かつら‐ぶんし【桂文枝】
上方の落語家。 (初世)[1819〜1874]江戸後期から明治の落語家。大坂の人。「三十石」を得意とし、上方落語の...
かつら‐ぶんじ【桂文治】
[1846〜1911]落語家。6世。江戸の人。名人といわれ、道具・鳴り物・声色(こわいろ)入りの芝居噺(しばいばな...
かつら‐ぶんらく【桂文楽】
[1892〜1971]落語家。8世。東京の生まれ。本名、並河益義。「明烏(あけがらす)」「船徳」などを得意とし、名...
かつら‐べいちょう【桂米朝】
[1925〜2015]落語家。3世。満州の生まれ。本名、中川清。上方落語の復興と発展に力を尽くした。人間国宝。平成...
かつら‐まき【桂巻(き)】
「桂包(かつらづつ)み」に同じ。
かつら‐みきすけ【桂三木助】
[1902〜1961]落語家。3世。東京の生まれ。本名、小林七郎。繊細な芸風で人気を得た。
かつら‐むき【桂剝き】
大根・キュウリなどを長めの輪切りにして、皮をむくように薄く長く帯状に切ること。
かつら‐め【桂女】
1 京都の桂に住み、神功皇后を祭神とする伏見の御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮に奉仕したという巫女(みこ)。祝...
かつら‐もの【鬘物】
⇒かずらもの
かつら‐ゆみ【桂由美】
[1930〜2024]服飾デザイナー。東京の生まれ。本姓、結城(ゆうき)。洋裁学校の教師を経て、日本初の西洋風ブラ...
かつら‐りきゅう【桂離宮】
京都市西京区にある八条宮家(桂宮家)の別荘。江戸初期に八条宮智仁(としひと)親王が創建。親王の没後一時荒廃したが、...
かつらりきゅうくうかんとかたち【桂離宮空間と形】
写真家、石元泰博による桂離宮の写真集。同離宮の大修復を受けて、昭和56年から57年(1981〜1982)にかけて撮...
桂(かつら)を折(お)・る
《「晋書」郤詵(げきしん)伝から。すぐれた人材を桂の枝にたとえて》官吏登用試験に合格する。→桂林(けいりん)の一枝...
かつ‐らん【割卵】
[名](スル)卵を割ること。特に、生の鶏卵を割って中身を出すこと。
かつ‐りょう【活量】
⇒活動度
かつ‐りょく【活力】
活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。「体内に—がみなぎる」
かつりょく‐せつ【活力説】
⇒生気論(せいきろん)
かつりん‐はんのう【褐輪反応】
硝酸イオンおよび亜硝酸イオンを検出するための反応試験。試験管に濃硫酸をとり、それと等量の硫酸鉄(Ⅱ)を静かに注ぎ、...
かつ‐れい【割礼】
陰茎包皮または陰核を切開、その一部を切り取る風習・儀礼。古来、諸種族に広く行われたが、今日でもユダヤ教徒・アラビア...
かつ‐れき【活歴】
歌舞伎で、在来の時代物の荒唐無稽(こうとうむけい)を排し、史実を重んじて歴史上の風俗を再現しようとする演出様式。明...
かつれき‐げき【活歴劇】
歌舞伎狂言のうち、活歴の演出によって演じられた時代物。活歴物。
かつれき‐もの【活歴物】
⇒活歴劇
カツレツ
豚肉・牛肉・鶏肉などに小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして油で揚げた料理。カツ。
かつれんぐすく‐あと【勝連城跡】
⇒かつれんじょうあと(勝連城跡)
かつれんじょう‐あと【勝連城跡】
《「かつれんぐすくあと」とも》沖縄県うるま市にある城跡。13世紀末から14世紀初頭に築城されたものといわれ、首里城...
かつ‐ろ【活路】
1 追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法。「—を開く」 2 生きてゆく手だて。生活手段。「—を断たれる」
かつ‐ろん【勝論】
⇒バイシェーシカ学派
活(かつ)を入(い)・れる
1 柔道などの術で、気絶した人の息を吹き返らせる。 2 刺激を与えて元気づける。「人事異動で組織に—・れる」 [補...
褐(かつ)を釈(と)・く
《揚雄「解嘲」から》粗服を脱ぎ捨てて礼服を着る。野(や)にいた者が仕官するのにいう。
かづき
《「かなつ(金突)き」の音変化》魚を突いて捕る漁具。銛(もり)・やすの類。「宇治川の早瀬落ち舞ふ漁舟の—にちがふ鯉...
かづき‐やすお【香月泰男】
[1911〜1974]洋画家。山口の生まれ。東京美術学校卒。藤島武二に師事。シベリア抑留後帰国、「埋葬」に始まる連...
かづの【鹿角】
秋田県北東部の市。リンゴ栽培や、酪農などが盛ん。尾去沢(おさりざわ)鉱山があった。八幡平(はちまんたい)・十和田湖...
かづの‐ごけ【鹿角苔/叉銭苔】
ウキゴケ科の苔類(たいるい)。沼・池などに浮遊するほか湿地上に群生。長さ1〜2センチで細く、二また状に数回分かれる。
かづの‐し【鹿角市】
⇒鹿角
かて【糅】
《動詞「か(糅)つ」(下二)の連用形から》飯を炊くとき量を増すために混ぜて加えるもの。また、それを加えた飯。かてめ...
かて【糧/粮】
《「かりて(糧)」の音変化》 1 食糧。食物。「その日の—にありつく」 2 精神・生活の活力の源泉。豊かにし、また...
かて
《係助詞「か」に接続助詞「とて」の付いた「かとて」の音変化。関西方言》 [接助]用言、助動詞「た」「ん(打消し)」...
カティフ
⇒アルカティフ
か‐てい【下底】
台形の平行な2辺のうち、下のほうの辺。また、円柱・円錐台・角錐台などの平行な面のうち、下のほうの面。⇔上底(じょう...
か‐てい【仮定】
[名](スル) 1 未定のこと、不確かなことを仮にこうと定めること。また、仮に定めた事柄。「今ここにコップがあると...
か‐てい【花亭】
美しいあずまや。
か‐てい【河底】
かわのそこ。かわぞこ。
か‐てい【科程】
順序や次第。「小学校の—を踏んで来た子が」〈鴎外・灰燼〉
か‐てい【柯亭】
《後漢の蔡邕(さいよう)が柯亭館の棰(たるき)の竹で名笛を作った故事から》笛のこと。
か‐てい【家丁】
召使いの男。下男。
か‐てい【家弟】
他人に対して、自分の弟をいう語。舎弟。
か‐てい【家庭】
夫婦・親子などの関係にある者が生活をともにする、小さな集団。また、その生活する所。「明るい—を作る」
か‐てい【過程】
物事が変化し進行して、ある結果に達するまでの道筋。プロセス。「進化の—」
かてい【嘉禎】
鎌倉前期、四条天皇の時の年号。1235年9月19日〜1238年11月23日。
か‐てい【課丁】
⇒課口(かこう)