こう‐ぎ【公儀】
1 公的な事柄。おおやけごと。 2 朝廷、また、幕府。お上(かみ)。「—の役人」「—隠密(おんみつ)」
こう‐ぎ【公議】
1 公衆の認める議論。世論。 2 公平な議論。 3 朝廷や幕府などで行われる評議。「出雲国へ流さるべしと、—すでに...
こう‐ぎ【巧技】
巧みな演技や技術。
こう‐ぎ【巧偽】
うまくだますこと。
こう‐ぎ【広義】
ひろい意味。ある言葉のもつ意味の範囲に広狭がある場合の、広のほうの意味。「—に解釈する」⇔狭義。
こう‐ぎ【交誼】
友人としての親しいつきあい。よしみ。「—を結ぶ」 [補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。
こう‐ぎ【光儀】
他人を敬って、その来訪をいう語。光臨。光来。「さても只今の—、覚めての後の夢、夢の中の迷ひかとこそ覚えて候へ」〈太...
こう‐ぎ【好技】
すぐれた演技や技術。
こう‐ぎ【好誼】
心のこもったつきあい。よしみ。「日ごろの—に報いる」 [補説]目上の人に対して用いると失礼にあたる。
こう‐ぎ【抗議】
[名](スル)相手の発言・決定・行為などを不当として、反対の意見・要求を主張すること。「公共料金の値上げに—する」...
こう‐ぎ【厚誼】
情愛のこもった親しいつきあい。厚いよしみ。「御—を賜る」
こう‐ぎ【巷議】
ちまたの議論。世間の評判。
こう‐ぎ【後魏】
⇒魏
こう‐ぎ【高義】
高くすぐれた道義。高徳。「僕をして君の—を慕わしめよ」〈織田訳・花柳春話〉
こう‐ぎ【高誼】
並々ならぬ深い思いやり。目上の人から受ける好意をいう。「御—に与(あず)かる」
こう‐ぎ【高議】
すぐれた議論。また、他人を敬って、その議論をもいう。高論。「—を拝聴する」
こう‐ぎ【講義】
[名](スル) 1 学問の方法や成果、また、研究対象などについて、その内容・性質などを説き聞かせること。また、その...
こうぎ‐しょ【公議所】
明治新政府の立法機関。明治2年(1869)3月開設。各藩から選出された公議人により構成された。官制改革により7月か...
こうぎ‐しょ【講義所】
1 講義をする所。 2 無教会主義のキリスト教徒が集まって聖書の研究会などを催す所。「時たま基督教—と看板かけたぼ...
こうぎ‐せい【好蟻性】
ある種の昆虫などの生物がもつ、社会性昆虫であるアリに依存する性質。アリの巣に同居して生活環境や資源を共有・搾取した...
こうぎ‐せいたいろん【公議政体論】
幕末、後藤象二郎・坂本竜馬らによって提起された政権構想。諸藩・民間から俊才を登用して、全国的に政治の統合を図ろうと...
こうぎ‐だて【公儀立て】
わざわざ表ざたにすること。「身のためならぬ事を物好きなる—」〈浮・新可笑記〉
こうぎ‐にん【公議人】
公議所の議員。各藩から一人ずつ選ばれた。
こうぎ‐の‐みつやく【広義の密約】
国家間の条約や協定などで秘密にされている部分。他国に重要な権利・自由を与えたり、自国が重要な義務・負担を引き受ける...
こうぎ‐ぶり【公儀振り】
人当たり。応対の態度。「一座の—よき人と人の誉むれば」〈浮・永代蔵・一〉
こう‐ぎゅう【黄牛】
⇒おうぎゅう(黄牛)
こう‐きょ【皇居】
《古くは「こうぎょ」とも》天皇の住まい。御所。宮城。皇宮。
こう‐ぎょ【交魚】
祝儀のときなどに贈る、数種類の鮮魚をまぜたもの。
こう‐ぎょ【香魚】
アユの別名。《季 夏》
こう‐ぎょ【薨御】
[名](スル)親王・女院・摂政・関白・大臣の死去すること。
こう‐ぎょう【工業】
自然の原料に人力や機械力を加え、商品価値のある生産物を製造する産業。重工業と軽工業とに分けられる。
こう‐ぎょう【功業】
功績の著しい事業。また、功績。てがら。「—を立てる」
こう‐ぎょう【鉱業/礦業】
有用鉱物を探査・採掘し、それらを原料として加工・処理し、社会に供給する産業。
こう‐ぎょう【興行】
[名](スル) 1 観客を集め、料金を取って演劇・音曲・映画・相撲・見世物などを催すこと。また、その催し物。「顔見...
こう‐ぎょう【興業】
新しく事業を興すこと。また、産業を盛んにすること。「殖産—」
こう‐ぎょう【鴻業/洪業】
大きな事業。「神祖以来の—を一朝に廃滅するは」〈藤村・夜明け前〉
こうぎょう‐あんか【工業暗化】
20世紀の初めごろから、工業都市の発展につれて、その付近にすむ蛾に暗色の変異個体が増加する現象。煤煙による生活環境...
こうぎょう‐か【工業化】
1 一国の産業構造の中で、農業など第一次産業から、第二次産業、特に工業の占める比重が高まってくること。 2 ある製...
こうぎょう‐かがく【工業化学】
化学工業の基礎となる理論および操作を研究する化学。狭義の応用化学。
こうぎょう‐がっこう【工業学校】
旧制の実業学校の一。工業に関する中等程度の教育を施した。
こうぎょうぎじゅつ‐いん【工業技術院】
鉱工業の科学技術に関する試験研究、計量標準の設定、日本工業規格(現・日本産業規格、JIS)の制定などを行った行政機...
こうぎょう‐ぎんこう【興業銀行】
「日本興業銀行」の略。
こうぎょうけつ‐やく【抗凝血薬】
⇒抗凝固剤
こうぎょう‐けん【鉱業権】
一定の地域(鉱区)で、鉱物を採掘・取得する権利。土地の所有権とは別個の権利で、経済産業局長の許可を受け、登録して成...
こうぎょう‐けん【興行権】
脚本・楽譜・映画などの上演・演奏・上映をする独占的な権利。著作権の中に含まれる。また、一般に営利を目的とした興行に...
こうぎょう‐こう【工業港】
工場の専用埠頭(ふとう)から貨物船に原材料や製品を直接積み降ろしできる設備をもつ港。
こうぎょう‐こうとうがっこう【工業高等学校】
工業科の課程だけを置く高等学校。工高。
こうぎょうこ‐ざい【抗凝固剤】
血液が凝固しないようにする薬剤。血栓症・心筋梗塞(しんきんこうそく)の治療や輸血などの際に用いられる。ヘパリン・ワ...
こうぎょうこ‐やく【抗凝固薬】
「抗凝固剤」に同じ。
こうぎょう‐ざいだん【鉱業財団】
鉱業の採掘権者が抵当権の目的のために、鉱業権および土地・建物などの鉱業施設の全部または一部に設定した財団。