いき‐つ・く【行(き)着く】
[動カ五(四)]⇒ゆきつく
いき‐つけ【行(き)付け】
⇒ゆきつけ
いきつしま‐こくていこうえん【壱岐対馬国定公園】
長崎県、壱岐・対馬の海岸を中心とする国定公園。海食崖(かいしょくがい)や古墳・史跡に富む。
行(ゆ)きつ戻(もど)りつ
同じ所を何回も行ったり戻ったりするさま。「—して待つ」「思考が—する」
いき‐づえ【息杖】
駕籠(かご)かきや重い物を担ぐ人が、ひと休みするときに荷物を支えたり、からだのバランスをとったりするために使う長い杖。
いき‐づかい【息遣い】
呼吸のようす。また、呼吸の調子・しかた。「—が荒い」
いきづか・し【息衝かし】
[形シク]《動詞「いきづく」の形容詞化》ため息が出そうである。嘆かわしい。「波の上ゆ見ゆる小島の雲隠りあな—・し相...
いき‐づき【息衝き】
1 呼吸。 2 感情の高まりなどから大きく息をすること。ため息。「父の介は泣くにもえ泣かず、ただ—をし入りたらんや...
いき‐づ・く【息衝く】
[動カ五(四)] 1 息をする。生きている。「大都会の片隅でひっそりと—・く」「現代に—・く古典」 2 ため息をつ...
いき‐づくり【生き作り/活き作り】
⇒生け作り
いき‐づくり【粋作り】
化粧や着物の着付けなどが、あかぬけていること。主に水商売の女性にいう。
いき‐づな【息綱】
海女(あま)が潜水するとき、舟との連絡用に腰に結んでおく綱。腰綱。命綱。
いきづまったおとこ【行きづまった男】
《原題、(イタリア)Un uomo finito》イタリアの小説家・批評家、パピーニによる自伝的小説。別邦題は「終...
いき‐づまり【行(き)詰(ま)り】
⇒ゆきづまり
いき‐づま・る【行(き)詰(ま)る】
[動ラ五(四)]⇒ゆきづまる
いき‐づま・る【息詰(ま)る】
[動ラ五(四)]緊張で呼吸が苦しくなる。「—・るような一瞬」
生(い)きていくか死(し)ぬかそれが問題(もんだい)だ
《To be, or not to be: that is the question.》シェークスピアの悲劇「ハム...
いきていくわたし【生きて行く私】
宇野千代による自伝。昭和57年(1982)、「毎日新聞」に連載。昭和58年(1982)、単行本を刊行。恋多き女性と...
いきていてよかった【生きていてよかった】
亀井文夫監督によるドキュメンタリー映画の題名。昭和31年(1956)公開。広島と長崎の原爆被害者たちの姿を追う。
いきているかこ【生きている過去】
《原題、(フランス)Le Passé vivant》レニエの小説。没落貴族の青年ジャンは、曽祖父(そうそふ)の果た...
いきている‐かせき【生きている化石】
⇒生きた化石1
いきているへいたい【生きてゐる兵隊】
石川達三の長編小説。昭和13年(1938)、雑誌「中央公論」に発表。従軍記者として中国に赴いた際の経験に基づく作品...
いきているユダ【生きているユダ】
尾崎秀樹による実名小説。昭和34年(1959)刊。著者の兄である尾崎秀実が検挙・処刑されるに至ったゾルゲ事件を描く。
意気(いき)天(てん)を衝(つ)・く
意気込みが非常に盛んである。
いき‐とうごう【意気投合】
[名](スル)互いの気持ちがぴったりと合うこと。「初対面で—する」
いきとうちししょう‐ざい【遺棄等致死傷罪】
遺棄罪・保護責任者遺棄等罪にあたる行為により、人を死傷させる罪。刑法第219条が禁じ、通常の傷害罪などより重い刑が...
いきとし‐いける‐もの【生きとし生けるもの】
[連語]《「と」「し」は強めの助詞》この世に生きているすべてのもの。あらゆる生物。→生(い)ける
イキトス
ペルー北部、アマゾン川上流、河口から約3200キロメートルに位置する河港都市。ロレート県の県都。19世紀末から20...
いき‐とど・く【行(き)届く】
[動カ五(四)]⇒ゆきとどく
いき‐どう【生き胴】
1 新刀の試し斬りにする、生きた人間の胴。また、その試し斬り。 2 近世、諸藩で行われた死刑の一。土を盛った土壇場...
いきどう・し【息だうし】
[形シク]《「いきだわし」の音変化》息苦しい。「しばらくもたれて居給ひけるが、—・しくやありなん」〈父の終焉日記〉
いきどおり【憤り】
いきどおること。立腹。憤慨。「—を覚える」
いきどお・る【憤る】
[動ラ五(四)] 1 激しく腹を立てる。憤慨する。「無策な行政を—・る」 2 気持ちがすっきりしないで苦しむ。「—...
いきどおろし・い【憤ろしい】
[形][文]いきどほろ・し[シク]《動詞「いきどおる」の形容詞化》 1 憤りを覚えるさま。腹立たしい。「この何者か...
いき‐どころ【行き所】
⇒ゆきどころ
いき‐どまり【行(き)止(ま)り】
⇒ゆきどまり
いき‐どま・る【行(き)止(ま)る】
[動ラ五(四)]⇒ゆきどまる
いき‐ない【域内】
一定の区域のなか。範囲のうち。「ECの—貿易」⇔域外。
いきない‐ほぜん【域内保全】
⇒生息域内保全
いき‐ながら・える【生(き)長らえる】
[動ア下一][文]いきながら・ふ[ハ下二]この世に長く生き続ける。また、生き延びる。「—・えて孫の成人を見届けたい」
いき‐なり【行(き)成り】
[名・形動]事の成り行きに任せ、十分に考えないで行動すること。また、そのさま。行き当たりばったり。ゆきなり。「その...
いきなり‐さんぼう【行き成り三宝】
[名・形動]「いきなり」を強めた言い方。「さあ是からは—お先真っ暗、常闇(とこやみ)の国」〈洒・塩屋之松〉
いきなり‐だんご【いきなり団子】
輪切りにしたサツマイモと小豆餡(あん)を小麦粉の皮で包み、蒸したもの。熊本県の郷土菓子。 [補説]名称は、熊本地方...
意気(いき)に燃(も)・える
あることをしようとする意気込みが盛んである。「政治改革の—・える」
いき‐にょらい【生き如来】
1 「生き仏1」に同じ。「ああ正真(しゃうじん)の—、これがまことの善の綱」〈浄・薩摩歌〉 2 「生き仏2」に同じ。
いき‐にんぎょう【生き人形】
1 人の姿に似せて作った、等身大の人形。 2 人形のように美しい女性。
いき‐ぬき【息抜き】
[名](スル) 1 緊張を解いて、気分転換のためにしばらく休むこと。休息。「—にテレビを見る」「屋上に出て—する」...
いき‐ぬ・く【生(き)抜く】
[動カ五(四)]さまざまな苦しみや障害を乗り越えて、どこまでも生きる。生き通す。「競争社会を—・く」
いき‐の‐お【息の緒】
1 いのち。たまのお。魂。ふつう「息の緒に」の形で、命のかぎりの意に用いる。「—に思へば苦し玉の緒の絶えて乱れな知...
いき‐の‐くに【壱岐国】
⇒壱岐