はく‐せつ【拍節】
音楽で、いくつかの拍をひとつのまとまりとし、アクセントの規則的反復によって一定の周期に区切られる時間的単位。
はくせつ‐き【拍節器】
メトロノームのこと。
はくせつ‐こう【白雪糕】
粳米(うるちまい)ともち米の粉に白砂糖やハスの実の粉をまぜて作った落雁(らくがん)状の干菓子。砕いて湯に溶かし、母...
はく‐せん【白扇】
模様などのない、白地のままの扇。《季 夏》
はく‐せん【白戦】
1 武器を持たず素手で戦うこと。 2 漢詩を競作するとき、題に縁のある一定の語の使用を禁じて、才を争うこと。
はく‐せん【白銑】
銑鉄で、炭素がセメンタイトの形になって含まれ、破面が白いもの。
はく‐せん【白線】
白い線。白いすじ。
はく‐せん【白癬】
白癬菌などの一群の糸状菌の感染によって起こる皮膚病。頭部白癬(しらくも)・体部白癬(たむし)・頑癬(がんせん)(い...
はく‐せん【搏戦】
[名](スル)「搏闘(はくとう)」に同じ。「敵は馬を駆って遠く退き、—を避ける」〈中島敦・李陵〉
はくせん‐きん【白癬菌】
白癬の原因となる糸状菌の総称。土壌中または皮膚や爪などの角質で繁殖する。
白扇(はくせん)倒(さかしま)に懸(か)かる
《石川丈山の詩「富士山」から》富士山が雪に覆われてそびえている姿の形容。
はく‐ぜん【白髯】
白いほおひげ。
は‐くそ【歯屎/歯糞】
歯にたまる、食べ物のかす。歯垢(しこう)。歯かす。
はく‐そう【博捜】
[名](スル)資料・文献などを広範囲にわたってさがし求めること。
はく‐そう【薄葬】
簡略にした葬儀。日本では、大化の改新に際し薄葬令を発して、墳墓の規模・副葬品などを縮小・簡略化させ、従来の厚葬を改めた。
はくそん‐こう【白村江】
朝鮮半島南西部を流れる錦江の河口にあった地名。現在の群山付近とされる。白江。はくすきのえ。
はくそんこう‐の‐たたかい【白村江の戦い】
天智天皇2年(663)白村江での、日本・百済(くだら)連合軍と唐・新羅(しらぎ)連合軍との戦い。日本は、唐・新羅軍...
はく‐ぞうす【白蔵主/伯蔵主】
狂言「釣狐(つりぎつね)」の登場人物。猟師の殺生をやめさせるため、古狐が猟師の伯父の僧に化けたもの。 狂言面の一。...
はく‐たい【白帯】
1 白い帯。また、白い帯状のすじ。 2 「白帯下(はくたいげ)」の略。
はく‐たい【百代】
長い年月。ひゃくだい。「月日は—の過客(かかく)にして」〈奥の細道〉
はく‐たいげ【白帯下】
⇒帯下(たいげ)
はくた‐おう【白沢王/縛多王】
清涼殿鬼の間の壁に描かれていた人物。古代インド波羅奈国(はらなこく)の王で、鬼を捕らえた剛勇の武将と伝えられる。
はくたか
北陸新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成27年(2015)運行開始。東京・敦賀(つるが)間、または東京・...
はく‐たく【餺飥】
⇒ほうとう(餺飥)
はく‐たく【白沢】
中国の想像上の動物。牛のような体で八つの目があり、人語を解するという。有徳の王の世に現れるとされた。
はく‐たん【白炭】
表面が灰白色を帯びた堅い木炭。石がまの中で高温度で焼いたもの。しろずみ。
はく‐だい【博大】
[名・形動]広く大きいこと。また、そのさま。「—な知識」
はく‐だく【白濁】
[名](スル)白くにごること。「水晶体が—する」
はく‐だつ【剝脱】
[名](スル)表面をおおっている物がはげて落ちること。また、はぎ落とすこと。「金箔が—する」「外壁のタイルを—する」
はく‐だつ【剝奪】
[名](スル)はぎ取ってうばうこと。力ずくで取り上げること。「公民権を—する」
はくだつせい‐ひふえん【剝脱性皮膚炎】
⇒紅皮症
はく‐ち【白地】
1 白い生地(きじ)。しろじ。 2 建造物・立木の立ってない土地。また、法律上の調査・規制などのなされていない土地...
はく‐ち【白痴】
精神遅滞の重度のもの。→精神遅滞 [補説]書名別項。→白痴
はくち【白痴】
《原題、(ロシア)Idiot》ドストエフスキーの長編小説。1868年刊。白痴とよばれるほど純真無垢な魂をもつムイシ...
はく‐ち【白雉】
白色のキジ。
はくち【白雉】
飛鳥(あすか)時代、孝徳天皇の時の年号。650年2月15日〜655年1月?。びゃくち。
はく‐ち【泊地】
船が停泊できる水域。停泊地。
は‐ぐち【刃口】
刀の刃の先の部分。
は‐ぐち【羽口】
1 堤防の斜面。 2 溶鉱炉やキューポラなどの下部に設けられる送風口。
はくちぐん【白痴群】
日本の同人雑誌。昭和4年(1929)4月、中原中也、河上徹太郎、村井康男、大岡昇平らにより創刊。第6号までを刊行し...
はぐち‐しば【羽口芝】
堤防の斜面に保護のために植える芝。
はく‐ちず【白地図】
陸地・島などの輪郭だけを線で表して、あとは白いままにしてある地図。学習や分布図作成などに用いる。白図。しろちず。
はくちのよろこび【白痴の喜び】
《原題Idiot's Delight》シャーウッドの戯曲。1936年初演。クラレンス=ブラウン監督により映画化され...
はくち‐び【白痴美】
表情に乏しく、知性の感じられない美貌。
ハクティビスト
⇒ハックティビスト
ハクティビズム
⇒ハックティビズム
はく‐ちゅう【白昼】
まひる。ひるひなか。日中。白日。「—堂々と行われた犯罪」
はく‐ちゅう【伯仲】
[名](スル) 1 兄と弟。長兄と次兄。 2 力がつりあっていて優劣のつけがたいこと。「実力が—する」「保革—」
はく‐ちゅう‐しゅく‐き【伯仲叔季】
兄弟姉妹の順序をいう語。伯は長男(長女)、仲は次男(次女)、叔は三男(三女)、季は末子。
はく‐ちゅうてつ【白鋳鉄】
破面が白い鋳鉄。炭素やケイ素が少ない場合、セメンタイトという白色のもろい結晶が生じるため、こうよばれる。切削加工が...