ふ‐しん【不信】
1 信じないこと。信用できないこと。「—の念を抱く」「政治—」 2 誠実でないこと。偽りの多いこと。不実。「—行為...
ふ‐しん【不振】
[名・形動]勢い・成績・業績などがふるわないこと。盛んでないこと。また、そのさま。「—な経営を立て直す」「食欲—」
ふ‐しん【不審】
[名・形動](スル) 1 疑わしく思うこと。疑わしく思えること。また、そのさま。「証言に—な点が多い」「お吉の居ぬ...
ふ‐しん【負薪】
たきぎを背負うこと。力仕事をすること。
ふ‐しん【浮心】
液体の表面に浮かぶ固体に働く浮力の中心。
ふ‐しん【普請】
[名](スル)《「しん(請)」は唐音》 1 家を建築したり修理したりすること。建築工事。また、道・橋・水路・堤防な...
ふ‐しん【腐心】
[名](スル)ある事を成し遂げようと心をくだくこと。苦心。「会社の再建に—する」
ふしん‐あん【不審庵】
1 京都市上京区の表千家の家元邸内にある茶室。千少庵(せんのしょうあん)が利休の三畳台目(だいめ)を復興したのが始...
ふしん‐かた【普請方】
江戸幕府の職名。普請奉行支配下にある下奉行の指揮に従い、工事作業の現場に臨んだ。
ふしん‐かん【不信感】
信じていない思い。信用できないという気持ち。「政治に対する—」「—がつのる」
ふしん‐がみ【不審紙】
書物の中の不審な所に、しるしとしてつける紙。付け紙。付箋(ふせん)。
ふしん‐し【不審死】
[名](スル)死亡の状況が異常または不詳、あるいは死因が不明または特定できない死。
ふ‐しんじん【不信心】
[名・形動]《「ぶしんじん」とも》神仏を信じないこと。信仰心のないこと。また、そのさま。「日ごろの—がたたる」「—な人」
ふしん‐じんもん【不審尋問】
警察官が挙動の疑わしい者に対して行う職務質問の旧称。
ふ‐しんせつ【不親切】
[名・形動]親切でないこと。また、そのさま。「—な説明」 [派生]ふしんせつさ[名]
ふ‐しんにん【不信任】
信任しないこと。また、信任されないこと。
ふしんにん‐あん【不信任案】
1 信任することができない旨を議決する案。一般に、議院内閣制のもとで議会が内閣あるいは個々の国務大臣に対して行うも...
ふしんにん‐けつぎ【不信任決議】
1 議会において不信任案を審議し決議すること。首長など、特定の地位にある者について信任できない旨の意思表示をした議...
ふしん‐の‐うれい【負薪の憂い】
《「礼記」曲礼下から》自分の病気を謙遜していう言葉。たきぎを背負った疲れが出て病むの意からとも、病気でたきぎを負う...
負薪(ふしん)の資(し)
《「後漢書」袁紹伝から》いやしい生まれつき。劣った資質。
ふしん‐ばん【不寝番】
一晩中、寝ないで番をすること。また、その人。寝ずの番。「—で詰める」
ふ‐しんぱん【付審判】
公務員の職権濫用罪などについて告訴・告発をした者が、検察官の不起訴処分に不服があるときに、事件を地方裁判所の審判に...
ふしん‐び【不審火】
放火の疑いがある、原因不明の火事。ふしんか。
ふしん‐ぶぎょう【普請奉行】
武家の職名。室町幕府では御所・城壁・堤防など、江戸幕府では、老中の下で土木工事・武家屋敷の管理などにあたった。
ふしん‐やく【普請役】
江戸時代、城郭・河川・道路・橋などの修築の際に、大名・諸士・農民などに賦課された夫役(ぶやく)。
ふ‐しんりゃく【不侵略】
侵略しないこと。
ふしんりゃく‐じょうやく【不侵略条約】
2国間あるいは多数国間で、相互に領土権を尊重し、侵略行為を行わないことを約する条約。不可侵条約。
不審(ふしん)を抱(いだ)・く
疑いの念を抱く。「挙動に—・く」
不審(ふしん)を打(う)・つ
疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこ...
不審(ふしん)を立(た)・てる
「不審を打つ」に同じ。「良人の—・つれば、何うも心悪う御座んすからとて」〈一葉・われから〉