さ‐とう【左党】
1 《フランス議会で、議長席から見て左側に座席を占めたところから》左翼政党。⇔右党。 2 酒好きな人。酒飲み。⇔右党。
さ‐とう【左道】
《「さどう」とも。昔、中国では右を尊び、左を正しくないとしたところから》 1 正しくない道。邪道。「—の論」 2 ...
さとう【佐藤】
姓氏の一。 [補説]「佐藤」姓の人物佐藤愛子(さとうあいこ)佐藤厚志(さとうあつし)佐藤一斎(さとういっさい)佐藤...
さ‐とう【砂糖】
蔗糖(しょとう)を主成分とする天然甘味料。原料から分けると、サトウキビから得られる甘蔗糖、サトウダイコンから得られ...
さ‐とう【砂頭/沙頭】
砂浜。砂丘。「—に印(いん)を刻む鴎(かもめ)」〈平家・三〉
さ‐とう【差等】
等級をつけること。また、等級の違い。差別。等差。「待遇に—をつける」
サトー
[1843〜1929]英国の外交官。日本名、佐藤愛之助。号、薩道。文久2年(1862)英国領事館員として来日。パー...
さとう‐あいこ【佐藤愛子】
[1923〜 ]小説家。大阪の生まれ。紅緑(こうろく)の娘。詩人のサトウ・ハチローは異母兄。体験的なテーマを扱った...
さとう‐あつし【佐藤厚志】
[1982〜 ]小説家。宮城の生まれ。平成29年(2017)「蛇沼」で新潮新人賞を受賞して小説家デビュー。「荒地の...
さとう‐いっさい【佐藤一斎】
[1772〜1859]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は坦。中井竹山・林述斎に学び、林家の塾長、昌平坂学問所教授を歴...
さとう‐えいさく【佐藤栄作】
[1901〜1975]政治家。山口の生まれ。岸信介の実弟。運輸官僚から政界に転じ、昭和39〜47年(1964〜19...
さとうおう‐こうえん【砂糖王公園】
《Sugar King Park》マリアナ諸島、サイパン島西岸の町ガラパン南郊にある公園。同島初の都市公園で、日本...
さとう‐かえで【砂糖楓】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約40メートルに達する。葉は手のひら状に三〜五つに裂ける。北アメリカの原産で、栽培され、...
さとうがし‐の‐いえ【砂糖菓子の家】
《Casa de Alfeñique》メキシコ中東部、プエブラ州の都市プエブラにある建物。旧市街に位置する。18世...
さとうがしのだんがんはうちぬけない【砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない】
桜庭一樹の小説。平成16年(2004)刊。家庭環境の異なる思春期の少女二人の交流と、残酷な末路を描く。
さとう‐きび【砂糖黍】
イネ科の多年草。高さ2〜4メートル。茎は中空ではなく、節がある。茎の汁を絞って砂糖(甘蔗糖(かんしょとう))を作る...
さとう‐きわむ【佐藤究】
[1977〜 ]小説家。福岡の生まれ。本名、憲胤(のりかず)。平成16年(2004)、佐藤憲胤名義の「サージウスの...
さとう‐ぎりょう【佐藤義亮】
[1878〜1951]出版人。秋田の生まれ。明治29年(1896)新声社を設立、雑誌「新声」を刊行するも破綻(はた...
さとう‐けい【砂糖計】
⇒検糖計
さとう‐けんいち【佐藤賢一】
[1968〜 ]小説家。山形の生まれ。西洋史の素養を生かし、中世から近世にかけてのヨーロッパを舞台にした歴史小説を...
さとう‐げんげん【佐藤玄々】
[1888〜1963]彫刻家。福島の生まれ。本名、清蔵。別号、朝山。山崎朝雲に師事。日本美術院同人。フランスでブー...
さとう‐こうろく【佐藤紅緑】
[1874〜1949]小説家・劇作家・俳人。青森の生まれ。本名、洽六(こうろく)。詩人サトウ・ハチロー、作家佐藤愛...
さとう‐さくもつ【砂糖作物】
砂糖を採取するために栽培する作物。サトウキビ・サトウダイコンなど。
さとう‐さたろう【佐藤佐太郎】
[1909〜1987]歌人。宮城の生まれ。「アララギ」に入会し、斎藤茂吉に師事。芸術派的な独自の歌風を確立した。歌...
さとう‐さとる【佐藤さとる】
[1928〜2017]児童文学作家。神奈川の生まれ。本名、暁(さとる)。自費出版した「だれも知らない小さな国」が注...
