かんじょう‐しゅう【勘定衆】
江戸幕府の職名。勘定組頭の支配を受け、勘定所の事務を取り扱った。
かんじょう‐しょ【勘定所】
江戸幕府の役所。勘定奉行を長官とし、幕府財政の運営、幕領の租税徴収・訴訟などを主要任務とした。城内と大手門内の2か...
かんじょう‐しょ【勘定書】
1 取引に関して、勘定計算を記した書類。 2 「勘定書き」に同じ。
かんじょうしょ【関城書】
南北朝時代、北畠親房(きたばたけちかふさ)の書状。1巻。興国3年(1342)執筆。親房が常陸(ひたち)の関(せき)...
かんじょう‐しょうがい【感情障害】
⇒気分障害
かんじょう‐しんけいけい【管状神経系】
脊椎動物にみられる中枢神経系の型。個体発生初期の神経管から生じ、前方に脳、後方に脊髄ができる。
かんじょう‐じり【勘定尻】
金銭に関する勘定で、収支の最終計算による結果。
かんじょうすえつむはな【閑情末摘花】
人情本。松亭金水作、歌川貞重画。天保10〜12年(1839〜1841)刊。5編15冊。福見屋米次郎と馴染みの遊女清...
かんじょう‐ずく【勘定尽く】
[名・形動]損得の計算だけを考えて行動すること。また、そのさま。計算ずく。そろばんずく。「—でしか動かない男」
かんじょう‐せいうん【環状星雲】
琴座にある惑星状の星雲。中心の高温星を取り巻くガスが環状に光って見える。リング星雲。
かんじょう‐せつぞく【環状接続】
⇒リング型ネットワーク
かんじょう‐せん【環状線】
環状に走る道路・鉄道線路・バス路線。「大阪—」
かんじょう‐たい【桿状体/杆状体】
脊椎動物の目の網膜にある、棒状の突起をもつ視細胞。弱い光に鋭敏に反応する視紅(しこう)を含み、光の明暗を感知する。...
かんじょうたい‐し【桿状体視】
⇒暗所視
かんじょう‐だいほうおうじ【灌頂大法王子】
伝法灌頂を受け、仏の弟子となった菩薩の尊称。
かんじょう‐だか・い【勘定高い】
[形][文]かんぢゃうだか・し[ク]金銭の計算が細かくて損得に敏感である。打算的だ。「—・くて金に汚いやつだ」
かんじょう‐ちょう【勘定帳】
金銭、物品の出納を記す帳簿。
かんじょう‐てき【感情的】
[形動] 1 感情に関するさま。「二国間には—な障壁がある」 2 理性を失って感情をむきだしにするさま。「—なもの...
かんじょうてきしゅくめい【感情的宿命】
《原題、(フランス)Les destinées sentimentales》シャルドンヌによる小説。三部作で、19...
かんじょう‐どうみゃく【冠状動脈】
心臓壁に冠状に分布する動脈の主幹。大動脈の基部から左右に分岐し、さらに枝分かれして心室・心房の筋肉に血液を送る。冠動脈。
かんじょうどうみゃく‐こうかしょう【冠状動脈硬化症】
冠状動脈の血管がコレステロールの沈着などによって狭くなったり詰まったりしたため心筋に必要な酸素が供給されなくなって...
かんじょうどうみゃく‐しっかん【冠状動脈疾患】
⇒虚血性心疾患
かんじょうどうみゃくしっかん‐しゅうちゅうちりょうしつ【冠状動脈疾患集中治療室】
⇒シー‐シー‐ユー(CCU)
かんじょう‐ななごうせん【環状七号線】
東京都大田区東海から江戸川区臨海町までを結ぶ環状道路。大井埠頭から中野・赤羽・青砥を経て葛西臨海公園に至る。都道3...
感情(かんじょう)に走(はし)・る
理性を失い感情に従って行動する。「すぐにかっとなって—・ることの多い性格」
かんじょう‐の‐し【灌頂の師】
密教伝法灌頂を受けた他の人に灌頂を授ける資格をもつ僧。また、授ける際の正導師。灌頂の阿闍梨(あじゃり)。
かんじょう‐はちごうせん【環状八号線】
東京都区部の西部を半環状にほぼ縦貫する道路。大田区から北区までを結び、東名高速道路・中央自動車道などと接続している...
かんじょう‐び【勘定日】
1 商家や顧客が、掛け代金などの支払いをする日。支払日。 2 雇っている者に給料を支払う日。給料日。 3 株式取引...
かんじょう‐ぶぎょう【勘定奉行】
1 中世、幕府や諸大名の家に置かれた職名。金銭や穀物などの出納をつかさどった。勘定頭(がしら)。 2 江戸幕府の職...
かんじょう‐れっせき【環状列石】
⇒ストーンサークル
かんじょう‐ろん【感情論】
理性によってではなく、感情によってなされる議論。「—に走る」
かんじょう‐ろんり【感情論理】
論理的であるように見えながら、実際は感情によって考えが進められたり判断されたりすること。
感情(かんじょう)を害(がい)・する
不愉快な気分になる。また、いやな思いをさせる。気分を悪くする。「あらぬ疑いをかけられてすっかり—・する」
かんじょ‐きん【緩徐筋】
⇒遅筋線維
かんじ‐より【かんじ縒り】
「かんぜよ(観世縒)り」の音変化。
かん・じる【感じる】
[動ザ上一]「かん(感)ずる」(サ変)の上一段化。「寒さを—・じる」
かん・じる【観じる】
[動ザ上一]「かん(観)ずる」(サ変)の上一段化。「生命のはかなさを—・じる」
かん‐じん【奸人/姦人】
腹黒く悪賢い人物。
かん‐じん【肝心/肝腎】
[名・形動]《肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから》最も重要なこと。また、そのさ...
かん‐じん【官人】
⇒かんにん(官人)1
かん‐じん【閑人】
暇のある人。俗用を離れ、ゆっくりした生活をしている人。ひまじん。「往来の木陰で—たちの盛んに弁じている声が」〈中島...
かん‐じん【勧進】
[名](スル) 1 人々に仏の道を説いて勧め、善導すること。 2 堂塔・仏像などの建立・修理のため、人々に勧めて寄...
かん‐じん【寛仁】
[名・形動]心が広く、情け深いこと。また、そのさま。かんにん。「—な人」
かん‐じん【漢人】
1 漢民族。漢族。 2 中国人。
かん‐じん【韓人】
朝鮮の人。朝鮮人。
かん‐じん【観心】
仏語。観法の一。自己の内心の本性をよく観察すること。天台宗で重んじる。
かんじん‐かなめ【肝心要】
[名・形動]《「肝心」をさらに強めた語》非常に大切なこと。また、そのさま。「—な(の)時にいないなんて」
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】
勧進2のために、または、それを名目に行われる興行。田楽・猿楽・相撲・歌舞伎などがあった。
かんじん‐ずもう【勧進相撲】
勧進2のために、または、それを名目に営利目的で興行する相撲。「—の銀本(かねもと)、奉加帳(ほうがちゃう)の肝入(...
かんじん‐たいど【寛仁大度】
寛大で情け深く、度量の大きいこと。