まぶ
[名・形動]《近世語》 1 仕事などがうまくいくこと。また、そのさま。「—な仕事があるゆゑに」〈伎・都鳥廓白浪〉 ...
ま‐ぶ【間夫】
1 情夫。まおとこ。 2 遊女の情夫。「白き手を出だして—を招き」〈仮・東海道名所記・一〉
ま‐ぶ【間府/間分/間歩】
鉱山で、鉱石を取るために掘った穴。坑道。
マブ
《Man and the Biosphere Programme》人間と生物圏計画。ユネスコが担当する環境問題の調...
マブ
天王星の第26衛星。1986年にボイジャー2号に撮影されたが気付かれず、2003年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された...
まぶい
(奄美(あまみ)・沖縄地方で)霊魂のこと。まぶり。
まぶ・い【眩い】
[形]《「まぶ」の形容詞化。近世語》 1 容貌が美しい。「芸が能(い)いときてゐるに、面が—・いといふもんだから」...
まぶいぐみ【魂込め】
目取真俊(まどるましゅん)の短編小説。「小説トリッパー」誌の平成10年(1998)夏号に発表。沖縄での戦争の記憶を...
ま‐ぶか【目深】
[形動][文][ナリ]目が隠れるほど、帽子などを深くかぶるさま。めぶか。「パナマ帽を—にかぶる」
ま‐ぶき【真吹き/間吹き】
日本固有の製銅法の一。炉の中で溶解した銅の鈹(かわ)に、炉の羽口から高圧風を吹き送って不純物の硫黄・鉄分を酸化させ...
まぶ‐ぐるい【間夫狂ひ】
遊女が情夫に夢中になること。「—をせず、心まめに客衆の気をとり」〈浮・禁短気・五〉
ま‐ぶし【蔟/蚕簿】
蚕が繭を作るときの足場にするもの。ボール紙などを井桁(いげた)に組んで区画したものが用いられ、一区画に一つの繭を作...
ま‐ぶし【目伏し】
目つき。まなざし。「この聖も、丈高やかに、—つべたましくて」〈源・柏木〉
ま‐ぶし【射翳】
1 猟師が獲物を射るために、柴(しば)などを折って自分のからだを隠すもの。また、隠す場所。「—差す猟夫(さつを)の...
まぶし・い【眩しい】
[形][文]まぶ・し[シク] 1 光が強すぎて、まともに見にくい。まばゆい。「裸電球が—・い」 2 まともに見るこ...
まぶ・す【塗す】
[動サ五(四)]粉などを全体に付着させる。一面に塗りつける。まぶる。「きな粉を餅(もち)に—・す」 [可能]まぶせる
ま‐ぶた【瞼/目蓋】
《目のふたの意》眼球をおおって開いたり閉じたりする皮膚。眼瞼(がんけん)。まなぶた。まぶち。「—が重くなる」
瞼(まぶた)が重(おも)くな・る
眠くなる。眠気をもよおす。「腹がふくれると—・る」
まぶた‐の‐はは【瞼の母】
記憶に残っている母のおもかげ。 [補説]作品名別項。→瞼の母
まぶたのはは【瞼の母】
長谷川伸の戯曲。幼い頃に生き別れた母を探すやくざの忠太郎の物語。昭和5年(1930)雑誌「騒人」に発表。昭和6年(...
まぶ‐だち
親友をいう俗語。 [補説]「まぶ」は「本当」「真実」の意、「だち」は「ともだち」の略。的屋(てきや)の隠語を不良少...
ま‐ぶち【目縁/眶】
目のふち。また、まぶた。「—をほんのり紅(あから)めて」〈木下尚江・良人の自白〉
まぶちがわ【馬淵川】
渡辺喜恵子の小説。岩手県北部を流れる馬淵川沿いの町を舞台にした、一族四代にわたる年代記。昭和34年(1959)刊行...
ま‐ぶな【真鮒】
ギンブナの別名。また、近畿地方で、ゲンゴロウブナの別名。
まぶに【摩文仁】
沖縄県糸満市の地名。第二次大戦末期の沖縄戦の激戦地。一帯は沖縄戦跡国定公園。
まぶ・る【塗る】
[動ラ五(四)]「まぶす」に同じ。「あるへいの棒に肉桂の粉を—・ったもので」〈中勘助・銀の匙〉 [動ラ下二]「まぶ...
まぶ・る【守る】
[動ラ四]「まぼる」の音変化。「わらはが顔をあいつに—・らせうと思うて」〈虎清狂・鏡男〉
まぶ・れる【塗れる】
[動ラ下一][文]まぶ・る[ラ下二]「まみれる」に同じ。「鰌(どじょう)は乾いた庭の土に—・れて」〈長塚・土〉
マブール‐とう【マブール島】
《Pulau Mabul》マレーシア、ボルネオ島の北東、セレベス海に浮かぶ島。シパダン島の北約15キロメートルに位...