かい‐が【怪訝】
[名](スル)納得がいかず、けげんに思うこと。「少年の頃に、浮世を—し、厭嫌するの情起り易きは」〈透谷・厭世詩家と女性〉
かい‐が【界画】
中国画の一技法。楼閣・舟・車・橋などの構築物を、定規を用いて線書きする。また、この画法による絵画。屋木画(おくぼく...
かい‐が【絵画】
造形美術の一。線や色彩で、物の形・姿を平面上に描き出したもの。絵。画。
かい‐がい【海外】
海の向こうの国。外国。「—に進出する」「—旅行」
かい‐がい【海崖】
⇒海食崖
かい‐がい【回外】
前腕を、掌(てのひら)が上を向くように回転させること。→回内 →外旋
かいがいあんぜん‐じょうほう【海外安全情報】
海外に渡航・滞在する人が安全を確保するための参考情報として、外務省が発表する情報。特定の国や地域の最新の治安情勢や...
かいがいけいざいきょうりょく‐ききん【海外経済協力基金】
開発途上国の経済開発資金を供給するために設置された融資機関。また、その基金。全額政府出資の資本金と借入金を資金とし...
かいがい‐けん【海外県】
1946年、フランスの海外領土の一部に設置された県。国内の県と同等に扱われ、国会議員を出す。マルティニーク島(カリ...
かいがい‐こうどじんざい【海外高度人材】
⇒高度外国人材
かいがい‐し・い【甲斐甲斐しい】
[形][文]かひがひ・し[シク] 1 動作などがいかにも手ぎわよく、きびきびしているさま。「—・く立ち働く」「—・...
かいがい‐しんぶん【海外新聞】
幕末に横浜で発行された、海外のニュースを中心とした新聞のこと。「官板(かんばん)海外新聞」「海外新聞」など。
かいがいちゅうざいいん‐そうごうほけん【海外駐在員総合保険】
海外長期滞在者を対象に、海外に長期滞在する場合に特有の危険を総合的に担保する目的の保険。
かいがいとうし‐ほけん【海外投資保険】
⇒投資保険
かいがい‐とこう【海外渡航】
飛行機や船で外国に行くこと。
かいがいとこう‐いしょく【海外渡航移植】
⇒渡航移植
かいがいとこう‐きんしれい【海外渡航禁止令】
江戸幕府の鎖国政策の一部をなす法令。寛永10年(1633)奉書船以外の日本船の海外渡航を禁じ、同12年海外渡航と在...
かいがい‐とりひき【海外取引】
⇒国外取引
かい‐がいねん【下位概念】
論理学で、二つの概念が包括・被包括の関係にあるとき、包括されるほうの概念。例えば、生物に対する動物や植物。低級概念...
かいがいはけんろうどうしゃ‐けんこうしんだん【海外派遣労働者健康診断】
事業者が労働者に対して行う一般健康診断の一つ。6か月以上海外に派遣する従業員について、派遣前と帰国後に行う。
かいがい‐ほうそう【海外放送】
外国に向けて発信される放送。国際放送。
かいがい‐ゆうびん【海外郵便】
⇒外国郵便
かいがい‐りょこう【海外旅行】
海を隔てた外国への旅行。
かいがいりょこう‐ほけん【海外旅行保険】
海外旅行先での病気・けがや盗難などによる損害を塡補する目的の保険。海外旅行傷害保険。
かい‐がかり【買(い)掛(か)り】
「買い掛け」に同じ。「細々した近所の—に支払いをした残りで」〈秋声・あらくれ〉
かい‐がく【海岳】
海と山。大恩のたとえに用いられる。「—の鴻恩(こうおん)実以て報答(ほうとう)奉るべきようもこれなく候」〈染崎延房...
かい‐がく【開学】
[名](スル)大学を開設し、教育活動を始めること。「—の精神」⇔閉学。
かい‐がけ【皆掛(け)】
品物を、入れ物ごとはかりにかけること。うわめ。〈和英語林集成〉
かいがげいじゅつ【絵画芸術】
《原題、(オランダ)De Schilderkunst》⇒画家のアトリエ
かいがげいじゅつのぐうい【絵画芸術の寓意】
《原題、(オランダ)Allegorie op de schilderkunst》⇒画家のアトリエ
かいがね【胛】
肩甲骨(けんこうこつ)。貝殻骨。「わたり七寸ばかりなる雁俣を以て、—より乳(ち)の下へ、かけずふっと射通さるる」〈...
かい‐がね【貝鐘/貝鉦】
1 寺で用いたほら貝と鐘。「三井寺には—鳴らいて、大衆僉議(だいしゅせんぎ)す」〈平家・四〉 2 陣中で、号令や合...
かい‐が‐ね【甲斐ヶ嶺/甲斐ヶ根】
甲斐にある高山。赤石山脈の主峰、白根山のこと。甲斐の白根。[歌枕]「—をさやにも見しが心(けけれ)なく横ほり伏せる...
かいがのしこう【絵画の思考】
美術史家、 持田季未子(もちだきみこ)による評論。モネ、モンドリアン、村上華岳といった芸術家たちをとりあげる。平成...
かい‐がら【貝殻】
貝の軟体を外側から包む石灰質などからなる硬い物質。
かいがら‐じま【貝殻島】
歯舞群島西端の島。満潮時には水没するので国際法上は岩礁。納沙布岬から3.7キロメートルの距離にあり、第二次大戦前に...
かいがら‐ついほう【貝殻追放】
⇒オストラシズム [補説]書名別項。→貝殻追放
かいがらついほう【貝殻追放】
水上滝太郎の評論・随筆集。大正9年(1920)から昭和8年(1933)にかけて全5冊を刊行。
かいがら‐ぶし【貝殻節】
鳥取県の民謡。鳥取市賀露(かろ)港(現在の鳥取港)一帯で、ホタテガイ漁の際に歌われたもの。昭和初期、浜村温泉の宣伝...
かいがら‐ぼね【貝殻骨】
肩甲骨(けんこうこつ)の俗称。
かいがら‐むし【貝殻虫】
半翅(はんし)目カイガラムシ上科の昆虫の総称。二齢以降の幼虫は体から蝋(ろう)物質などを分泌して貝殻状のものを作り...
かいが‐りょうほう【絵画療法】
絵画を通じて行う心理療法の技法の一。患者が自由に描いた絵をもとに、言語では表現できない内面的な問題を読み取り、治療...
かい‐がん【回雁】
1 返事の手紙。返書。返信。→雁(かり)の使い 2 北へ帰る雁。帰雁。
かい‐がん【海岸】
陸地が海と接する地帯。海辺。
かい‐がん【開眼】
[名](スル) 1 よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。「—手術」 2...
かい‐がん【開龕】
《「龕」は厨子(ずし)のこと》厨子を開いて中の仏像を拝ませること。開帳。
かい‐がん【解顔】
顔の表情を和らげること。特に、笑顔になること。
かい‐がん【蟹眼】
《カニの目のような小さな泡が立つところから》茶釜の湯の煮えたぎること。
かい‐がん【魁岸】
体躯が大きく、たくましいこと。「—勇偉、膂力絶倫(りょりょくぜつりん)、満身の花文、人を驚かして自ら異(こと)にす...
かいがん‐きこう【海岸気候】
海岸に特徴的な気候。海洋気候と内陸気候の中間の特性を示し、気温の年変化・日変化は内陸より小さく、海陸風が発達する。