《「」と同語源》のど・気管粘膜刺激されたとき、反射的に呼吸を止め、短く強く吐き出す息。また、その音。しわぶき。 冬》「—をする母を見あげてゐる子かな/汀女

[名]
  1. 座る場所。また、きめられた座り場所。「—に着く」「—をきめる」

  1. 地位身分。「重役の—をねらう」

  1. 集まりなどの行われる場所。「酒の—」「話し合いの—を設ける」

  1. 寄席 (よせ) 。席亭

    1. 「主に講釈ばかり掛かる広小路の—へは」〈鴎外

  1. 草や竹を編んでつくる敷物。むしろ。ござ。

    1. 「ささへに—を付けて」〈浮・近代艶隠者〉

[接尾]助数詞。順位を表すのに用いる。「第一—」

当然果たすべきつとめ。責任。せめ。「会長の—を果たす」

動詞「塞 (せ) く」の連用形から》水を取るため、また、水深流量調節のため、川の途中や流出口などに設けて流水をせき止める構造物。

《「」と同語源》

  1. 関所」に同じ。「箱根の—」

  1. 物事をさえぎりとどめるもの。へだて。しきり。

    1. 「人目の—を離れし場所にて」〈魯庵社会百面相

  1. 相撲取りの最上位の者。関取。→ぜき(関)

  1. 射芸で、最終の射手。

  1. 囲碁で攻め合いになった場合、先に石を打ったほうが打ち上げられる局面。ともに「活 (い) き」だが「地 (じ) 」にはならない。

岐阜県中部の市。鎌倉時代から始まる刀鍛冶 (かたなかじ) で知られ、関の孫六などの名匠が出た。刃物や洋食器を生産。平成17年(2005)2月に洞戸 (ほらど) 村、板取村、武芸川 (むげがわ) 町、武儀 (むぎ) 町、上之保 (かみのほ) 村を編入し、V字型の市域となった。人口9.1万(2010)。
東海道五十三次宿場の一。現在の三重県亀山市の地名
  1. 積むこと。積もること。また、積んだもの。

    1. 「お庄は空罎の—の前に立って」〈秋声・足迹〉

  1. 大きさ。広さ。余裕

    1. 「ただ一寸の—もない程詰んでいる」〈漱石・永日小品〉

  1. 二つ以上の数や式を掛け合わせて得られる数や式。乗積。⇔

  1. 戸籍。「結婚して—を入れる」

  1. 学校団体一員として名を連ねていること。また、その資格。「大学に—を置く」

  1. 中国戯曲の一段・一幕。俳優一同が下場することによって区切る。→齣 (こま) 

  1. 江戸時代の小説戯曲の区切り・段落。節。章。せつ。

[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりとして静かなさま。「—として声なし」
[接尾]助数詞。
  1. 腕時計などの軸受けにする宝石を数えるのに用いる。「二七—の時計

  1. 電気製品でトランジスターダイオードなどを数えるのに用いる。

[接尾]助数詞。
  1. 比較的大きい船を数えるのに用いる。「駆逐艦二—」

  1. 屏風など対 (つい) になっているものの片方を数えるのに用いる。「六曲一—」

  1. 魚・鳥・矢などを数えるのに用いる。

    1. 「箭二—を着て」〈続紀

しゃ

出典:gooニュース

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