はご【擌/黐擌】
1 「はが」に同じ。「手足もかなはず、—にかかりし野末の鳥」〈浄・五枚羽子板〉 2 (1にかかった鳥のように)借金...
は‐ご【羽子】
ムクロジの種に穴をあけ、色をつけた鳥の羽を4、5枚さしこんだもの。羽子板でついて遊ぶ。はね。つくばね。「—をつく」...
はご‐いた【羽子板】
羽根突きに使う長方形の板。桐(きり)・杉などを用い、絵を描いたり、押し絵をつけたりする。遊戯用のほか飾り用ともする...
はごいた‐いち【羽子板市】
年末に羽子板を売る市。東京の浅草寺(せんそうじ)のものが有名。《季 冬》
はごいた‐かなもの【羽子板金物】
「羽子板ボルト」に同じ。
はごいた‐ボルト【羽子板ボルト】
一方が板状で他方が棒状になっている鉄製の接続器具。棒状部には螺旋(らせん)が、板状部には穴があって、他のボルトを固...
は‐ごく【破獄】
[名](スル)囚人が牢獄(ろうごく)を破って脱走すること。牢破り。脱獄。 [補説]書名別項。→破獄
はごく【破獄】
吉村昭の小説。主人公の佐久間清太郎は、4度の脱獄を成功させた実在の受刑者、白鳥由栄がモデル。「世界」誌に昭和57年...
はごく・む【育む】
[動マ四]「はぐくむ」に同じ。「万人(まんにん)を—・み助けんためなり」〈沙石集・一〉
は‐ごし【葉越し】
葉と葉の間を通して物が見えたり風が吹いたりすること。
は‐ごたえ【歯応え】
1 物をかんだとき歯に返ってくる感じ。「こりこりと—がある」 2 確かな反応があること。手ごたえ。「—のありそうな男」
はご‐の‐き【羽子の木】
ツクバネの別名。
はごろも
平成2年(1990)1月に打ち上げられた工学実験衛星ひてんに搭載された孫衛星。ひてんとともに月周回軌道に投入。平成...
は‐ごろも【羽衣】
1 天女が着て、自由に空中を飛行するといわれる衣。天(あま)の羽衣。 2 鳥や虫の羽。 3 半翅(はんし)目ハゴロ...
はごろも【羽衣】
謡曲。三番目物。羽衣伝説に取材。漁師白竜(はくりょう)が三保の松原で天人の羽衣を見つけ、これと引き替えに天人の舞を...
はごろも‐ぐさ【羽衣草】
バラ科の多年草。まれに中部地方の高山に生え、高さ約30センチ。全体に毛があり、葉は心臓形で五〜七つに浅く裂けている...
はごろもこくさい‐だいがく【羽衣国際大学】
大阪府堺市にある私立大学。平成14年(2002)に開学した。
はごろも‐そう【羽衣草】
ノコギリソウの別名。
はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】
日本の伝説の一。天下った天女が水浴中に羽衣を男に奪われて天に帰れず、しばらくその妻となって暮らすうちに羽衣を取り返...
はごろも‐の‐まつ【羽衣松】
静岡県静岡市、三保の松原の御穂神社のほとりにある松。謡曲「羽衣」の松と伝える。