蒔(ま)かぬ種(たね)は生(は)えぬ
何もしないではよい結果は得られないことのたとえ。
ま‐がね【真金】
《古くは「まかね」》鉄。くろがね。「さみだれにとくる—をみがきつつてるひと見ゆるます鏡かな」〈能因集・下〉
マカパ
ブラジル北部、アマパ州の州都。アマゾン川河口部に位置する港湾があり、マンガン、錫(すず)、鉄などの積出港となってい...
まか‐ふしぎ【摩訶不思議】
[名・形動]非常に不思議なこと。また、そのさま。「なんとも—な事件だ」
ま‐かぶら【眶】
目の周囲。また、まぶた。まなかぶら。「色は…青白にて、—くぼく」〈宇治拾遺・一一〉
マカプウ‐みさき【マカプウ岬】
《Makapuu Point》米国ハワイ州、オアフ島東端の岬。高さ約200メートルの断崖で、海を一望できる展望地と...
まか‐まんじゅしゃげ【摩訶曼珠沙華】
天上に咲くという赤い大きな蓮華(れんげ)。
まか‐まんだらげ【摩訶曼陀羅華】
天上に咲くという白い大きな蓮華(れんげ)。
ま‐かみ【真神】
《「まがみ」とも》オオカミの古名。万葉集に「大口の真神の原」(一六三六・三二六八)とあり、地名の「真神原」に「大口...
まかみ‐の‐はら【真神原】
奈良県高市郡明日香村の飛鳥(あすか)寺付近一帯の古称。
まかやき【陵苕】
ノウゼンカズラの古名。〈本草和名〉
マカラカル‐とう【マカラカル島】
《Mecherchar》パラオ南部の島。ロックアイランドとよばれる島々の一つで、隆起サンゴ礁が浸食されてできた。汽...
まかり【罷り】
1 貴人の前や貴所から退くこと。退出。 2 貴人の食膳(しょくぜん)を取り下げること。また、その膳部。おさがり。「...
まかり‐あ・う【罷り逢ふ/罷り合ふ】
[動ハ四]「逢う」「合う」の謙譲語。「—・はむと言ひし人に」〈相模集・詞書〉
まかり‐あか・る【罷り散る】
[動ラ下二]「分散する」「退散する」の意の謙譲語。「いみじうみぞれ降る夜、これかれ—・るる所にて」〈源・帚木〉
まかり‐あ・り【罷り在り】
[動ラ変]「ある」「おる」の意の丁寧語。あります。おります。「お長屋に逗留(とうりう)いたし—・る大坂の住人」〈浄...
まかり‐い・ず【罷り出づ】
[動ダ下二]「い(出)ず」の謙譲語で、上位者の許しを得て出る意が原義。 1 貴所や貴人などの所から引き下がる。退出...
まかり‐い・る【罷り入る】
[動ラ四]「入る」の謙譲語。「はや—・れとのたまふ」〈宇津保・蔵開上〉
マカリオス
(3世)[1913〜1977]キプロスの宗教家・政治家。第二次大戦後キプロスの民族独立運動を指導、1960年独立と...
まかり‐かよ・う【罷り通ふ】
[動ハ四]「行き通う」の意の謙譲語。通ってまいります。「また同じころ、—・ひし所は、人も立ちまさり」〈源・帚木〉
マカリカリパン‐こくりつこうえん【マカリカリパン国立公園】
《Makgadikgadi Pan National Park》⇒マカディカディパン国立公園
まかり‐こ・す【罷り越す】
[動サ五(四)]「越す」(行く、来るの意)の謙譲語。参上する。参る。「仰せによりただ今—・しました」
まかり‐じ【罷り路/罷り道】
死んだ人の通って行く道。死出の道。冥途の道。よみじ。「楽浪(ささなみ)の志賀津(しがつ)の児らが—の川瀬の道を見れ...
まかり‐ちが・う【罷り違う】
[動ワ五(ハ四)]「罷(まか)り間違う」に同じ。「—・えば国会議員になった夢でも見るという時勢に」〈蘆花・思出の記〉
まかり・でる【罷り出る】
[動ダ下一][文]まかり・づ[ダ下二]《「まかりいず」の音変化》 1 「出る」の謙譲語。退出する。「御前を—・でる...
