‐けい【遠計】
1 遠い将来についての計画。 2 遠大な計画。大計。
えん‐けい【遠景】
1 遠方の景色。遠くに見える景色。⇔近景。 2 画面の背景で、遠方となる部分。
えんけい【燕京】
中国、北京(ペキン)の古称。春秋戦国時代に燕の都があったところからいう。
えんけい‐かそくき【円形加速器】
磁界中を走る荷電粒子が受けるローレンツ力を向心力として、円形の軌道を描かせながら加速する装置。加速に電磁誘導を使う...
えんけい‐げきじょう【円形劇場】
1 中央を舞台とし、その四方を囲むように観客席を配した劇場形式。また、それを用いる上演形式。 2 古代ローマで、剣...
えんけい‐だつもうしょう【円形脱毛症】
頭髪が円形に抜けてくる病気。自律神経失調・内分泌障害・栄養障害や心理的なことによって起こるといわれる。円形禿髪(と...
えんけい‐どうぶつ【円形動物】
⇒袋形動物(たいけいどうぶつ)
エンケ‐すいせい【エンケ彗星】
公転周期3.3年の短周期彗星。1786年にフランスの天文学者ピエール=メシャンが発見。以降、1818年まで4度確認...
エンケ‐の‐かんげき【エンケの間隙】
⇒エンケの空隙
エンケ‐の‐くうげき【エンケの空隙】
土星の環にみられる隙間。幅約325キロでカッシーニの空隙の次に大きい。米国の天文学者キーラーが発見し、土星の環の詳...
エンケファリン
脳のほか脳下垂体・脊髄・副腎髄質などに分布し、モルヒネ受容体と結合して鎮静作用を生じるペプチド。アミノ酸5個からな...
エンケラドゥス
土星の第2衛星。1789年にF=W=ハーシェルが発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。表面を覆う氷にひび割れ状の地形...
えん‐けん【延見】
[名](スル)呼び寄せて面会すること。引見。「独りペロピダスを、其の朝廷に—し」〈竜渓・経国美談〉
えん‐けん【遠見】
[名](スル) 1 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」「かの滋藤(しげふぢ)漫々たる海上を—...
えん‐けん【厭倦】
[名](スル)飽きていやになること。「卿既に船行を—するや」〈織田訳・花柳春話〉
えん‐けん【鳶肩】
角張って、鳶(とび)の姿のような肩。あがりがた。いかりがた。
えん‐けん【偃蹇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。「—として...
えん‐げ【嚥下】
[名](スル)「えんか(嚥下)」に同じ。 [補説]「咽下」とも書く。
えん‐げ【艶げ】
[形動ナリ]優美でなまめいたさま。「今やうの若人たちのやうに、—にももてなさで」〈源・椎本〉
えん‐げい【園芸】
果樹・野菜・花卉(かき)などを植え育てること。また、その技術。
えん‐げい【演芸】
公衆の前で演じられる落語・漫才・講談・浪曲・曲芸・奇術その他、庶民的な演劇・音楽・舞踊などの芸。「—会」
えんげい‐さくもつ【園芸作物】
園芸として栽培される植物。
えんげい‐じょう【演芸場】
種々の芸能を見せるために設けられた施設。主に講談や落語などの、大衆芸能を興行する建物をいう。
えんげい‐のう【園芸農】
園芸を中心として経営を行う農業。
えん‐げき【掩撃】
[名](スル)小部隊で敵を急に襲うこと。不意打ち。「不意に起って奸党を—せば之を除くこと甚だ容易なり」〈竜渓・経国美談〉
えん‐げき【演劇】
観客を前に、俳優が舞台で身ぶりやせりふで物語や人物などを形象化し、演じて見せる芸術。舞台装置・照明・音楽など視覚・...
えんげきかいりょう‐うんどう【演劇改良運動】
明治初期から20年代にかけて行われた、歌舞伎を近代化しようとする改革運動。急激すぎて一般観客から遊離し、十分な成果...
えんげき‐はくぶつかん【演劇博物館】
演劇に関する文献や資料を収集・保存し、一般に観覧させる博物館。日本では、昭和3年(1928)坪内逍遥(つぼうちしょ...
えんげ‐きょう【遠華鏡】
円筒の中にガラス板を三角柱に組み合わせ、筒先にレンズを取り付け、まわりの景色をのぞく玩具。万華鏡と同様の構造だが、...
えんげ‐しょうがい【嚥下障害】
病気や老化などにより、飲食物をうまく飲み込めなくなったり、誤って気管に入った物を吐き出せなくなったりする障害。
えんげせい‐はいえん【嚥下性肺炎】
飲食物などを口腔内の細菌とともに気管や気管支に入れてしまったために起こる肺の炎症。誤嚥性肺炎。
えん‐げた【縁桁】
1 縁側のふち・はし。 2 縁先の柱の上にあって、縁側の垂木(たるき)を支える横木。
えんげつ【円月】
臨済宗の僧、中巌(ちゅうがん)の諱(いみな)。
えん‐げつ【偃月】
1 半円形の月。半月。弓張り月。弦月。また、その形。 2 兵法で、陣立ての一。中央部を後退させて半月形に組んだ陣形。
えんげつ‐じょう【偃月城】
本城から半月形に張り出して造った出丸(でまる)。
えんげつ‐とう【偃月刀】
「偃月1」の形をした中国の刀。
えんげつ‐とう【円月島】
和歌山県南西部、西牟婁(にしむろ)郡白浜町の西方約100メートルの海上にある島。東西35メートル、南北130メート...
エン‐ゲディ
イスラエル東部、死海西岸の観光保養地。水浴場、植物園がある。また、オアシスを中心とするエンゲディ国立公園にはダビデ...
エンゲリス
ロシア連邦西部、サラトフ州の都市。ボルガ川東岸、州都サラトフの対岸に位置する。旧称ポクロフスク。帝政ロシア時代、多...
エンゲル
[1821〜1896]ドイツの統計学者。「エンゲルの法則」で有名。著「人間の価値」「ベルギー労働者家族の生活費」など。
エンゲル‐けいすう【エンゲル係数】
家計の消費支出総額中に占める食料費の割合。一般に、この係数が高いほど生活水準が低いとされる。
エンゲルス
[1820〜1895]ドイツの思想家・革命家。マルクスと科学的社会主義を創始。「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言...
エンゲルスバーリ‐せいてつじょ【エンゲルスバーリ製鉄所】
《Engelsbergs bruk》⇒エンゲルスベリ製鉄所
エンゲルスベリ‐せいてつじょ【エンゲルスベリ製鉄所】
《Engelsbergs bruk》スウェーデン中部にある製鉄所跡。ストックホルムの北西約140キロメートルに位置...
エンゲル‐の‐ほうそく【エンゲルの法則】
家族の所得が増えるにつれて家計の消費支出総額中に占める食料費の割合は小さくなるという法則。エンゲルがベルギーの労働...
エンゲルベルク
スイス中部、オプワルデン準州の山岳地帯にある町。12世紀創設のベネディクト修道会の修道院を中心に発展。標高3239...
えんげん【延元】
南北朝時代、南朝の後醍醐天皇・後村上天皇の時の年号。1336年2月29日〜1340年4月28日。