はぎのつゆ【萩の露】
地歌・箏曲(そうきょく)。川瀬霞紅園作詞、幾山検校作曲。秋の情趣によせて、男に裏切られた女のわびしさをうたったもの...
はぎ‐の‐と【萩の戸】
《障子に萩が描いてあったところから、または前庭に萩の植え込みがあったところからという》清涼殿の一室の名。夜の御殿(...
はぎ‐の‐はな【萩の花/芽子の花】
1 萩に咲く花。 2 「萩の餅(もち)」に同じ。 3 飯をやわらかく炊いて椀(わん)に盛り、小豆粉などを添えて食べ...
はぎのはな‐ずり【萩の花摺り】
萩の花を布地に摺りつけて染めること。また、その布。また、萩の咲いている野原を行って、衣服が萩の花の色に染まることと...
はぎ‐の‐もち【萩の餅】
おはぎのこと。
はぎのやかしゅう【萩之家歌集】
落合直文の歌集。著者没後の明治39年(1906)に刊行。萩之家は落合の号の一つ。
はぎの‐よしゆき【萩野由之】
[1860〜1924]国史・国文学者。佐渡の生まれ。東大教授。和歌文学の近代化を目ざし、和歌改良論を唱えた。著「日...
はぎ‐の‐らん【萩の乱】
明治9年(1876)山口県萩で不平士族が起こした反乱。前原一誠らが神風連の乱・秋月の乱に呼応して挙兵。政府軍に平定...