かん‐ちゅう【管仲】
[?〜前645]中国、春秋時代の斉の政治家。河南の人。名は夷吾(いご)。鮑叔牙(ほうしゅくが)の推薦で斉の桓公の宰...
かん‐ちゅう【関中】
中国陝西(せんせい)省中部、渭水(いすい)盆地一帯の称。函谷関(かんこくかん)など、四つの関の中にあったところから...
かん‐ちゅう【灌注】
[名](スル)そそぎかけること。そそぐこと。
かんちゅうき【勘仲記】
鎌倉時代の公卿、権中納言勘解由小路兼仲(かでのこうじかねなか)の日記。文永11年〜正安2年(1274〜1300)に...
かん‐ちゅうハイ【缶酎ハイ】
缶入りの酎ハイ。ウオツカなど、焼酎以外の酒を使用した類似の商品も含めていうことが多い。→酎ハイ
かんちゅう‐みまい【寒中見舞い】
寒の入り(1月5、6日ころ)から寒明け(2月4日ころ)までの約30日間に葉書などを出して相手を見舞うこと。喪中など...
かん‐ちょう【干潮】
潮が引いて、海水面が最も低くなる現象。ふつう、1日に2回起こる。低潮。引き潮。⇔満潮(まんちょう)。
かん‐ちょう【完調】
身体などの調子が完全で、持っている力を十分に発揮できる状態にあること。
かん‐ちょう【官庁】
1 定められた国家事務について、国家の意思を決定し、それを表示する権限を有する国家機関。担当する事務によって司法官...
かん‐ちょう【官長】
1 役所の長官。役人の長。 2 旧制の内閣書記官長。現在の内閣官房長官。翰長(かんちょう)。 3 太政官(だいじょ...
かん‐ちょう【官牒】
「太政官牒(だいじょうかんちょう)」の略。
かん‐ちょう【浣腸/灌腸】
[名](スル)肛門から直腸や結腸内に薬液を注入すること。排便を促すためや、栄養補給・鎮痛・麻酔などを目的として行う。
かん‐ちょう【貫長/貫頂】
「貫首(かんじゅ)1」に同じ。
かん‐ちょう【間諜】
ひそかに敵のようすを探って味方に報告する者。間者。スパイ。
かん‐ちょう【勧懲】
「勧善懲悪」の略。「—思想」
かん‐ちょう【漢朝】
中国の漢の朝廷。また、漢の時代。 中国。「いかにしても—へ帰らんとのみ歎けども」〈平家・二〉
かん‐ちょう【管庁】
「管轄官庁」に同じ。
かん‐ちょう【管長】
神道または仏教で、一宗一派を管理する最高責任者。
かん‐ちょう【翰長】
「官長2」に同じ。
かん‐ちょう【館長】
博物館や図書館など「館」という名のつく施設の長。
かん‐ちょう【観潮】
潮の干満による海水の動きを見ること。特に鳴門海峡の渦潮(うずしお)を眺めること。《季 春》
かん‐ちょう【灌頂】
⇒かんじょう(灌頂)
かん‐ちょう【艦長】
1隻の軍艦の乗組員を指揮統率する最高責任者。
かんちょう‐かせん【感潮河川】
潮の干満の影響を受ける河川。水位や流速の変化はかなり上流にまで及ぶ。海嘯(かいしょう)のみられることもある。
かんちょう‐がい【官庁街】
官庁の多く集まる地域。日本では特に、中央官庁が集中する霞ヶ関のこと。
かんちょう‐しょうせつ【勧懲小説】
勧善懲悪を主題とする小説。坪内逍遥が使用した語。
かんちょう‐せん【干潮線】
干潮時の海面と陸地との境界線。
かんちょう‐ぼき【官庁簿記】
国の収支および財産の増減を記録・計算し、予算と決算との関係を明示するための会計処理法。
カンチレバー
1 レコードプレーヤーのカートリッジの一部分。針先と発電部を結ぶ棒状のもの。 2 片持ち梁(ばり)のこと。
カンツ【槓子】
《(中国語)》マージャンで、同じ牌(パイ)4個の組み合わせ。
かん‐つい【完遂】
「かんすい(完遂)」の誤読。
かん‐つい【環椎】
第一頸椎(けいつい)。椎体がなくて環状となり、頭蓋(とうがい)を支えている。アトラス。→頸椎
かん‐つう【姦通】
[名](スル)道徳や法にそむいた関係をもつこと。特に、既婚者が、配偶者以外の異性と肉体関係をもつこと。不義。密通。
かん‐つう【貫通】
[名](スル) 1 ある物の中を貫いて通ること。「トンネルが—する」「鉄道が町の中心部を—する」 2 広く物事に通...
かん‐つう【感通】
[名](スル)自分の思いなどが、相手に通じること。「わたしのこの心はポチにも自然と—していたらしい」〈二葉亭・平凡〉
かんつう‐ざい【姦通罪】
夫のある女性が夫以外の男性と性的関係を結んだとき、その女性と相手の男性とに成立する犯罪。刑法第183条が禁じていた...
かんつう‐じゅうそう【貫通銃創】
弾丸が身体を貫通してできた傷。
かんつう‐せいどうき【貫通制動機】
列車で、非常のときなどに、連結している全車両の制動ができる装置。
かんつう‐とびら【貫通扉】
列車の車両間を移動するための貫通路を仕切る扉。車両火災の際に類焼を防ぐため、開けたあと自動で閉じる仕組みを採用して...
かんつう‐ろ【貫通路】
列車で、車両間を移動するために連結部分に設けた通路。
カンツォニエーレ
ルネサンス期のイタリアの詩人、ペトラルカによる叙情詩集「俗語詩断片集」の通称。ラウラという女性への愛を主題とし、後...
カンツォネッタ
16世紀後半に流行した、軽い気分の小歌曲。短いカンツォーネ。
カンツォーネ
イタリアの大衆的歌曲。親しみやすい明快なメロディーが特徴。
かん‐つき【鐶付】
茶釜の、鐶を通す耳。鬼面(きめん)・遠山・松笠・茄子(なす)などの形がある。
かん‐つど・う【神集ふ】
[動ハ四]⇒かむつどう [動ハ下二]⇒かむつどう
かん‐つばき【寒椿】
1 サザンカの園芸品種。よく分枝するが矮小(わいしょう)で、12月〜2月に紅色の八重の花が咲く。庭木や盆栽にする。...
かん‐づか【髪束】
《「かみつか」の音変化》髪を束ねた部分。もとどり。「—つかんで取って引き伏せ」〈浄・扇八景〉
かん‐づかさ【神司/神祇官/主神】
《「かむづかさ」とも表記》 1 (神司)神に仕える人。神社の祭事を行う人。神官。かみづかさ。 2 (神祇官)「じん...
かん‐づ・く【感付く/勘付く】
[動カ五(四)]直観的に気づく。「何かあるとは薄々—・いていた」
かん‐づくり【寒造り】
寒中に、酒などを造ること。また、その造ったもの。《季 冬》「碓(からうす)の十挺だてや—/召波」