りゅう‐ぜん【流涎】
《「りゅうせん」とも》食欲を催して、よだれを流すこと。また、うらやましがって物を欲しがること。垂涎(すいぜん)。
りゅうせん‐けい【流線形/流線型】
流れの中に置かれたとき、周りに渦を発生せず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形。一般に細長くて先...
りゅうせん‐じ【滝泉寺】
東京都目黒区にある天台宗の寺。山号は、泰叡山。通称、目黒不動。開創は大同3年(808)、開山は円仁と伝える。寛永元...
りゅうせん‐どう【竜泉洞】
岩手県中東部、下閉伊(しもへい)郡岩泉町にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。地底湖は透明度が高く、名水として知られる。
りゅうせん‐よう【竜泉窯】
中国浙江(せっこう)省竜泉県およびその付近にあった窯。宋〜明代に青磁を産出し、日本では、ほぼ時代順に砧(きぬた)青...
りゅうぜつ‐さい【竜舌菜】
キク科の一年草。アキノノゲシに似て、葉は長楕円形で切れ込みがある、秋、大きな穂を出して黄色い頭状花が密につく。日本...
りゅうぜつ‐らん【竜舌蘭】
1 キジカクシ科の常緑多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、長さ1〜2メートル、剣状で肉が厚く、縁にとげがある。...
りゅう‐ぜん【隆然】
[ト・タル][文][形動タリ]高く隆起しているさま。「其平地が…十七里向うへ行って又—と起き上って」〈漱石・草枕〉
りゅうぜん‐こう【竜涎香】
香料の一。マッコウクジラの腸内からとった松脂(まつやに)状の物質。麝香(じゃこう)に似た芳香がある。りゅうえんこう...
りゅう‐そ【流祖】
その流派をはじめた人。
りゅう‐そう【琉装】
沖縄県に、琉球王朝時代から伝わる伝統衣裳。もとは身分や階級によって色柄模様が区別され、紅型(びんがた)などが用いら...
りゅう‐そうげん【柳宗元】
[773〜819]中国、中唐期の文人。河東(山西省)の人。字(あざな)は子厚。唐宋八家の一人。礼部員外郎となったが...
りゅうそう‐せい【留巣性】
鳥のひなが孵化(ふか)後、巣内にとどまり、親からの給餌・保護を必要とする性質。樹上などに営巣する鳥にみられる。就巣...
りゅう‐そうろ【竜草廬】
[1714〜1792]江戸中期の漢詩人。山城の人。本姓は武田、名は公美。宇野明霞に学び、彦根藩の儒官として仕える。...
りゅう‐そく【流速】
気体や液体の流れの速さ。
りゅうそく‐けい【流速計】
流体の速度を測定する計器・装置の総称。
りゅう‐ぞう【立像】
⇒りつぞう(立像)
りゅう‐ぞう【竜象】
徳の高い僧を竜と象にたとえた語。また、僧を敬っていう語。
りゅうぞうじ‐たかのぶ【竜造寺隆信】
[1529〜1584]戦国時代の武将。肥前の人。幼時に出家し、のち還俗。佐賀城に拠り、少弐・大友・有馬各氏らと戦っ...
りゅう‐ぞく【流俗】
1 世間の風俗、習慣。「是れも世の中の—として遠方から眺めて居れば」〈福沢・福翁自伝〉 2 世俗の人。俗人。また、...
りゅう‐ぞく【流賊】
所を定めず諸地方で悪事をなす盗賊。
りゅう‐たい【流体】
気体と液体との総称。外力に対して容易に形を変える性質をもつもの。流動体。
りゅう‐たい【留滞】
[名](スル)同じ所にとどまること。また、同じ状態のままで進展しないこと。停滞。滞留。「唯毎戸に—して」〈福沢・文...
りゅう‐たい【隆替】
盛んになることと衰えること。栄えたり衰えたりすること。盛衰。
りゅう‐たい【粒体】
比較的、粗い粒の固体が多数集合している状態。→粉体 →粉粒体
りゅう‐だい【竜戴/竜台】
《「りゅうたい」とも》能のかぶり物の一。冠に、皮を竜の形に切り抜いて彩色した立物(たてもの)を立てたもの。竜神の役...
りゅうたい‐クラッチ【流体クラッチ】
⇒流体継手
りゅうたい‐じくうけ【流体軸受(け)】
《fluid dynamic bearing》軸受けに油などの流体を用いた軸受け。コンピューターのハードディスクな...
りゅうたい‐せいりきがく【流体静力学】
容器内あるいは外力・表面張力などにより平衡状態にある気体や液体のつり合いを論ずる流体力学。ハイドロスタティックス。
りゅうたい‐そし【流体素子】
水や空気などの流体そのものの挙動を利用して、流量や方向を制御する装置。弁などの機械的な可動部がないため信頼性が高い...
りゅうたい‐つぎて【流体継(ぎ)手】
水・油などの流体を介して動力を伝達する装置。駆動軸に直結するポンプ羽根車を回すと、流体が循環運動をして向かい合う従...
りゅうたいどうあつ‐じくうけ【流体動圧軸受(け)】
《fluid dynamic bearing》⇒流体軸受け
りゅうたい‐どうりきがく【流体動力学】
流体の運動および流体中にある物体にはたらく力などを論ずる流体力学。ハイドロダイナミックス。
りゅうたい‐まさつ【流体摩擦】
粘性をもつ流体が物質表面に及ぼす摩擦。
りゅうたい‐りきがく【流体力学】
流体の静止状態や運動状態での性質、また流体中での物体の運動などを研究する力学の一分野。航空力学・電磁流体力学なども...
りゅうたい‐レンズ【流体レンズ】
⇒液体レンズ
りゅう‐たく【流謫】
⇒るたく(流謫)
りゅうたつ【隆達】
⇒高三隆達(たかさぶりゅうたつ)
りゅうたつ‐ぶし【隆達節】
近世初期の歌謡。文禄・慶長(1592〜1615)ごろ、堺の高三隆達(たかさぶりゅうたつ)が創始、扇拍子や一節切(ひ...
りゅう‐たん【竜胆】
1 リンドウの根および根茎。漢方で健胃薬などに用いる。 2 「りんどう(竜胆)」に同じ。「山吹の打ちたる黄なる表著...
りゅう‐だい【琉大】
「琉球大学」の略称。
りゅう‐だい【竜大】
「竜谷大学」の略称。
りゅう‐だん【流弾】
ながれだま。それだま。
りゅう‐だん【榴弾】
比較的薄肉の外殻の中に大量の炸薬(さくやく)を充塡(じゅうてん)した破壊力の強い砲弾。
りゅうだん‐ほう【榴弾砲】
曲射砲の一。カノン砲に比べて初速が遅く、榴弾を湾曲した弾道で発射して遮蔽(しゃへい)物を越えた目標を砲撃できる。
りゅう‐ち【留置】
[名](スル)人や物を一定の支配のもとにとどめておくこと。特に、刑事手続きで、人を一定の場所に拘束すること。「容疑...
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智...
りゅう‐ちき【劉知幾】
[661〜721]中国、唐の歴史学者。彭城(江蘇省)の人。字(あざな)は子玄。「史通」を著して史学批評・史学理論を...
りゅうち‐けん【留置権】
他人の物を占有している者が、その物に関して生じた債権の弁済を受けるまで、その物を留置することのできる権利。例えば、...
りゅうち‐しせつ【留置施設】
都道府県警察本部や警察署に設置され、刑事事件の被疑者・被告人を収容するために使用される施設。→代用刑事施設 →拘置...