いちょう‐びょう【萎凋病】
トマト・ナスなどで、根や茎に糸状菌の一種が寄生し、水分の供給が悪くなって枯れる病害。
いちょう‐まげ【銀杏髷】
女性の髪形の一。髷をイチョウの葉の形に広げて結ったもの。江戸時代に流行。いちょうわげ。
いちょう‐やく【胃腸薬】
胃腸の治療をしたり調子を整えたりするための薬。健胃剤・制酸剤・整腸剤など。
い‐ちょく【違勅】
[名](スル)勅命に背くこと。
い‐ちょく【遺勅】
後世に残された勅命。遺詔。
いち‐よう【一葉】
1 1枚の葉。ひとは。 2 平らで薄いもの、または小さいものを数える語。 ㋐紙などの1枚。「—の写真」 ㋑《1の形...
いち‐よう【一様】
[名・形動] 1 全部同じようすであること。また、そのさま。同様。「皆—に神妙にしている」 2 世間によくあること...
一葉(いちよう)落(お)ちて天下(てんか)の秋(あき)を知(し)る
《「淮南子(えなんじ)」説山訓の「一葉の落つるを見て、歳のまさに暮れなんとするを知る」から》落葉が早い青桐(あおぎ...
いちようのにっき【一葉の日記】
和田芳恵による、樋口一葉の評論。一葉の16歳から死に至るまでの日記を詳細に分析した評伝文学。昭和31年(1956)...
いちよう‐らいふく【一陽来復】
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《...
いちよう‐らん【一葉蘭】
ラン科の多年草。日本特産。中部以北の高山に自生。高さ10〜20センチ。茎の根元に広楕円形の葉が1枚だけ出る。初夏、...
いち‐よく【一翼】
1 一つのつばさ。また、1羽の鳥。 2 全体の中での役割などの一端。一つの任務。「—を担う」
一翼(いちよく)を担(にな)・う
全体の中で、一つの役割を引き受ける。「大プロジェクトの—・う」
いちよん‐ジメチルベンゼン【1,4-ジメチルベンゼン】
⇒パラキシレン
いちラウンドいっぷんさんじゅうよんびょう【1R1分34秒】
町屋良平の小説。平成30年(2018)発表。プロボクサーの青年の日常や心理を描く。第160回芥川賞受賞。
いち‐らく【一落】
1 事がひとまず落着すること。一段落。「—語りて、一ぷくふかして」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉 2 一度没落すること...
いち‐らく【一楽】
1 一つの楽しみ。 2 「一楽編み」の略。 3 「一楽織り」の略。
いちらく‐あみ【一楽編み】
江戸時代、和泉(いずみ)国の根付け師、土屋一楽が始めた、精巧な籐(とう)細工。鼻紙入れ・キセル筒などに用いる。一楽織り。
いちらく‐おり【一楽織(り)】
1 縦・横とも染色した糸で綾織りにした絹織物。一楽編みに似ているのでこの名がある。綾糸織り。 2 ⇒一楽編み
いち‐らん【一覧】
[名](スル) 1 ひととおり目を通すこと。「書類を—する」 2 全体の内容がわかるように簡明に記したもの。一覧表...
いちらんご‐ていきばらい【一覧後定期払い】
手形の支払い方法の一。手形が支払人に呈示された日から、手形に記載された期間を経過した日を支払い期日とするもの。「一...
いちらん‐せい【一覧性】
全体の内容がわかるように記されていること。ひと目で全体が見渡せるようにまとめられていること。「—が高い」
いちらんせい‐そうせいじ【一卵性双生児】
1個の受精卵が分裂して双子になったもの。二遺伝子が同じため、同性で外見・性格が非常によく似ている。→二卵性双生児
いちらん‐ばらい【一覧払い】
手形の支払い方法の一。手形の所持人が支払人に手形を呈示した日を支払い期日とするもの。呈示払い。参着払い。
いちらん‐ひょう【一覧表】
種々の事項を一目で見てわかるように表にまとめたもの。一覧。「価格—」
いち‐り【一利】
一つの利益。一つの利点。「百害あって—なし」
いち‐り【一里】
距離・面積の単位。→里
いち‐り【一理】
一つの道理。一応の理屈。「先方の言い分にも—ある」
いちり‐いちがい【一利一害】
利益もあるが害もあること。一得一失。
いち‐りき【一力】
1 自分一人の力。自力。独力。 2 「万」の字を一と力の二つの部分に分けていったもの。例えば、京都祇園の万亭を一力...
いちりきぢゃや【一力茶屋】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」の七段目の通称。
いち‐りつ【市立】
市(し)が設置し、管理すること。また、そのもの。「私立(しりつ)」と区別するためにいう。しりつ。「—高校」
いち‐りつ【一律】
[名・形動] 1 一つの音律。→律4 2 同じ節。単一の調子。 3 物事の調子が一様で変化がないこと。また、そのさ...
いちり‐づか【一里塚】
1 主要な街道に1里(約3.927キロ)ごとに築かれた塚。榎(えのき)・松などが植えられ、旅人のための里程標となっ...
いち‐りゅう【一流】
1 その分野での第一等の地位。第一級。「—の評論家」「—ホテル」 2 他とは違う独特の流儀。「彼—の論法」 3 芸...
いち‐りゅう【一粒】
ひとつぶ。
いちりゅうさい‐ていざん【一竜斎貞山】
[1799〜1855]講談師。初世。本名、中村貞之助。金城斎典山の門弟で、のちに大貞山と称された。伊達政宗と同じ独...
いちりゅう‐まんばい【一粒万倍】
《「報恩経」四から。一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意》 1 わずかなものが非常に大きく成長することの...
いち‐りょう【一両】
1 貨幣・重さの単位。→両 2 《「両」は二つの意》一つ、または二つ。「—人」「—年」
いち‐りょう【一領】
衣服・鎧(よろい)などの一そろい。
いちりょう‐じつ【一両日】
1日または2日。いちにちふつか。
いち‐りん【一輪】
1 開いた一つの花。「梅—」 2 一つの車輪。 3 満月。「—満てる清光の影」〈謡・姨捨〉
いちりん‐ざし【一輪挿(し)】
一輪か二輪の花を生ける小さな花瓶。
いちりん‐しゃ【一輪車】
手押し車や自転車などで、車輪が1個だけの車。
いちりん‐そう【一輪草】
キンポウゲ科の多年草。山裾の草地に生え、高さ20〜25センチ。葉は複葉で、小葉は羽状に深く裂けている。4月ごろ、花...
いち‐る【一縷】
1 1本の糸。また、そのように細いもの。「船は—の黒烟を波上に残し」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 2 ごくわずかであるこ...
いち‐るい【一塁】
野球で、走者が最初に踏む塁。ファーストベース。ファースト。
いち‐るい【一類】
1 同じ種類。また、同じ仲間。同類。 2 親族関係にあるもの。一族。一門。
いちるい‐コーチ【一塁コーチ】
野球で、攻撃側のチームが一塁側に配置するベースコーチ。走者に走塁の指示を出したり、ボールの所在などの情報を伝えたり...
いちるい‐しゅ【一塁手】
野球で、一塁を中心にその周辺を守る内野手。ファースト。