こう‐えん【広遠/宏遠】
[名・形動]物事の規模が大きく、広く、奥深いこと。考えなどが広く奥深いこと。また、そのさま。「—な真理」「気宇—」
こう‐えん【光炎/光焔】
光と炎。輝く炎。
こう‐えん【好演】
[名](スル)みごとに演じること。また、すばらしい演技・演奏。「新人が—した」
こう‐えん【後炎/後焔】
大砲を発射したあと、砲尾から噴出する火炎。砲弾発射後に、薬嚢(やくのう)の材料が薬室内に燃え残ることから発生するもの。
こう‐えん【後援】
[名](スル) 1 仕事や計画などの後ろだてとなって、資金を提供したり便宜を図ったりして援助すること。「市が—する...
こう‐えん【後園/後苑】
家のうしろにある庭園や畑。
こう‐えん【後縁】
1 のちの縁。のちのゆかり。 2 航空機の翼断面の後端。
こう‐えん【後燕】
中国五胡十六国の一。384年、鮮卑(せんぴ)族の慕容垂(ぼようすい)が建国。都は中山(河北省)。409年、北燕の馮...
こう‐えん【紅炎/紅焔】
1 くれないの炎。 2 太陽の彩層からコロナの中に立ち上る炎状のガス。皆既日食のときは望遠鏡で、平時は分光望遠鏡で...
こう‐えん【香煙/香烟】
香をたく煙。また、線香の煙。「墓前に—が立ちのぼる」
こう‐えん【高遠】
[名・形動] 1 高く遠いこと。また、そのさま。「総ての眺望が—、壮大で」〈独歩・鹿狩〉 2 考えなどが広く深く、...
こう‐えん【硬鉛】
鉛合金の一。鉛は軟らかいので、アンチモンを1〜10パーセント加えて硬くしたもの。アンチモン鉛。
こう‐えん【講筵】
講義の行われる場所。また、その講義。「世界的な学者の—に列した」
こう‐えん【講演】
[名](スル) 1 (カウ‐) 大ぜいの人に向かって、ある題目に従って話をすること。また、その話。「政治問題につい...
こう‐えん【降園】
[名](スル)園児が幼稚園や保育園を出て家に帰ること。退園。⇔登園。
こう‐えん【鉱塩】
家畜や飼育動物に与えられる固形飼料。食塩をはじめとするミネラルを糖蜜などに混ぜて成型したものが多い。商標名。ミネラ...
こう‐えん【溘焉】
[ト・タル][文][形動タリ]にわかなさま。多く、人の死去のさまにいう。「—として逝く」「—たる死」
こうえん‐かい【後援会】
政治家・芸能人・スポーツ団体など、特定の個人や団体の活動を資金面などで援助する組織。
こうえんき‐きゅう【好塩基球】
白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が塩基性色素に染まるもの。好塩基性白血球。好塩球。
こうえん‐きん【好塩菌】
ある濃度以上の食塩が存在する所でだけ発育・増殖する細菌。食中毒の原因となるものもある。好塩細菌。
こうえん‐さいきん【好塩細菌】
⇒好塩菌
こうえんしょう‐ざい【抗炎症剤】
⇒消炎剤
こう‐えんしょく【高演色】
演色性がよいこと。照明による物体の色が自然光で見た場合に近いこと。⇔低演色。
こうえんじじゅんじょうしょうてんがい【高円寺純情商店街】
ねじめ正一の小説。高度成長期の駅前商店街の人々を描く。平成元年(1989)刊行。同年、第101回直木賞受賞。平成2...
こう‐えんすい【光円錐】
四次元の時空(ミンコフスキーの時空)の座標で、ある時刻tに位置(x,y,z)から発せられる光子が描く円錐。光速をc...
こうえん‐せい【好塩性】
塩分濃度が高い環境を好む性質。このような性質をもつ菌は好塩菌と呼ばれる。
こう‐えん‐ちん【高円賃】
「高齢者円滑入居賃貸住宅」の略。
こうえん‐デビュー【公園デビュー】
俗に、母親と子供が近所の公園などに行き、地域の母子でつくられるコミュニティーに初めて参加すること。
こうえん‐ばんじょう【光炎万丈】
《韓愈「調張籍」から》光り輝く炎が高くたちのぼること。また、詩文などが勢いがあることのたとえ。
光炎(こうえん)万丈(ばんじょう)長(なが)し
《韓愈「調張籍」から》詩文や議論が雄大で勢いがあって、長く後世に伝わるたとえ。
こうエーキューピーフォー‐こうたい【抗AQP4抗体】
⇒抗アクアポリン4抗体
こう‐お【好悪】
好むことと憎むこと。好き嫌い。「—が激しい」「—の念」
こうおう【康応】
南北朝時代、北朝の後小松天皇の時の年号。1389年2月9日〜1390年3月26日。
こう‐おう【黄鶯】
コウライウグイスの別名。
こうおう‐そう【紅黄草】
マリーゴールドの別名。
こう‐おく【高屋】
高く構えた家。また、他人を敬って、その家をいう語。
こう‐おく【黄屋】
《裏に黄色の絹を張ったところから》昔、中国で天子の乗る車をおおう、きぬがさ。転じて、天子・帝王を敬っていう語。
ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈...
こう‐おつ【甲乙】
《十干の甲と乙から》 1 第一と第二。 2 二つのものの間の優劣。「—をつけがたい」「—を争う出来ばえ」
こうおつこんわ‐しょうちゅう【甲乙混和焼酎】
混和焼酎の一。乙類焼酎の割合が5パーセント以上50パーセント未満のもの。甲乙ブレンド焼酎。焼酎甲類乙類混和。
甲乙(こうおつ)付(つ)け難(がた)・い
二つのものに差がなく、どちらが優れているかを決めるのが難しい。「—・い作品だ」
こうおつ‐にん【甲乙人】
年齢・身分などがいろいろな人。また、名前をあげるまでもない一般庶民。「居り合はせたる—ら是を見て」〈保元・下〉
こうおつブレンド‐しょうちゅう【甲乙ブレンド焼酎】
⇒甲乙混和焼酎
こう‐おや【講親】
1 無尽講・頼母子講(たのもしこう)などを主催し、第1回の掛け金の贈与や貸し付けを受ける者。講元。 2 伊勢講・稲...
こう‐おん【口音】
音声学の用語。呼気が鼻腔(びこう)に抜けることなく、もっぱら口腔内で調音が行われるような音。口腔音。→鼻音
こう‐おん【好音】
⇒こういん(好音)
こう‐おん【厚恩】
厚い恩。心のこもった深い恩。
こう‐おん【恒温】
温度が一定であること。定温。
こう‐おん【皇恩】
天皇の恩。
こう‐おん【高音】
1 高い調子の音。 2 音楽で、高い音域。「スピーカーの—がひずむ」⇔低音。