じゅうに‐ちょうし【十二調子】
⇒十二律
じゅうに‐ちょく【十二直】
暦注の一。暦の日の下に記し吉凶を示したもの。建(たつ)・除(のぞく)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・執(...
じゅうに‐てん【十二天】
仏教を守護する12の天尊。四方・四維の八天、上・下の二天、日・月の二天のこと。帝釈天(たいしゃくてん)(東)・火天...
じゅうにてん‐ぐ【十二天供】
密教で、壇の中央に四臂(しひ)の不動尊を安置し、その周囲に十二天を配置して行う修法。
じゅうに‐とう【十二灯】
⇒十二銅
じゅうに‐とき【十二時】
一昼夜。今の2時間を一時(いっとき)として、卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)の...
じゅうに‐どう【十二銅】
江戸時代、神仏への灯明代などとして、1年の月数にちなんで包んだ12文の賽銭(さいせん)。十二灯。
じゅうにどうばん‐ほう【十二銅板法】
⇒十二表法
じゅうにどう‐ひょう【十二銅表】
⇒十二表法
じゅうににん‐の‐しと【十二人の使徒】
《The Twelve Apostles》オーストラリア、ビクトリア州南西岸のポートキャンベル国立公園にある景勝地...
じゅうにのエチュード【十二のエチュード】
《原題、(フランス)12 Etudes》⇒十二の練習曲
じゅうにのきりかぶ【十二のきりかぶ】
与田凖一による児童文学作品。昭和24年(1949)刊行の童話集「こなをひきひきにじつくり」に収録。
じゅうにのれんしゅうきょく【十二の練習曲】
《原題、(フランス)12 Études》ショパンのピアノ曲集。作品10(1829年から1832年にかけて作曲)と作...
十(じゅう)に八九(はっく)
「十中八九(じっちゅうはっく)」に同じ。「自分の門生だから、—は秘(かく)すですもの」〈鏡花・婦系図〉
じゅうに‐ひとえ【十二単】
1 女房装束の中世・近世における俗称。単(ひとえ)の上に数多くの袿(うちき)を重ねて着たことからいう。 2 シソ科...
じゅうにひょう‐ほう【十二表法】
前450年ごろ制定された、古代ローマ最古の法典。法知識を独占する貴族と平民との闘争の結果、旧来の慣習法を成文化した...
じゅうにぶ‐きょう【十二部経】
⇒十二分経
じゅうに‐ぶん【十二分】
[名・形動]十分すぎるほどたっぷりしていること。また、そのさま。「—に利益を上げる」
じゅうにぶん‐きょう【十二分経】
仏教経典を12に分類した呼び名。修多羅(しゅたら)(契経(かいきょう))・祇夜(ぎや)(応頌(おうじゅ))・伽陀(...
じゅうに‐もん【十二門】
平安京大内裏の外郭の12の門。東面の陽明門・待賢門(たいけんもん)・郁芳門(いくほうもん)、南面の美福門・朱雀門(...
じゅうにもんろん【十二門論】
インド古代の仏教書。1巻。竜樹著。409年に、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。大乗仏教の空観の理を12章に分けて解...
じゅう‐にょぜ【十如是】
仏語。天台宗で、法華経方便品(ほうべんぼん)に基づき、一切の存在を相・性・体・力・作・因・縁・果・報・本末究竟(ほ...
じゅうに‐りつ【十二律】
中国や日本の音楽の12の標準楽音。1オクターブ間に約半音間隔で12音が配される。基音を長さ9寸(約27センチ)の律...
じゅうにるい‐しょう【十二類生】
仏語。生まれ方によって衆生(しゅじょう)を12に分けたもの。胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四生に、有色(うし...
じゅうに‐れっこく【十二列国】
⇒春秋十二列国(しゅんじゅうじゅうにれっこく)
じゅう‐にん【十人】
人数が10であること。とたり。
じゅう‐にん【住人】
1 その家、またはその土地に住んでいる人。「隣家の—」 2 俗に、インターネット上の特定の電子掲示板(BBS)など...
じゅう‐にん【重任】
[名](スル) 1 重要な職務・任務。大任。「—を果たす」 2 任期が終わったのち、同じ職務・任務に続いて就くこと...
じゅうにん‐ぐみ【十人組】
1 安土桃山時代から江戸初期にかけて、近隣10戸を単位とした自治組織。 2 ⇒十人両替(じゅうにんりょうがえ)
じゅうにん‐といろ【十人十色】
考え方や好みなどが各人それぞれに違っていること。「—の服装」 [補説]作品名別項。→十人十色
じゅうにんといろ【十人十色】
《原題Every Man in His Humour》ジョンソンの戯曲。1598年初演。気質喜劇の代表作のひとつ。
じゅうにん‐なみ【十人並(み)】
[名・形動]顔だち・能力などが、人よりすぐれてもいないが、劣ってもいないこと。また、そのさま。人並み。
十人(じゅうにん)寄(よ)れば十国(とくに)の者(もの)
大勢の人が集まれば、それぞれが違った国の出身で、風俗・習慣・話題などが別々であるということ。
じゅうにん‐りょうがえ【十人両替】
江戸時代、大坂で、両替屋仲間の統制や、幕府公金の出納、金銀相場の支配などにあたった10人の大両替屋。十人組。
じゅう‐ねん【十年】
1年の10倍。また、長い年月。
じゅう‐ねん【十念】
仏語。 1 仏・法・僧・戒・施・天・休息(ぐそく)・安般(あんぱん)・身非常・死の十について念ずること。十随念。 ...
じゅう‐ねん【揉捻】
[名](スル) 1 製茶の工程で、茶葉をよくもむこと。 2 マッサージで、筋肉をこねるようにもむこと。
十年(じゅうねん)一日(いちじつ・いちにち)
長い年月の間、何の変化もなく同じ状態であること。「—のごとく平凡な生活が続く」
じゅうねん‐しょうみょう【十念称名】
「南無阿弥陀仏」の名号を10度唱えること。
じゅうねん‐ど【重粘土】
多量の粘土を含んでいて、粘性が強く、耕作しにくい土壌。日本では北海道北部の洪積台地に分布。重土。
十年(じゅうねん)一昔(ひとむかし)
世の中は移り変わりが激しく、10年もたつともう昔のこととなってしまう。また、歳月の流れを、10年をひと区切りとして...
十(じゅう)の一二(いちに)
ほんのわずか。十に一二。
じゅう‐のう【十能】
炭火を入れて持ち運ぶ道具。金属製の容器に木の柄をつけたもの。じゅうの。《季 冬》
じゅうのう‐がくは【重農学派】
重農主義を唱える学派。
じゅうのう‐しゅぎ【重農主義】
18世紀後半、フランスのケネーなどの経済学者によって主張された経済思想および経済理論とそれに基づく政策。重商主義に...
じゅう‐の‐かた【柔の形】
柔道の基礎的な形。嘉納治五郎の考案。切る・打つ・突くの攻撃に対する防御の方法を柔の理によって緩やかな動作の形とした...
じゅう‐の‐しま【十の島】
《江戸時代、ひらがなの「あほ」を分解して「あ」は「十の」、「ほ」は「しま」と読めるところから》あほう。ばか。
じゅう‐は【銃把】
銃床の一部で、射撃の際に引き金を引く手で握る部分。
じゅう‐は【縦波】
「たてなみ(縦波)」に同じ。
じゅうはち‐かい【十八界】
仏語。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根と、その対象となる色・声・香・味・触・法の六境と、六根が六境を認識する眼識・耳識...