回(まわ)り回(まわ)って
多くのところを次々に回っていって。「幹事役が—自分のところに来た」
まわり‐みち【回り道/回り路】
遠回りして行くこと。遠回りになる道。迂路(うろ)。「—になるが確実な方法」
まわり‐もち【回り持(ち)】
1 順番に受け持つこと。輪番。「議長を—にする」 2 めぐりめぐって自分のものになること。「金は天下の—」
まわ・る【回る/廻る】
[動ラ五(四)] 1 軸を中心にして円を描くように動く。回転する。「車輪が—・る」「地球は—・る」 2 物の周囲に...
回(まわ)れ右(みぎ)
からだを右に回転させて真後ろに向きを変えること。また、それを命じる号令。行動・思想などの方向転換や後退のたとえにもいう。
間(ま)を合(あ)わ・せる
1 その場を適当に処理する。「仮の回答で—・せる」 2 音楽の拍子を合わせる。「頭をふって—・すこそをかし」〈浮・...
間(ま)を置(お)・く
時間的または距離的に、間隔をあける。「—・いて各隊が出発する」
間(ま)を欠(か)・く
役に立たない。用が足りない。「主人へつとめの—・かぬも」〈人・娘節用・三〉
間(ま)を配(くば)・る
間隔をとる。「—・ること等しき故に」〈徒然・二一九〉
間(ま)を持(も)た・す
あいた時間や待っている時間を、何か別のことをして過ごす。「世間話で—・す」
まん【幡】
⇒はん
まん【万〔萬〕】
[音]マン(呉) バン(漢) [訓]よろず [学習漢字]2年 〈マン〉 1 数の名。千の一〇倍。「十万・数万」 2...
まん【満〔滿〕】
[音]マン(呉) [訓]みちる みたす [学習漢字]4年 1 いっぱいになる。みちる。一定の数量や期限に達する。「...
まん【慢】
[常用漢字] [音]マン(呉) 1 心がゆるんで締まりがない。「怠慢」 2 速度や進行がだらだらと遅い。「慢性/緩...
まん【漫】
[常用漢字] [音]マン(呉) [訓]すずろ そぞろ 1 一面に満ちて覆うさま。「漫漫/瀰漫(びまん)・爛漫(らん...
まん【蔓】
[人名用漢字] [音]マン(呉) [訓]つる 1 のびて絡みつく草。つる草。「蔓生」 2 はびこる。「蔓延(まんえ...
まん【瞞】
[音]マン(呉) 事実をおおい隠してだます。「瞞着/欺瞞」
まん【懣】
[音]マン(呉) [訓]もだえる 怒りにみちてもだえる。いきどおる。「憤懣」
まん【間】
《「ま(間)」の音変化》めぐりあわせ。運。「—よくば勝軍の場」〈浮・新色五巻書・一〉
まん【万】
1000の10倍。また、非常に数の多いこと。よろず。
まん【満】
1 みちること。いっぱいになること。 2 その年月をみたしていること。年齢などを数えるとき、実際に経過した年月でい...
まん【幔】
縦にだんだらの筋のある幕。幔幕。
まん【饅】
饅頭(まんじゅう)をいう女房詞。
マン
1 人。男性。「—ウオッチング」「—ツー—」 2 名詞の下に付いて複合語をつくり、それを職業にしている人、それに関...
マン
《metropolitan area network》一つの都市や町程度の広さをカバーするコンピューターネットワー...
マン
(Heinrich 〜)[1871〜1950]ドイツの小説家・批評家。の兄。ナチス時代、フランス・米国亡命、反ファ...
まん【真ん】
[接頭]《接頭語「ま」の下に撥音「ん」の挿入されたもの》名詞・形容詞や形容動詞の語幹に付いて、本当にそうである、完...
マン‐レイ
[1890〜1976]米国の写真家・美術家。ダダイスムの運動に参加。ソラリゼーションなどの写真技法を案出する一方、...
マン‐アワー
1人の作業者が1時間にこなす仕事量を表す単位。作業者数と作業時間の積で計算され、ある作業に必要な工数の見積もりや、...
まん‐いち【万一】
[名]万の中に一つ。めったにないが、ごくまれにあること。まんがいち。「—に備える」 [副]めったにないことが起こる...
万一(まんいち)を頼(たの)・む
わずかの望みにすがる。運をあてにする。「—・んで受験する」
まん‐いわい【間祝(い)/万祝(い)】
「まいわい」の音変化。
まん‐いん【満引】
[名](スル)満を引くこと。酒をなみなみとついだ杯を飲みほすこと。「一と息にグッと—して」〈魯庵・社会百面相〉
まん‐いん【満員】
定員に達すること。また、余地がないほど人がいっぱいにはいっていること。「—の聴衆」「—御礼」
マンインザブラウザー‐こうげき【マンインザブラウザー攻撃】
コンピューターネットワークを通じて攻撃を行う不正アクセスの一種。あらかじめ攻撃対象となるコンピューターにマルウエア...
マンインザミドル‐こうげき【マンインザミドル攻撃】
《man-in-the-middle attack》⇒中間者攻撃
マン‐イーター
人食い。人を食うライオン・トラ・サメなどの動物。
まん‐えつ【満悦】
[名](スル)心が満ち足りてよろこぶこと。「手厚いもてなしに—する」「—至極」
まんえつ‐しごく【満悦至極】
この上なく満ち足りて、喜んでいること。
まんえん【万延】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1860年3月18日〜1861年2月19日。
まん‐えん【蔓延/蔓衍】
[名](スル)つる草がのび広がること。病気や悪習などがいっぱいに広がること。「ペストが—する」
まんえん‐かへいかいちゅう【万延貨幣改鋳】
万延元年(1860)に行われた、江戸幕府による改鋳政策。日米和親条約で部分的に自由化された交易により小判(金貨)が...
まんえんがんねんのフットボール【万延元年のフットボール】
大江健三郎の長編小説。昭和42年(1967)「群像」誌で発表。同年、第3回谷崎潤一郎賞受賞。発表当時の32歳は同賞...
まんえんぼうしとう‐じゅうてんそち【蔓延防止等重点措置】
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、内閣総理大臣が講じる措置の一つ。同じく同法が定める緊急事態宣言より、感...
マン‐オブ‐ザ‐イヤー
ある分野における、その年の最大功労者。最も業績を上げた人。
まん‐かい【満会】
無尽(むじん)や頼母子講(たのもしこう)などの会期が終了すること。
まん‐かい【満開】
[名](スル)花が十分に開くこと。また、すべての花が開くこと。はなざかり。「公園の桜が—になる」
まんかい‐び【満開日】
サクラ(ソメイヨシノ)の標本木で、約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日。→開花日2 →生物季節観測
まん‐かぶ【満株】
株式の申し込みが募集定数に達すること。
まん‐かん【満干】
満潮と干潮。潮のみちひ。干満。