りょう‐けん【猟犬】
狩猟に使役する犬。獲物の場所指示・狩り出し・格闘・回収などに用いる。ポインター・セッター・スパニエル・テリア・レト...
りょうけん‐きこう【量研機構】
「量子科学技術研究開発機構」の略称。
りょうけん‐ざ【猟犬座】
北天の小星座。6月上旬の午後8時ごろ、北斗七星の南に見える。渦巻き銀河M・球状星団がある。学名(ラテン)Canes...
りょうけん‐ずく【料簡尽く】
1 腹を立てず、互いに納得して事を運ぶこと。「声(こわ)高に言はずとも—がよいわいの」〈浄・丹波与作〉 2 考えに...
りょうけん‐ちがい【料簡違い】
見当違い。考え違い。「自分だけがつらいと思うとは—もはなはだしい」
りょうけん‐もの【料簡物】
よくよく考えてみなければならない事柄。
りょう‐げ【令外】
令に規定されていないこと。
りょう‐げ【領解】
仏の教えを聞いて悟ること。
りょう‐げ【霊気】
もののけ。つきもの。「—などいひて、物参らずなむありつるを」〈宇津保・国譲中〉
りょうげ‐さく【両毛作】
同じ耕地に作物を1年に二度栽培すること。稲作のあと、麦などの裏作をすること。りょうもうさく。→片毛作
りょうげ‐ちがい【領解違ひ】
考え違い。誤解。「ちっとした—で物思はせた」〈浄・宵庚申〉
りょう‐げつ【涼月】
1 陰暦7月の異称。 2 涼しく感じさせる月の光。
りょう‐げつ【良月】
1 陰暦10月の異称。 2 澄み渡った美しい月。
りょうげ‐の‐かん【令外の官】
令に定められた以外の官職・官庁。大宝令または養老令の制定後に設置された官で、内大臣・中納言・参議・蔵人所(くろうど...
りょうげん【良源】
[912〜985]平安中期の天台宗の僧。近江(おうみ)の人。諡号、慈慧(じえ)。通称、元三(がんざん)大師・角(つ...
りょう‐げん【燎原】
野原を焼くこと。また、火の燃えひろがった野原。
りょうげん‐の‐ひ【燎原の火】
燃えひろがって野原を焼く火。勢いが盛んで防ぎ止められないもののたとえにいう。
りょう‐こ【両虎】
2匹の虎。互いに優劣をつけがたい二人の勇者や英雄のたとえにいう。
りょう‐こ【良賈】
よい商人。すぐれた商人。
りょう‐こ【竜虎】
⇒りゅうこ(竜虎)
りょう‐こ【陵戸】
律令制下の賤民(せんみん)の一。天皇・皇族の陵墓を守ることを世襲的な任とした。
両虎(りょうこ)相(あい)闘(たたか)えば勢(いきお)い倶(とも)に生(い)きず
《「史記」藺相如伝から》強い者どうしが戦えば、必ず一方が倒れる、または両者ともに倒れるということ。
りょう‐こう【良工】
1 腕のよい職人。「—材を選ばず」 2 すぐれた画家や彫刻家。「絶世の佳人有名の山水など当時誉れを挙し大家現今の—...
りょう‐こう【良好】
[名・形動]よいこと。好ましい状態であること。また、そのさま。「受信状態は—だ」「—な成績」 [派生]りょうこうさ[名]
りょう‐こう【良港】
よい港。船を接岸したり停泊させたりするのにぐあいのよい港。「天然の—」
りょうこう‐どう【両江道】
⇒リャンガンド
りょう‐こく【両国】
《「りょうごく」とも》両方の国。ある物事にかかわる二つの国。「—の首脳」
良賈(りょうこ)は深(ふか)く蔵(ぞう)して虚(むな)しきが如(ごと)し
《「史記」老子伝から》すぐれた商人は品物を奥深くしまっておき、一見すると手持ちがないように見える。賢者は学徳をみだ...
りょう‐ご【了悟】
真理を明らかに悟ること。「知識—に至りては」〈中村訳・西国立志編〉
りょうごく【両国】
東京都墨田区南西部、隅田川東岸の地名。かつては両国橋の東西両岸の地域をいい、名は隅田川が武蔵・下総(しもうさ)両国...
りょう‐ごく【料国】
内裏・寺社の造営など特定の必要資金に充てるための租税を課する国。
りょう‐ごく【領国】
領有している国。
りょうごく‐こくぎかん【両国国技館】
国技館の通称。
りょうごく‐ばし【両国橋】
隅田川下流に架かる橋。墨田区両国と中央区東日本橋とを結ぶ。明暦の大火後の万治2年(1659)の架橋といわれる。江戸...
りょう‐ごし【両腰】
刀と脇差(わきざし)。大小。「—そっと道端の雪かき集めおしかくす」〈浄・伊賀越〉
りょう‐さい【良才】
すぐれた才能。また、それをもつ人。
りょう‐さい【良妻】
よい妻。賢い妻。⇔悪妻。
りょうさい‐けんぼ【良妻賢母】
夫に対してはよい妻であり、子に対しては賢い母であること。
りょうさいしい【聊斎志異】
中国、清代の怪異小説集。16巻、445編。蒲松齢(ほしょうれい)著。1679年ごろ成立。1766年刊。聊斎は作者の...
りょう‐さく【良策】
よい策。よい方法。
りょう‐さく【良作】
できばえのよい作品。よくできた作品。
りょう‐さつ【了察/諒察】
[名](スル)相手の事情や立場などを思いやること。「苦衷を—する」
りょう‐さん【両三】
二つ三つ。二、三。多く漢語の名詞または助数詞の上に付いて用いられる。「—人」「—度」
りょう‐さん【量産】
[名](スル)同一規格の製品を大量につくること。大量生産。マスプロダクション。マスプロ。「小型車を—する」「—態勢...
りょうさん‐こうか【量産効果】
生産量の増加にともなって生産性が向上し、製品一単位あたりの製造原価が低下すること。これにより価格競争力を高めること...
りょうさん‐にち【両三日】
2、3日。2日か3日。りょうさんじつ。「—のうちに完成する」
りょう‐ざい【良材】
1 質のよい木材。また、よい材料。 2 すぐれた人材。「天下に—を求める」
りょう‐ざい【良剤】
よい薬。良薬。
りょうざん‐ぱく【梁山泊】
中国、山東省兗(えん)州の南東、梁山の麓にあった沼沢。天険の地で、宋代、宋江・林沖らがここにたてこもったという故事...
りょう‐し【良士】
《「りょうじ」とも》すぐれた兵士。また、すぐれた人物。「古来賢主が日傭取りの中(うち)より—を挙げ」〈露伴・辻浄瑠璃〉