まかり‐とお・る【罷り通る】
[動ラ五(四)] 1 「通る」「通用する」を強めていう語。わがもの顔で通る。堂々と通用する。「あんなことが—・ると...
罷(まか)り成(な)ら◦ぬ
「成らぬ」を強めていう。いけない。断固許さない。「夜間の通行は—◦ぬ」
まかり‐な・る【罷り成る】
[動ラ四]「成る」の謙譲語。ある状態にいたる。「僧法師にも—・り、なき御跡を訪(と)ひ奉らん」〈古活字本平治・下〉
まかり‐のぼ・る【罷り上る/罷り登る】
[動ラ四]「のぼる」の謙譲語。 1 登る。「昨日、山へ—・りにけり」〈源・夕顔〉 2 上京する。「伊勢の斎宮(いつ...
まかり‐まちが・う【罷り間違う】
[動ワ五(ハ四)]「間違う」を強めていう語。ふつう、仮定の形で、万が一間違うと大変なことになるという気持ちでいう。...
まかり‐もうし【罷り申し】
1 大宰府・国司などの地方官が任地に赴任するとき、参内して暇乞(いとまご)いをすること。「古き例(ためし)をたづね...
まかり‐もう・す【罷り申す】
[動サ四]いとまごいをする。「君も…神に—・し給ふ」〈源・須磨〉
まかり‐よ・る【罷り寄る】
[動ラ四]「寄る」の謙譲語。立ち寄る。「見つけ侍りて—・りて侍りしに」〈宇津保・吹上上〉
まか・る【負かる】
[動ラ五(四)]負けることができる。「これ以上は一円も—・らない」
まか・る【罷る】
[動ラ四]《「ま(任)く」に対し、支配者の命によって行動するのが原義》 1 命じられて、都から地方へ行く。「我が背...
マカルー
ヒマラヤ山脈の高峰。標高8463メートル。1955年、フランス隊が初登頂。
マカルスカ
クロアチア南部、アドリア海に面する町。海岸保養地として知られるマカルスカ海岸の中心地。背後に同国第2の標高を誇るビ...
マカレ
インドネシア中部、スラウェシ島中央部のタナトラジャ地方の町。同地方の行政の中心地。プロテスタントの教会とトラジャ人...
マカレナ‐きょうかい【マカレナ教会】
《Basílica de la Macarena》スペイン南西部の都市セビリアにある教会。1949年にネオバロック...
マカレンコ
[1888〜1939]ソ連の教育家・作家。革命後、浮浪児などの再教育の経験から出発し、教育の原理として集団主義教育...
マカロニ
《(イタリア)maccheroniから》イタリアの代表的なパスタ。小麦粉を温湯で固く練り、円筒に入れて突き出し、切...
マカロニ‐ウエスタン
《(和)macaroni+western》イタリア製の西部劇。刺激的な活劇場面を強調して人気を得た。 [補説]英語...
マカロニ‐グラタン
マカロニを用いたグラタン。ふつう、ゆでたマカロニと鶏肉・玉ねぎをいためて味付けし、ホワイトソースであえ、粉チーズを...
マカロフ
[1849〜1904]ロシアの提督。砕氷船イェルマークを設計し北氷洋遠征を行った。日露戦争に際し、太平洋艦隊司令長...
マカロン
⇒マコロン
ま‐かわ【眼皮】
目をおおう皮。まぶた。「—らいたく黒み落ち入りて」〈源・紅葉賀〉
マカワオ
米国ハワイ州、マウイ島内陸部の町。ハレアカラ火山の北西麓に位置する。かつてサトウキビ農園の労働者の居住地として建設...
まかん・ず【罷ん出】
[動ダ下二]《「まかりいず」の音変化》「まかず」に同じ。「急なる事に—・でたれば」〈源・手習〉
ま‐かんむり【麻冠】
「麻垂(まだ)れ」に同じ。
マカートニー
[1737〜1806]英国の政治家・外交官。英国最初の使節として清国に派遣され、1793年乾隆(けんりゅう)帝に謁...