さんしゃ‐ほうへい【三社奉幣】
伊勢神宮・石清水八幡宮・賀茂神社に奉幣すること。国家的事件などの際、特に奉幣使がつかわされた。
さん‐しゃみ【三沙弥】
沙弥を年齢によって三つに区分したもの。7歳から13歳までを駆烏(くう)沙弥、14歳から19歳までを応法沙弥、20歳...
三舎(さんしゃ)を避(さ)・ける
《「春秋左伝」僖公二十三年の三舎1の距離の外に避ける意の記事から》相手を恐れてしりごみすること、また、相手に一目置...
さん‐しゅ【三種】
1 《「さんじゅ」とも》三つの種類。 2 「第三種郵便物」の略。
さん‐しゅ【蚕種】
蚕の卵。かいこだね。
さん‐しゅ【讃衆】
法会などの席で讃を唱える僧。
さん‐しゅう【三州/参州】
三河(みかわ)の異称。
さん‐しゅう【三舟】
1 三そうのふね。 2 平安時代、詩・歌・管弦にすぐれた者をそれぞれに分けて乗せた三そうの舟。みつのふね。 勝海...
さん‐しゅう【三秋】
1 秋季の3か月。初秋・仲秋・晩秋。陰暦の7・8・9月。《季 秋》 2 3回、秋を過ごすこと。3か年。「一日—」→三春
さん‐しゅう【山州】
山城(やましろ)国の異称。
さん‐しゅう【参集】
[名](スル)大ぜいの人が集まってくること。「全国から—する」
さん‐しゅう【纂修】
[名](スル)材料を集めて、書物を編集すること。編纂。「博物誌を—する」
さん‐しゅう【纂輯】
[名](スル)文書を集めて、書物にまとめること。編纂。編集。「藩史を—する」
さん‐しゅう【讃州】
讃岐(さぬき)国の異称。
さんしゅういこう【三洲遺稿】
幕末から明治期にかけて活躍した漢学者・書家の長三洲の漢詩文集。作者没後の明治42年(1909)に刊行された。5冊1...
さんしゅう‐がわら【三州瓦】
三河地方から産出する粘土で焼いた日本瓦。
さん‐しゅうき【三周忌】
「三回忌」に同じ。
さんしゅう‐たたき【三州三和土】
三州土で作った、たたき。
さんしゅう‐づち【三州土】
三河地方から産出する土。花崗岩(かこうがん)が風化して粘土状になったもの。
さんしゅう‐の‐おもい【三秋の思い】
《「詩経」王風・采葛の「一日見(あ)わざれば三秋の如し」から》1日会わないと3年間も会わないでいるような思いがする...
さんしゅう‐の‐さい【三舟の才】
詩・歌・管弦のすべてにすぐれていること。三船(さんせん)の才。
さんしゅう‐みそ【三州味噌】
⇒八丁味噌
さんしゅこんごう‐ワクチン【三種混合ワクチン】
三つの病原菌に対するワクチンを混合したもの。ジフテリア・百日咳(ひゃくにちぜき)・破傷風混合ワクチン(DPTワクチ...
さんしゅ‐しけん【三種試験】
国家公務員採用試験の一。昭和59年度(1984)から、それまでの初級試験に替えて行われた。平成23年度(2011)...
さんしゅ‐せけん【三種世間】
仏語。生きものとしての衆生世間、その生きものの住む場所としての国土世間、この二つを構成する五蘊(ごうん)についてい...
さん‐しゅつ【産出】
[名](スル) 1 物資を生産すること。また、物資がとれること。「絹織物を—する」「石油—国」 2 環境などが影響...
さん‐しゅつ【算出】
[名](スル)計算して数値を出すこと。「必要経費を—する」
サンシュテファン‐じいん【サンシュテファン寺院】
《St. Stephansdom》⇒シュテファン大聖堂
サンシュテファン‐だいせいどう【サンシュテファン大聖堂】
《St. Stephansdom》⇒シュテファン大聖堂
さん‐しゅにち【三首日】
月の上旬・中旬・下旬の初めの日。1日・11日・21日。
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつ...
さん‐しゅゆ【山茱萸】
ミズキ科の落葉小高木。葉は楕円形。樹皮ははげやすい。早春、葉より先に黄色の小花を密につける。実は熟すと赤くなり、漢...
サンシュルピス‐きょうかい【サンシュルピス教会】
《Église Saint-Sulpice》フランス、パリ中央部、セーヌ川左岸のサンジェルマン‐デ‐プレにある教会...
さん‐しゅん【三春】
1 春季の3か月。初春・仲春・晩春。陰暦の1・2・3月。《季 春》 2 三度、春を過ごすこと。3か年。→三秋
さん‐しょ【三所】
《「さんじょ」とも》 三つの場所。3か所。「—の権扉(けんぴ)をおしひらき給へり」〈平家・七〉 「三所権現(さんし...
さん‐しょ【山椒】
「さんしょう(山椒)」の音変化。
さん‐しょう【三生】
仏語。前生・今生・後生の三つ。三世(さんぜ)。
さん‐しょう【三性】
仏語。 1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記(むき)性。 2 一切の存在の本性や状態のあ...
さん‐しょう【三省】
1 律令制で、太政官に置かれた八省のうち、式部省・民部省・兵部省の称。 2 中国、唐の官制で、中書省・門下省・尚書...
さんしょう【三笑】
⇒虎渓三笑(こけいさんしょう)
さん‐しょう【三唱】
[名](スル)三度となえること。「万歳を—する」
さん‐しょう【三章】
1 三つの章。三つ目の章。 2 《三箇条の法の意から》簡明な規則。→法三章
さん‐しょう【三焦/三膲】
漢方で、六腑(ろっぷ)の一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つ...
さん‐しょう【三障】
仏語。 1 修行とその前段階の善根を妨げる三つのさわり。煩悩障(貪欲・瞋恚(しんい)・愚痴の惑い)・業障(ごっしょ...
さん‐しょう【三賞】
大相撲で、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の三つの賞。その場所を勝ち越した関脇以下の幕内力士で、それぞれの賞の内容にふさわし...
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、...
さん‐しょう【参照】
[名](スル)照らし合わせて、参考にすること。参看。「付図を—する」
さん‐しょう【賛称/讃称/賛賞/讃賞】
[名](スル)ほめたたえること。「決断が速いのは、清麿君も常に—している」〈蘆花・思出の記〉
さん‐しょう【賛頌/讃頌】
[名](スル)歌に作り、また、言葉をつくして、ほめたたえること。
さんしょう‐うお【山椒魚】
有尾目のサンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科両生類の総称。約280種が知られる。成体にも発達した尾があり...