はじらい【恥じらい/羞じらい】
恥ずかしがること。「—の色を見せる」
はじら・う【恥じらう/羞じらう】
[動ワ五(ハ四)]恥ずかしがる。はにかむ。「花も—・う風情(ふぜい)」
は‐じらみ【羽虱】
ハジラミ目の昆虫の総称。体長数ミリ、シラミに似るが、口器はかむ型で、鳥類や哺乳類に外部寄生して羽や毛などを食べる。...
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」...
は‐じろ【端城】
「はじょう(端城)」に同じ。
はじ‐ろう【黄櫨蝋】
ハゼノキの実からとった蝋。はぜろう。
はじろ‐がも【羽白鴨】
カモ科ハジロガモ属の鳥の総称。足が体の後方につき、潜水して餌をとる。キンクロハジロ・ホシハジロ・スズガモなど。
恥(はじ)を掻(か)・く
人前で恥ずかしい思いをする。面目を失う。「人の名前を読み違えて—・く」
恥(はじ)を曝(さら)・す
公衆の面前で恥をかく。自分の恥を大勢の人に知られる。「家庭内の—・す」
恥(はじ)を知(し)・る
恥ずべきことを知る。恥であることを自覚する。「—・るは勇(ゆう)に近し」
恥(はじ)を雪(すす)・ぐ
受けた恥をぬぐい消す。名誉を取り戻す。「みずから疑惑を解明し—・ぐ」
恥(はじ)を捨(す)・つ
恥を恥とも思わないで行動する。「面(おも)なきことをば—・つとは言ひける」〈竹取〉
恥(はじ)を見(み)・す
恥をかかせる。恥ずかしい目にあわせる。「ここらの公人(おほやけびと)に見せて—・せむ」〈竹取〉
はす【斜】
ななめ。はすかい。「道を—に横切る」
はす【蓮】
《「はちす」の音変化》ハス科の水生の多年草。根茎は節が多く、晩秋に末端部が肥厚し、蓮根(れんこん)といい、食用。葉...
はす【鰣】
1 コイ科の淡水魚。全長約30センチ。オイカワに似るが、口が「へ」の字形で大きく、小魚や昆虫を捕食。琵琶湖の淀川水...
は・す【馳す】
[動サ下二]「はせる」の文語形。
は・す【破す】
[動サ変] 1 破る。こわす。「不吉祥を—・して吉祥と成しぬ」〈今昔・一・六〉 2 他の説を言い破る。論破する。「...
は‐すい【破水】
[名](スル)胎児や羊水の入っている卵膜が破れ、羊水が排出されること。ふつう分娩に際して起こる。 [補説]書名別項...
はすい【破水】
南木佳士の処女小説。昭和56年(1981)、第53回文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。
はす‐いけ【蓮池】
ハスの生えている池。《季 夏》
はす‐いと【蓮糸】
ハスの繊維で作った糸。俗に、極楽往生の縁を結ぶという。はすのいと。
はす‐いも【蓮芋】
サトイモ科の多年草。全体はサトイモに似て、塊根は小さくて食用にならないが、長い葉柄は食用。暖地で栽培される。しろいも。
は‐すう【羽数】
鳥の数。特に、飼育している鳥の数。「養鶏—」
は‐すう【端数】
ある位に着目したとき、その下の位の数。切りのよい位で切った場合の、余った分。「—を切り上げる」
は‐すう【波数】
波動における単位長さ当たりの波の数。波長の逆数。単位は毎メートル。
はすう‐ベクトル【波数ベクトル】
波の伝播方向(波面の法線方向)を向く、大きさを波数とするベクトル。波動ベクトル。伝播ベクトル。
はす‐かい【斜交い】
ななめ。はす。また、ななめに交わること。「—に横切る」「支柱を—に立てる」
はす‐かけ【斜掛(け)】
《「はすがけ」とも》ななめ。はす。「—に、長い一筋の町を照らす太陽を眺めた時」〈漱石・坑夫〉
ハスカップ
《アイヌ語》主に北海道からシベリア東部にかけて分布する、スイカズラ科の落葉低木。和名はクロミノウグイスカグラ。果実...
ハスキョイ
ブルガリア南部の都市ハスコボの、オスマン帝国時代の旧称。
はすきり‐ばな【蓮切り鼻】
低くて、穴が蓮根(れんこん)の切り口のように上を向いた鼻。「たらい口に—」〈浄・振袖始〉
ハスキー
[形動]声がかすれ、しゃがれているさま。「—な声」
ハスキー‐ボイス
しゃがれ声。かすれ気味で魅力的な声。
はす‐ぎれ【斜切れ】
布を織り目に対して斜めに切ったもの。バイアス。
はす‐ぐち【蓮口】
じょうろの先に取り付ける部品。細かい穴が多数あり、広く均等に水を撒くことができる。ハスの花托(かたく)に似るところ...
ハスケル
プログラミング言語の一。1990年に、関数型言語の標準化を進める研究者などによって開発された。関数型言語の教育や研...
ハスコボ
ブルガリア南部の都市。ロドピ山脈の北麓に位置する。9世紀にブルガリア帝国の要塞が築かれ、14世紀にオスマン帝国領と...
はす‐だ【蓮田】
ハスを栽培する田。れんこん畑。
はすだ【蓮田】
埼玉県中東部の市。宅地化が著しい。ナシの産地。大宮台地にあり、縄文時代の遺跡が多い。人口6.3万(2010)。
はすだ‐し【蓮田市】
⇒蓮田
はすっ‐ぱ【蓮っ葉】
[名・形動]「はすは」の音変化。「—な娘」
ハステロイ
クロム・モリブデン・鉄・コバルトなどを含むニッケル合金の商標名。耐熱性、耐食性が高く、ジェットエンジン・ガスタービ...
はすとかたな【蓮と刀】
橋本治による男性論。副題「どうして男は“男”をこわがるのか?」。昭和57年(1982)刊行。フロイト、ユング、夏目...
斜(はす)に構(かま)・える
「斜(しゃ)に構える」に同じ。
はす‐ね【蓮根】
1 ハスの地下茎。れんこん。はす。 2 小児にできる瘡(かさ)の一種。「少しの—の跡、人の目に掛かる程にはなきに」...
はす‐の‐いと【蓮の糸】
「はすいと」に同じ。「—にて織れる袈裟(けさ)なり」〈発心集〉
はす‐の‐うてな【蓮の台】
仏・菩薩(ぼさつ)の座る蓮の花の台座。また、極楽浄土に往生した者が座るという蓮の花の座。蓮台(れんだい)。はちすの...
はす‐の‐は【蓮の葉】
1 ハスの、ほぼ円形をした葉。はすは。 2 「蓮の葉物」に同じ。「麁相(そさう)な道具を—といふごとく」〈浮・好色貝合〉
はすのは‐あきない【蓮の葉商ひ】
短期間だけ売れる季節季節の品物を商うこと。際物(きわもの)商売。はすはあきない。「桃や柿や梨(あり)の子(み)、こ...