じょう‐ざい【常在】
[名](スル)いつもそこに存在すること。「連絡員を—させる」
じょう‐ざい【錠剤】
医薬品を一定の形状に圧縮して服用しやすくしたもの。
じょうざい‐きん【常在菌】
多くの人の体内に共通して存在し、普段は病気を起こさない微生物。常在細菌。常在微生物。
じょうざい‐こく【常在国】
その地域に固有な野生型のウイルスや細菌が存在し、それによる感染症の流行が続いている国。「ポリオ—」
じょうざい‐さいきん【常在細菌】
⇒常在菌
じょうざい‐せんじょう【常在戦場】
いつでも戦場にいる心構えで事をなせという心得を示す語。
じょうざい‐びせいぶつ【常在微生物】
⇒常在菌
じょうざい‐りょうじゅせん【常在霊鷲山】
「法華経」寿量品の自我偈(げ)にある語。釈迦(しゃか)の寿命は永遠であり、常に霊鷲山にあって説法を続けているということ。
じょうざ‐ざんまい【常坐三昧】
天台宗でいう四種三昧の一。90日を1期とし、静かに仏前に独座して、精神を統一し法界を観ずること。
じょうざ‐せき【上座石】
庭園の築山(つきやま)の上に据える、平たく厚い石。観音石。
じょうざ‐ぶ【上座部】
仏滅の100年後に教団が二つに分裂したうちの保守派。また、それがさらに分裂してできた諸部派の総称。南アジア諸国の仏...
じょう‐ざん【常山】
中国、恒山の異称。天子巡狩の故地。 アジサイ科の落葉低木。楕円形の葉が対生する。6、7月ごろ、青い花をつける。漢方...
じょうざんきだん【常山紀談】
江戸中期の随筆。正編25巻。湯浅常山著。原形は元文4年(1739)成立。完成は明和7年(1770)とされ、その後拾...
じょうざんけい【定山渓】
北海道札幌市南西部、豊平川上流一帯の渓谷。北海道有数の温泉郷として知られる。→定山渓温泉
じょうざんけい‐おんせん【定山渓温泉】
北海道札幌市南区、豊平川の渓谷にある温泉。泉質は塩化物泉。修験僧の定山が開いたといわれる。「札幌の奥座敷」とよばれる。
常山(じょうざん)の蛇勢(だせい)
《常山にすむ蛇は、首を打たれれば尾が助け、尾を打たれれば首が、胴を打たれれば首と尾とが一致して助けたという、「孫子...
じょうざん‐やき【常山焼】
明治9年(1876)新潟県佐渡の三浦常山が無名異(むみょうい)焼を改良して創始した陶器。朱泥(しゅでい)・紫泥(し...
じょう‐し【上士】
1 徳があり、すぐれた人。 2 身分の高い武士。⇔下士。 3 菩薩(ぼさつ)の異称。
じょう‐し【上巳】
五節句の一。陰暦3月の最初の巳(み)の日。のちに3月3日。古く、宮中ではこの日に曲水の宴が行われた。また、民間では...
じょう‐し【上司】
1 その人より役職が上位の人。上役。「—の許可を得る」 2 その官庁の上級の官庁。 3 荘園制で、現地で実務にあた...
じょう‐し【上使】
1 朝廷・主家などの上級者から上意伝達のため派遣される使者。 2 江戸幕府から諸大名などに上意伝達のために派遣した...
じょう‐し【上肢】
人間の腕や手。上腕・前腕・手を含めていう。⇔下肢。
じょう‐し【上厠】
[名](スル)便所にはいること。「便意を催し、—す」〈百閒・百鬼園随筆〉
じょう‐し【上梓】
[名](スル)《梓(あずさ)(キササゲ)の木を版木に用いたところから》 1 文字などを版木に刻むこと。 2 書物を...
じょう‐し【状師】
他人の訴訟の代理を仕事とする人。代言人や弁護士の類。
じょう‐し【状紙】
手紙を書く紙。半切り紙。
じょう‐し【帖子】
横に長い1枚の紙を折り畳んでつくった本。折り手本。折り本。
じょう‐し【帖試】
1 中国、唐代の官吏登用試験の一。経書の文章の前後を紙で覆い隠して1行だけを示し、そのうち、3字を隠して、隠した文...
じょう‐し【城市】
1 《城壁に囲まれた市街の意から》都会。 2 城のある町。城下町。
じょう‐し【城址/城趾】
しろあと。城跡。
じょう‐し【娘子/嬢子】
1 むすめ。少女。 2 おんな。婦人。また、他人の妻。
じょう‐し【剰指】
手足の指が5本より多いこと。
じょう‐し【情史】
恋愛を題材にした実録や小説。
じょう‐し【情死】
[名](スル)愛し合っている男女が、合意の上で一緒に死ぬこと。心中。
じょう‐し【情思】
思い。心持ち。特に、恋しい思い。恋心。「人耳多くして—を吐露する能わざるを以て」〈織田訳・花柳春話附録〉
じょう‐し【情詩】
恋愛・恋情を詠んだ詩歌。
じょう‐し【上市】
[名](スル)新しい商品やサービスを市場に出すこと。市販すること。「5品目を—する」
じょうし‐かん【娘子関】
中国、河北省と山西省との境の関所。石家荘(せっかそう)の西方の太行(たいこう)山脈中にあり、古来、軍事・交通上の要...
じょう‐しき【定式】
定まった儀式。また、きまったやり方。ていしき。「父の身分はやっと藩主に—の謁見が出来ると云うのですから」〈福沢・福...
じょう‐しき【常式】
1 きまった方式。常の方式。 2 平常。ふだん。常時。いつもどおり。現代では東北・北陸地方などで、副詞的に用いる。...
じょう‐しき【常識】
一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。「—がない人」「—で考えればわかる」「—に欠けた振...
じょう‐しき【情識】
[名・形動ナリ] 1 仏語。心。迷いの心。 2 強情であること。また、そのさま。頑固。「稽古はつよかれ、—はなかれ...
じょうしき‐がくは【常識学派】
常識哲学を説いた学派。スコットランド学派。
じょうしき‐てき【常識的】
[形動]普通であるさま。当たり前であるさま。「—な人」「—に考える」
じょうしき‐てつがく【常識哲学】
18世紀、スコットランドに興ったイギリス啓蒙(けいもう)哲学の一派。バークリーの主観的観念論やヒュームの懐疑論に反...
じょうしき‐はずれ【常識外れ】
[名・形動]考え方や行動などが、世間一般のものとかけ離れていること。また、そのさま。「—な人」
じょうしき‐まく【定式幕】
歌舞伎舞台の正式な引き幕。右から萌黄(もえぎ)・柿(かき)・黒の3色の縦縞模様があるもの。昔は、各座で色や配色順が...
じょうし‐きん【上肢筋】
上肢の運動にたずさわる筋肉の総称。
じょうし‐ぐん【娘子軍】
《中国、唐の平陽公王の率いた女性だけの軍隊の名から》 1 女性だけで組織した軍隊。 2 女性の一団。「今春も町内の...
じょう‐しこ【上仕子/上鉋】
仕上げに用いるかんな。→荒仕子(あらしこ) →中仕子(ちゅうしこ)