かい‐き【海気/海黄】
絹織物の一。ふつう縦糸も横糸もともに練り糸を用いた平織。滑らかで光沢がある。近世初期に渡来した中国産で、日本でも甲...
かい‐き【皆既】
「皆既食」の略。
かい‐き【開基】
[名](スル) 1 物事のもとを開くこと。基礎を築くこと。「ビホロ町では、…—六十六周年、町制施行三十周年の祝典が...
かいき【槐記】
江戸時代の随筆。近衛家熙(このえいえひろ)の侍医であった山科道安が、享保9年(1724)から享保20年(1735)...
かい‐き【貝器】
⇒ばいき(貝器)
かいき‐いわい【快気祝(い)】
病気の全快を祝うこと。また、病気が全快したとき、病中に見舞ってくれた人に贈物などして、お礼の気持ちを表すこと。
かい‐きえん【怪気炎】
調子がよすぎて、真実味がないように聞こえる、盛んな意気。「—をあげる」
かい‐きえん【快気炎】
《「怪気炎」をもじっていったもの》さっぱりしていて威勢のいい言動。
かい‐き‐かい【海基会】
⇒海峡交流基金会
かいき‐きどう【回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。1日に地球を数回周り、毎日同一地域の上空を通過する。地球の自転周期の整数分の1の周期で公転...
かいき‐けいすう【回帰係数】
回帰分析において、座標平面上で回帰式で表される直線の傾き。原因となる変数x(説明変数)と結果となる変数y(目的変数...
かいき‐げっしょく【皆既月食/皆既月蝕】
月食で、月全体が地球の本影に入る現象。地球の大気で屈折された太陽光が月に当たるため、赤銅色に淡く見え、全く見えなく...
かいき‐しき【回帰式】
回帰分析において、x、yの観測値の組を点に記した座標平面上で、それらの点の分布を近似的に表す直線の方程式。一次式y...
かいき‐しょうせつ【怪奇小説】
超自然的で怪奇な世界を描く小説。ポー・ビアス・ホフマンを始め、多くの作家によって書かれている。→ゴシック小説
かいき‐しょうほう【開基勝宝】
天平宝字4年(760)鋳造された日本最初の金貨。交換率は、同時に発行された銀貨(太平元宝)の10、銅貨(万年通宝)...
かいき‐しょく【皆既食/皆既蝕】
日食や月食で、太陽や月の全面が隠される現象。⇔部分食。→皆既日食
かいき‐しんせい【回帰新星】
⇒再帰新星
かいき‐せい【回帰性】
動物がもといた生息場所にもどる性質。帰巣性(きそうせい)。
かいき‐せん【回帰線】
地球上の北緯23度26分と南緯23度26分の緯線。それぞれ北回帰線・南回帰線という。太陽は、夏至のときに北回帰線の...
かいき‐ちょくせん【回帰直線】
回帰分析において、回帰式で表される直線。
かいき‐テスト【回帰テスト】
⇒リグレッションテスト
かいき‐にっしょく【皆既日食/皆既日蝕】
日食で、太陽全面が月に隠される現象。太陽が全く見えなくなるのは理論上では7分40秒であるが、実際は2〜4分が多い。...
かい‐きぬ【甲斐絹】
⇒海気(かいき)
かいき‐ねつ【回帰熱】
世界各地、特に熱帯地方に存在する悪性の感染症。病原体はスピロヘータの一種で、シラミやダニが媒介する。高熱・頭痛・嘔...
かいき‐ねん【回帰年】
⇒太陽年
かいきふけいぞく‐の‐げんそく【会期不継続の原則】
国会や地方議会が会期の終了によって閉会となった場合、議決されなかった案件は消滅し、次の会期に継続しないという原則。...
かいき‐ぶんせき【回帰分析】
ある変数が他の変数とどのような相関関係にあるのかを推定する統計学的手法の一。原因となる変数x(説明変数)と、結果と...
かいき‐ほうていしき【回帰方程式】
⇒回帰式
かい‐きゃく【開脚】
1 両足を左右または前後にまっすぐ伸ばして開いた体勢。「—倒立」⇔閉脚(へいきゃく)。 2 スキーで、つま先を外側...
かい‐きゃく【海脚】
海台・島・半島などの、ある大きな地形から付随的に伸びる海底の高まり。
かいきゃく‐とこう【開脚登行】
スキーをV字形に開いて斜面を登る方法。
かいきゃく‐るい【皆脚類】
ウミグモ類の別名。
かい‐きゅう【階級】
1 身分・地位などの上下の段階。軍隊などでの位。「二—特進」 2 同一の政治的、経済的利害やイデオロギーを共有する...
かい‐きゅう【懐旧】
昔のことを、なつかしく思い出すこと。懐古。「—の念」「—談」
かい‐きゅう【海丘】
深海洋底から隆起している海中の地形で、比較的孤立している1000メートル未満の高さのもの。1000メートル以上のも...
かいきゅう‐いしき【階級意識】
ある階級に特有の自己意識やものの考え方。その階級の社会的・経済的立場を反映するものとされる。
かいきゅう‐こっか【階級国家】
国家は支配階級がみずからの利害を実現するために組織した権力機関であるとする、マルクス主義における国家の概念。
かいきゅう‐しゃかい【階級社会】
社会の成員が二つ以上の階級に分かれ、その間に支配と服従、または対立の関係が存在する社会。
かいきゅう‐せいとう【階級政党】
特定階級の立場や利益を代表する政党。ふつう、労働者階級を代表する政党をさす。
かいきゅう‐ち【階級値】
統計資料の分布を度数分布表に示したときの、各階級の中央の値。
かいきゅう‐とうそう【階級闘争】
対立する階級の間で、経済的、政治的、文化的な支配権を獲得するために展開される闘争。マルクス主義では歴史発展の基本的...
かい‐きょ【快挙】
胸のすくような、すばらしい行為。痛快な行動。「前例のない—」
かい‐きょ【海渠】
海岸線にほぼ直角に走る海底の凹地。断層などによって形成され、陸地に食い込んだ深い湾となる。
かい‐きょ【開渠】
1 ふたをしていない水路。⇔暗渠(あんきょ)。 2 鉄道や軌道の下を横切る水路または道路で、横断部分に覆いのないもの。
かい‐きょう【回教】
イスラム教。西域居住の回紇(ウイグル)族を経て中国に伝わったので、この名がある。
かいきょう【回疆】
中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の天山山脈以南の天山南路の地方。東トルキスタン。
かい‐きょう【改鋏】
駅などで係員が乗客の乗車券にはさみを入れること。入鋏(にゅうきょう)。
かい‐きょう【契経】
1 仏語。仏教経典の総称。経。人の心にかない、法の理に合するので契という。 2 ⇒修多羅(しゅたら)2
かい‐きょう【海況】
海の状況。水温・塩分・海流・プランクトンの分布などを総合しての海の状態。
かい‐きょう【海峡】
陸地に挟まれた狭い幅の水路となって、二つの海域をつなぐ海。水道。瀬戸。 [補説]書名別項。→海峡