かん‐り【奸吏/姦吏】
心のよこしまな役人。不正をはたらく役人。
かん‐り【官吏】
1 国家公務員のこと。役人。官員。「—登用」 2 明治憲法下で、天皇の大権に基づいて任命され、国家に対し忠順かつ無...
かん‐り【冠履】
1 冠(かんむり)とくつ。 2 上位と下位。尊卑。
かん‐り【管理】
[名](スル) 1 ある規準などから外れないよう、全体を統制すること。「品質を—する」「健康—」「—教育」 2 事...
かん‐り【監吏】
1 監督する役人。 2 税関の職員。
かん‐り【監理】
[名](スル)物事を監督、管理すること。取り締まること。「電波—局」「御前此所へ帰って来て、宅(うち)の事を—する...
かんり‐いりょうきき【管理医療機器】
副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に影響を与えるおそれがあるため、適切な管理が必要な医療機器で、高度...
かんりうんえい‐じゅたくほうしき【管理運営受託方式】
⇒マネージメントコントラクト
かんり‐えいようし【管理栄養士】
厚生労働大臣の免許を受け、傷病者の療養のために必要な栄養指導や、特定多数の人に食事を提供する給食施設での栄養管理・...
かんり‐かいけい【管理会計】
企業などの組織の経営者や管理者に対して、経営上の意思決定や業績管理に役立つ情報を提供することを目的とした会計。予算...
かんり‐かかく【管理価格】
市場の需給関係によらず、独占または寡占企業の市場支配力によって設定される価格。需要やコストの変化に対しても硬直的で...
かんり‐かん【管理官】
警察庁・警視庁・道府県警察本部に置かれる、警察官の役職の一。課長と同等またはそれに次ぐ地位で、担当する特定の業務を...
かんり‐かん【管理監】
行政機関に置かれる役職の一。国の内閣危機管理監・独立公文書管理監や地方公共団体の危機管理監など、特定分野の事務を担...
かんりかんとく‐しゃ【管理監督者】
「管理職」の法律上の名称。労働基準法に定める、年次有給休暇、深夜労働、割増賃金などの労働時間規制の適用から除外する...
かんり‐けん【管理権】
他人の財産や施設を管理する権利または権限。
かんりけんげん‐しゃ【管理権原者】
多数の人を収容する建物・施設の防火管理について権原を有する人。建物の所有者・事業所の代表者・マンション管理組合の理...
かんり‐げんかい【管理限界】
《control limit》製品の品質管理に使われる管理図において、一定の品質を保証するために、各種測定値の平均...
かんり‐こうい【管理行為】
財産を現状において維持し、また、財産の性質を変更しない範囲で利用・改良を目的とする行為。保存行為・利用行為・改良行...
かんり‐こうがく【管理工学】
⇒インダストリアル‐エンジニアリング
かんり‐しゃ【管理者】
1 管理する人。特に、管理のための資格を持って業務に当たる人。「衛生—」 2 ⇒アドミニストレーター
かんり‐しゃかい【管理社会】
管理機構の巨大化、社会の組織化、高度情報化などによって、人間が生活のあらゆる面にわたって管理されるようになった社会...
かんり‐しょく【管理職】
官公庁・企業・学校などで、管理または監督の任にある職。また、その任にある人。→名ばかり管理職 →管理監督者
かんり‐じゅうどうせいふくし【管理柔道整復師】
⇒施術管理者
かんり‐ず【管理図】
《control chart》製品の品質管理に使われるグラフ。定期的にサンプリングを行い、各種測定値の平均値やその...
かんり‐だんたい【監理団体】
1 地方公共団体から25パーセント以上の出資および継続的な財政的・人的支援を受け、指導監督を受けている外郭団体。 ...
かん‐りつ【官立】
国家が設立したものであること。現在では「国立」という。「—の大学」
かん‐りつ【寒慄】
[名](スル)ふるえおののくこと。ぞっとすること。「彼は眦(まなじり)を决(さ)きて—せり」〈紅葉・金色夜叉〉
かんりつうか‐せいど【管理通貨制度】
国内通貨の供給量を正貨準備量によって増減するのではなく、通貨当局が政策的に管理・調節する制度。
かんり‐てんとう【冠履顛倒】
[名・形動]地位・価値などの上下の順序が乱れること。また、そのさま。「なんぼ—な世の中で」〈魯庵・社会百面相〉
かんり‐にん【管理人】
1 私法上、他人の財産を管理する人。 2 所有者から委託されて、アパート・施設などの管理をする人。
かんり‐のうりょく【管理能力】
1 経営や取り締まりの手腕。 2 財産を管理しうる法律上の能力。未成年者・成年被後見人はこの能力がないとされる。
かんり‐ひ【管理費】
⇒共益費
かんり‐びようし【管理美容師】
美容院や美容室など美容業を行う施設を衛生的に管理する美容師。美容師法により、美容師が常時2名以上勤務する施設に置く...
かんり‐ふくむきりつ【官吏服務紀律】
明治憲法下で、官吏の服務上の義務を規定していた法規。明治20年(1887)勅令三九号で発布。昭和23年(1948)...
かんり‐ぼうえき【管理貿易】
国に直接、管理・統制されている貿易。品目・数量・相手国・決済方法などが指定される。
かんり‐ポスト【監理ポスト】
「監理銘柄」の旧称。
かんり‐めいがら【監理銘柄】
証券取引所(金融商品取引所)が、上場廃止基準に触れるおそれのある株式について割り当てる特別の扱い。監理銘柄(審査中...
かんり‐めいれい【管理命令】
強制執行や会社の整理などの際、管理人に財産などを管理させるために裁判所が下す命令。
かん‐りゃく【簡略】
[名・形動]手短で簡単なこと。手軽で簡単なこと。また、そのさま。「—なあいさつ」「手続きを—にする」 [派生]かん...
かん‐りゅう【乾留/乾溜】
[名](スル)固体の有機物を、外気を遮断して加熱分解し、揮発成分と不揮発成分とに分ける操作。石炭乾留・木材乾留など。
かん‐りゅう【貫流】
[名](スル)川などが貫いて流れること。「平野の中央を—する川」
かん‐りゅう【寒流】
1 流域外の海水に比べて温度の低い海流。低塩分で酸素・栄養塩類に富み、プランクトンが多い。日本近海では親潮など。⇔...
かん‐りゅう【幹流】
主流。本流。
かん‐りゅう【緩流】
緩やかな水の流れ。
かん‐りゅう【還流】
1 蒸気となったものを冷却し、凝結させて再び液体としてもとに戻すこと。 2 (比喩的に)物事がもとの方向へ戻ること...
かん‐りゅう【環流】
[名](スル) 1 めぐり流れること。また、その流れ。「血液が体内を—する」 2 大気や海水の地球規模の大きな流れ...
かんりゅう【灌流】
1 注ぎ、流すこと。また、その流れ。 2 体内または臓器・組織・細胞に薬液などが入った液体を流し込むこと。
かん‐りゅう‐おう‐そ【韓柳欧蘇】
中国、唐代の韓愈(かんゆ)・柳宗元、宋代の欧陽脩・蘇軾(そしょく)のこと。
かん‐りょう【完了】
[名](スル) 1 物事が完全に終わること。また、完全に終えること。「開店の準備が—する」「予定の仕事を—する」 ...
かん‐りょう【官僚】
役人。官吏。特に、政策決定に影響力をもつ中・上級の公務員。