せっ‐し【切枝/截枝】
樹木の枝を切りとり、切り口に新しい枝を発芽させること。
せっ‐し【切歯】
[名](スル) 1 歯をくいしばること。歯ぎしりすること。はがみ。 2 きわめて無念に思うこと。「生首(いきくび)...
せっ‐し【設施】
[名](スル)こしらえ設けること。また、そのもの。施設。「工部郵便電信鉄道灯台を—し」〈津田真道・明六雑誌一一〉
せっ‐し【摂氏】
⇒セ氏温度
せっ‐し【節士】
節義を守る人。節操の堅い人。
せっ‐し【鑷子】
ピンセットのこと。
せっ‐し【窃視】
見ることが許されていないものを、ひそかにのぞき見ること。
せっ‐し【拙子】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう。拙者。「何とか—も住職いたしながら」〈洒・隣壁夜話〉
せっし‐おんど【摂氏温度】
⇒セ氏温度
せっし‐しょう【窃視症】
裸体などののぞき見によって性的快感を得るもの。窃視障害。瞠視(どうし)症。スコポフィリー。
せっし‐しょうがい【窃視障害】
⇒窃視症
せっ‐しつ【雪質】
雪の性質。ゆきしつ。
せっ‐しゃ【接写】
[名](スル)被写体にレンズを近づけて写すこと。また、その写真。近接撮影。マクロ撮影。「花を—する」
せっ‐しゃ【摂社】
本社に付属し、その祭神と縁故の深い神を祭った神社。本社と末社との間に位し、本社の境内にあるものを境内摂社、境外にあ...
せっ‐しゃ【拙者】
[代]一人称の人代名詞。武士が多く用い、本来は自分をへりくだっていう語であるが、尊大な態度で用いることもある。「—...
せっしゃ‐コンバーター【接写コンバーター】
⇒接写リング
せっしゃ‐ばいりつ【接写倍率】
接写するときの撮影倍率。小さな花や昆虫などを大きく撮影する場合の指標となる。接写に向くマクロレンズの中には最大撮影...
せっしゃ‐リング【接写リング】
カメラ本体とレンズの間に装着し、最短撮影距離を短くして撮影倍率を上げるための器具。円筒状で、内部にレンズなどの光学...
せっし‐やくわん【切歯扼腕】
[名](スル)《「史記」張儀伝にある言葉から》怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締め...
せっ‐しゅ【拙守】
スポーツ競技で、まずい守備。⇔好守。
せっ‐しゅ【窃取】
[名](スル)そっと盗み取ること。「店の金を—する」
せっ‐しゅ【接種】
[名](スル)ウイルス・細菌・ワクチンなどを人体や動物の体内に移植すること。「予防—」
せっ‐しゅ【摂取】
[名](スル) 1 取り入れて自分のものにすること。また、栄養物などを体内に取り入れること。「新知識を—する」「ビ...
せっ‐しゅ【節酒】
[名](スル)酒を控えめにすること。飲む酒の量を減らすこと。「健康のために—する」
せっ‐しゅう【接収】
[名](スル)国などの権力機関が、個人の所有物を強制的に取り上げること。「占領軍が土地を—する」
せっしゅう【雪舟】
[1420〜1506]室町後期の画僧。備中の人。諱(いみな)は等楊(とうよう)。京都の相国寺に入り、画技を周文に学...
せっ‐しゅう【摂州】
摂津(せっつ)国の異称。
せっしゅうがっぽうがつじ【摂州合邦辻】
浄瑠璃。時代物。二段。菅専助(すがせんすけ)・若竹笛躬(わかたけふえみ)作。安永2年(1773)大坂北堀江座初演。...
せっしゅ‐こん【接種痕】
予防接種を受けたことを示すあと。
せっしゅすいしょう‐ちいき【接種推奨地域】
破傷風や黄熱などの感染症があり、渡航前に予防接種を受けることが推奨される国・地域。また、口蹄疫(こうていえき)やC...
せっしゅ‐ふしゃ【摂取不捨】
仏語。阿弥陀仏がその光明の中に念仏の衆生(しゅじょう)を救いとって捨てないこと。阿弥陀仏の救済をいう。
せっしゅ‐ほう【接種法】
ワクチンなどを体内に移植する方法。表皮接種・経口接種などがある。
せっ‐しょ【切所/節所/殺所】
山道などの、通行困難な所。難所。「鎖渡(くさりわた)しと云う難所がある。山国谿第一の—で」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
せっ‐しょう【折衝】
[名](スル)《敵の攻撃をくじき防ぐ意から》利害関係が一致しない相手と問題を解決するために、かけひきをすること。ま...
せっ‐しょう【窃笑】
[名](スル)ひそかに笑うこと。「貫一は吃々(きつきつ)として—せり」〈紅葉・金色夜叉〉
せっ‐しょう【殺生】
[名・形動](スル) 1 生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。「無益な—」「みだりに—してはいけな...
せっ‐しょう【接踵】
《踵(くびす)を接する意から》 1 人々が絶え間なく往来すること。 2 物事が引き続いて起こること。
せっ‐しょう【摂政】
1 君主に代わって政治を執り行うこと。また、その人。 2 昔、天皇が幼少または女帝などのとき、代わって政治を行うこ...
せっしょう‐かい【殺生戒】
仏語。五戒・八戒・十戒の一。生き物を殺すこと、特に人を殺すことを禁じる戒律。
せっしょう‐かんぱく【殺生関白】
豊臣秀次の異称。秀吉の養子で関白を継いだが、粗暴な行動が多かったことから「摂政関白」をもじっていう。
せっしょう‐きんだん【殺生禁断】
生き物を殺すのを禁じること。特に、仏教の慈悲の精神から鳥獣の狩猟や殺生を禁じること。「—の地」
せっしょう‐せき【殺生石】
栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前(たまものまえ)は妖狐の化身で、殺されて石になったという。...
せっしょうせき【殺生石】
謡曲。五番目物。玉藻前(たまものまえ)が狐の本性を現して討たれ、執心をもったまま殺生石に変じて人に災いを及ぼすが、...
せっしょう‐ふ【折衝府】
中国唐代、各地に置かれた軍府。府兵制度の基礎をなすもので、全国六百余か所に設置、府兵の徴集・訓練・動員などをつかさ...
せっ‐しょく【接触】
[名](スル) 1 近づいて触れること。触れ合うこと。「手と手が—する」「—事故」 2 他の人と交渉をもつこと。「...
せっ‐しょく【設色】
[名](スル)いろどること。彩色すること。また、そのいろどり。「山水人物悉く金銀泥を用いて—するに」〈子規・墨汁一滴〉
せっ‐しょく【摂食】
食物をとること。主に飼育している動物についていう。「—行動」「—異常」
せっ‐しょく【節食】
[名](スル)食事の量を適度に減らすこと。「美容のため—する」
せっ‐しょく【接食/接蝕】
月が恒星や惑星を隠す掩蔽の際、月の北端や南端の縁をかすめるように進む現象。恒星の明滅を詳細に観測することにより、月...
せっ‐しょく【窃触】
こっそりと触ること。