かんば【樺】
《「かには」の音変化》「かば(樺)」に同じ。
かん‐ば【汗馬】
1 馬を走らせて汗をかかせること。また、走って汗をかいた馬。 2 1日に千里を走るような名馬。駿馬(しゅんめ)。→...
かん‐ば【燗場】
料理屋などで、酒の燗をする場所。
かん‐ば【駻馬/悍馬】
気が荒く、制御しにくい馬。あばれうま。あらうま。「—を御する」
かん‐ばい【完売】
[名](スル)商品を売りつくすこと。「即日—する」
かん‐ばい【寒梅】
寒中に咲く梅。冬至梅(とうじばい)・寒紅梅などの品種のもの。《季 冬》「—を手折るひびきや老が肘(ひぢ)/蕪村」
かん‐ばい【観梅】
梅の花を観賞すること。梅見(うめみ)。《季 春》
かん‐ぱく【関白】
《「関(あず)かり白(もう)す」の意。近世までは「かんばく」》 1 帝王の政務にあずかって意見を言上すること。 2...
かんばくず【観瀑図】
⇒観瀑僧図
かんばくそうず【観瀑僧図】
室町時代の画家、芸阿弥の水墨山水図。端正な筆致で滝を描いている。月翁周鏡ほか2名の僧の賛がある。国の重要文化財に指...
かん‐ばこ【棺箱】
棺。棺桶。
かん‐ばし【羹箸】
正月の雑煮を食べるときに使う、白木の丸箸。祝い箸。雑煮箸。
かんばし・い【芳しい/馨しい/香しい】
[形][文]かんば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》 1 においがよい。こうばしい。「—・い花の香り」「栴檀(...
かん‐ばし・る【甲走る/癇走る】
[動ラ五(四)]声が、きんきんと高く響く。「—・った声」
カンバス
1 麻などで目を粗く織った布。ズック。キャンバス。 2 油絵用の画布。麻などの布地に油その他を塗ったもの。キャンバス。
かん‐ばせ【顔】
《「かおばせ」の音変化》 1 顔のようす。顔つき。容貌(ようぼう)。「花の—」 2 体面。面目。「何の—あって父母...
カンバセーショナル‐コマース
⇒チャットコマース
カンバセーション
会話。談話。
かん‐バッジ【缶バッジ】
ブリキ製の円盤の裏に留め具をつけたバッジ。缶バッチ。
かん‐ばつ【旱魃/干魃】
《「魃」は、ひでりの神》ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らないこと。《季 夏》
かん‐ばつ【間伐】
[名](スル)森林や果樹園で、主な木の生育を助けたり、採光をよくしたりするために、適当な間隔で木を伐採すること。透...
かん‐ばつ【簡抜】
[名](スル)選んで抜き出すこと。より抜くこと。「優秀な技師を—する」
かんばつ‐ざい【間伐材】
間伐により生じた木材。薪(まき)・杭(くい)にするほか、製紙用パルプや割り箸などにも加工される。
かんば‐の‐たき【神庭の滝】
岡山県西北部、旭川の支流神庭川流域にある滝。真庭市に属し、断崖絶壁を落差110メートル、幅20メートルで落下する名...
かんば‐の‐ろう【汗馬の労】
《「史記」蕭相国世家から》 1 馬を走らせ、戦場で活躍した功績。戦功。 2 物事をうまくまとめるため駆け回る苦労。...
かんばやし‐あかつき【上林暁】
[1902〜1980]小説家。高知の生まれ。本名、徳広巌城(とくひろいわき)。私小説作家として「聖ヨハネ病院にて」...
かんばやし‐ちょうへい【神林長平】
[1953〜 ]SF作家。新潟の生まれ。本名、高柳清。「狐と踊れ」で作家デビュー。「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王...
かんばら【蒲原】
静岡市清水区の地名。旧町名。駿河(するが)湾に面し、富士川西岸にある。もと東海道の宿場町。アルミニウム工業やサクラ...
かんばら‐ありあけ【蒲原有明】
[1875〜1952]詩人。東京の生まれ。本名、隼雄(はやお)。島崎藤村とともに新体詩の完成者となり、さらに日本象...
かんばり‐ごえ【甲張り声】
甲高い声。「噛みつく如く罵られ、—に胆を冷して」〈露伴・五重塔〉
カンバリック
《汗(ハン)の城の意》元代、蒙古(もうこ)人が北京(ペキン)を呼んだ語。
かん‐ば・る【甲張る】
[動ラ四]「甲走(かんばし)る」に同じ。「—・ったる声にて吉野の山をうたひしを」〈浮・置土産・五〉
かん‐ばん【看板】
1 ㋐商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。 ㋑劇場・...
かん‐ばん【燗番】
酒の燗の世話をする人。
かんばん‐え【看板絵】
客を寄せるため、看板にかいた絵。
看板(かんばん)が泣(な)・く
それまでの評判にふさわしくない状態である。「いいかげんな仕事をしたら—・くよ」
かんばん‐がり【看板借り】
芸者の置屋から、屋号や営業権を借りて芸者に出ること。また、その人。
かんばん‐だおれ【看板倒れ】
見せかけだけで、内容がそれに伴わないこと。「計画が大きすぎて—になる」
看板(かんばん)に偽(いつわ)りなし
実状が看板に書いてあることと一致している。外見と実質とが一致している。
かんばん‐ほうしき【看板方式/カンバン方式】
《トヨタ自動車の考案した生産方式》生産側は使用する部品と数量を記したカンバンとよばれる作業指示票を部品供給側に送り...
かんばん‐むすめ【看板娘】
店に客をひきつける魅力的な娘。
看板(かんばん)を下(お)ろ・す
1 一日の営業を終えて店を閉める。「10時には—・す」 2 廃業する。店をたたむ。 3 掲げていた主義・主張などを...
カンバーランド
米国メリーランド州北西部の都市。アパラチア山脈の麓、ポトマック川の支流沿いに位置する。18世紀半ばに置かれた交易拠...
カンバーランド‐がわ【カンバーランド川】
《Cumberland》米国、テネシー・ケンタッキー両州をほぼ西流する川。オハイオ川に注ぐ。長さ1120キロ。