かく‐り【客裡/客裏】
1 まだ一寺の住職にならず、寺から寺へと修行して回る僧。行脚(あんぎゃ)僧。 2 旅行中であること。〈日葡〉
かく‐り【隔離】
[名](スル) 1 へだたること。へだて離すこと。「小さい私と広い世の中とを—している此硝子戸(ガラスど)の中へ、...
かく‐りき【脚力】
飛脚のこと。きゃくりき。きゃくりょく。「西の国より—にて上りける男ありけり」〈今昔・二七・三六〉
かくりじ‐ふくすいき【隔離時復水器】
⇒非常用復水器
かくり‐せつ【隔離説】
生物の種の分化の原因は地理的な隔離にあるとする学説。19世紀にM=ワグナーらが主張。
かく‐りつ【格率/格律】
1 世間で広く認められている行為の基準。また、それを簡潔に表した言葉。格言。金言。処世訓。 2 《(ドイツ)Max...
かく‐りつ【確立】
[名](スル)制度・組織・計画・思想などを、しっかりと打ち立てること。また、しっかりと定めること。「信頼関係を—す...
かく‐りつ【確率】
《probability》ある事象の起こる可能性の度合い。公算。蓋然率(がいぜんりつ)。「—が高い」
かくりつ‐かてい【確率過程】
時間の経過とともにランダムに変化する事象を、確率変数を用いて数学的に記述したもの。ブラウン運動を数学的にモデル化し...
かくりつ‐ごさ【確率誤差】
ある測定値と平均値との誤差が、一定数より大きくなる確率と小さくなる確率とが等しくなる値。
かくりつ‐し【確率紙】
縦軸に関数尺を、横軸に目盛りを入れた方眼紙。累積度数分布の検討に用い、直線に近い形が描かれれば、だいたい正規分布である。
かくりつてき‐アルゴリズム【確率的アルゴリズム】
コンピューターのプログラミングにおいて、ある種の問題に対し、一部に乱数を取り入れることで、平均的に少ない手順で最適...
かくりつてき‐えいきょう【確率的影響】
放射線被曝が人体に及ぼす影響を分類する概念の一。放射線によって細胞内のDNAの一部が損傷し、がんや白血病などが発生...
かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】
事象Aまたは事象Bが起こる確率P(A∪B)は、Aが起こる確率P(A)とBが起こる確率P(B)の和から、AとBがとも...
かくりつ‐の‐じょうほうていり【確率の乗法定理】
事象Aが起こり、続いて事象Bが起こる確率Pは、Aが起こる確率と、Aが起こったという条件のもとでBが起こる確率の積で...
かくりつ‐の‐せきのほうそく【確率の積の法則】
⇒確率の乗法定理
かくりつ‐の‐わのほうそく【確率の和の法則】
⇒確率の加法定理
かくりつ‐びぶんほうていしき【確率微分方程式】
時間の経過とともにランダムに変動する量(確率過程)を扱う微分方程式。ブラウン運動における粒子の運動の記述、金融工学...
かくりつ‐ぶんぷ【確率分布】
確率変数のとる値に対し、その値をとる確率の分布状態。
かくりつ‐へんすう【確率変数】
試行ごとにある確率をもって定まる量。二つのさいころを振る試行で出た目の和のような量。
かくりつ‐よほう【確率予報】
予想した天気の状態がどのくらいの確率で現れるかの予報。現在は、降水確率予報が行われている。
かくりつ‐ろん【確率論】
偶然事象に関して、その起こる確率の理論と応用を研究する数学の一部門。公算論。
かくりつろんてき‐あんぜんせいひょうか【確率論的安全性評価】
施設やシステムにおいて発生する可能性のある事故を網羅的に抽出し、その発生頻度や影響の大きさを定量的に評価することで...
かくりつろんてき‐リスクひょうか【確率論的リスク評価】
施設やシステムにおいて発生する可能性のある事故を網羅的に抽出し、その発生頻度や影響の大きさを定量的に評価することで...
かくりつろんのかいせきりろん【確率論の解析理論】
《原題、(フランス)Théorie analytique des probabilités》フランスの数学者・天文...
かくり‐びょうしゃ【隔離病舎】
伝染病予防法の規定により、感染症患者を収容するために、他の病舎から離して治療していた病舎。隔離病棟。 [補説]平成...
かくり‐ぶんぷ【隔離分布】
生物学で、ある種が離れた場所に不連続に分布していること。かつては広域に分布していたが、気候や海水面の変動などによっ...
かくり‐まい【隔離米】
福島第一原発事故の影響で出荷できなくなった、平成23年産の福島県産の米。約1万7000トンが市場に流通する米から隔...
かくりゅう‐りきさぶろう【鶴竜力三郎】
[1985〜 ]力士。第71代横綱。モンゴル出身。本名、マンガラジャラブ=アナンダ。平成26年(2014)横綱に昇...
かく‐りょ【客旅】
1 たび。「北越の—に追分の曲を聞いて泣きぬ」〈蘆花・自然と人生〉 2 たびびと。
かく‐りょう【閣僚】
内閣を構成する各大臣。
かく‐りょう【廓寥】
[ト・タル][文][形動タリ]ひろびろとして寂しいさま。また、もの寂しいさま。「—とした深夜の気配が」〈梶井・冬の蠅〉
かくりょう‐いいんかい【閣僚委員会】
重要な政策課題について、閣議に諮る前に、首相を含む関係閣僚が協議し、総合調整を行う場。「地球温暖化問題に関する閣僚...
かくりょう‐せっしょう【閣僚折衝】
⇒大臣折衝
かく‐りょく【角力】
1 力を比べること。 2 相撲。
かく‐りょく【核力】
原子核内で、陽子と中性子を固く結びつけている力。陽子と中性子が接近した時に働き、中間子によって媒介される。
かくり‐よ【隠り世】
死者が行く世。あの世。「墓地は現(うつつ)の露の原、また、—の苔の土」〈白秋・墓地〉
かく‐りん【獲麟】
《麟は麒麟(きりん)。孔子が、その著「春秋」の「西に狩りして麟を獲たり」の句で筆を絶って死んだところから》 1 絶...
かく‐りん【鶴林】
《釈迦入滅を悲しんだ沙羅双樹(さらそうじゅ)が枯れて鶴のように白くなったという伝説から》沙羅双樹の林。転じて、釈迦...
かくりんぎょくろ【鶴林玉露】
中国の随筆集。南宋の羅大経(らたいけい)著。1248〜52年成立。天・地・人の3部からなり、詩や文学の批評を中心に...
かくりん‐じ【鶴林寺】
兵庫県加古川市にある天台宗の寺。山号は刀田山(とたさん)。秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の命で建立したと伝えら...
かくりん‐じ【覚林寺】
⇒ヤックラム寺