さとう‐さんぺい【サトウサンペイ】
[1929〜2021]漫画家。愛知の生まれ。本名、佐藤幸一(ゆきかず)。平凡なサラリーマンの日常を庶民感覚で描き、...
さとう‐しょうご【佐藤正午】
[1955〜 ]小説家。長崎の生まれ。本名、謙隆(かねたか)。昭和58年(1983)「永遠の1/2」で第7回すばる...
さとう‐じゅんや【佐藤純弥】
[1932〜2019]映画監督。東京の生まれ。「陸軍残虐物語」で監督デビュー。社会派の名手として評価を得る一方で、...
さとう‐じょうじつ【佐藤誠実】
[1839〜1908]国学者。江戸の生まれ。「古事類苑」編纂(へんさん)に従事。著「日本教育史」など。
さとう‐そうのすけ【佐藤惣之助】
[1890〜1942]詩人。神奈川の生まれ。詩・俳句のほか、民謡や歌謡曲の作詞もした。詩集「正義の兜」「琉球諸島風...
さとう‐ただのぶ【佐藤忠信】
[1161〜1186]平安末期の武士。源義経の四天王の一人。継信の弟。義経が吉野山で山僧に攻められたとき、身代わり...
さとう‐だいこん【砂糖大根】
ヒユ科の二年草。高さ約1メートル。ダイコンに似た紡錘形の多肉の根をもつ。根の汁から砂糖(甜菜(てんさい)糖)をとる...
さとう‐ちょう【砂糖鳥】
インコ科の鳥。スズメ大で、全身緑色、頭が青く、のどが赤い。果物や花の蜜などを常食とし、枝に逆さにぶら下がる習性があ...
さとう‐つぐのぶ【佐藤継信】
[1158〜1185]平安末期の武士。源義経の四天王の一人。屋島の戦いで義経の身代わりとなり、平教経(たいらののり...
さと‐うつり【里移り】
引っ越し。転居。家(や)移り。「子孫どもに家の具足ども負ほせ持たせて、おのれも持ちて、手まどひして—しぬ」〈宇治拾...
さとう‐づけ【砂糖漬(け)】
果実・野菜・豆などを高濃度の砂糖に漬けること。また、その食品。ブンタン・フキ・アンズ・ショウガなどの砂糖漬け、甘納...
さとう‐とくじ【佐藤得二】
[1899〜1970]哲学者・小説家。岩手の生まれ。京城帝大予科、一高の教授を歴任した後、文部省に入省。昭和38年...
さとう‐なおかた【佐藤直方】
[1650〜1719]江戸中期の儒学者。備後の人。山崎闇斎(やまざきあんさい)に師事。崎門三傑の一人と称されたが、...
さとう‐のぶひろ【佐藤信淵】
[1769〜1850]江戸後期の経済学者。出羽の人。字(あざな)は元海。宇田川玄随・平田篤胤(ひらたあつたね)らに...
さとう‐は【佐藤派】
自由民主党にあった派閥の一。木曜研究会・周山会の通称。佐藤栄作が、吉田学校のライバルだった池田勇人と袂を分かって結...
さとう‐はちろう【サトウハチロー】
[1903〜1973]詩人。東京の生まれ。本名、佐藤八郎。紅緑の長男。愛子は異母妹に当たる。詩人として出発し、童謡...
さとう‐はるお【佐藤春夫】
[1892〜1964]詩人・小説家。和歌山の生まれ。生田長江・与謝野寛らに師事。初め「スバル」「三田文学」などに詩...
さとう‐まさよし【佐藤雅美】
[1941〜2019]小説家。兵庫の生まれ。初め「大君の通貨」などの歴史経済小説で話題となるが、その後本格的な時代...
さとう‐まめ【砂糖豆】
炒った大豆に糖蜜をまぶした純白の菓子。
さと‐うみ【里海】
適度に人の手が加わることによって自然環境が保たれ、かつ生産性が高められている海岸部。里山の概念を海に当てはめたもの...
さとう‐みず【砂糖水】
砂糖を溶かした水。
さとう‐みつ【砂糖蜜】
1 砂糖から作った蜜。かき氷にかける。 2 ガムシロップのこと。
さとう‐もろこし【砂糖蜀黍】
モロコシの一品種。高さ2〜3メートル。茎の汁から砂糖をとる。
さとう‐やし【砂糖椰子】
ヤシ科の常緑高木。葉は羽状複葉。葉柄の繊維でロープを作り、茎の髄を食用にし、また、花軸から砂糖をとる。インド・ミャ...
さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、5度芥...