じょう‐く【定句】
連歌で、型にはまった平凡でつまらない句。
じょう‐く【畳句】
文章や詩で、同一の句を重ねて用いる手法。また、その句。
じょう‐く【縄矩】
1 墨縄(すみなわ)と差し金。 2 標準。規律。
じょう‐くう【上空】
空の上の方。また、ある地点の上にある空。「—に舞いあがる」「東京の—」
じょうく‐うた【畳句歌】
1首の中に同じ語句を重ねて詠んだ歌。「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」「明(あか)明や明明明や明明や...
じょう‐ぐち【錠口】
1 錠を取り付けた箇所。 2 将軍・大名などの邸宅で、表と奥との境にあった出入り口。内外から錠がおろされていた。御...
じょう‐ぐ【乗具】
乗馬の用具。手綱・鞍など。馬具。
じょう‐ぐう【上宮】
一つの神社に複数の社(やしろ)があるとき、位置が最も上方または奥にある社。上社(かみしゃ)。かみのみや。→中宮 →下宮
じょうぐうしょうとくほうおうていせつ【上宮聖徳法王帝説】
《「帝説」は「たいせつ」とも》聖徳太子に関する系譜・伝記などを集成した記録。1巻。編者未詳。平安中期の成立といわれ...
じょうぐう‐たいし【上宮太子】
聖徳太子の異称。
じょうぐ‐ぼだい【上求菩提】
仏語。菩薩(ぼさつ)が、上に向かって悟りを求めること。⇔下化衆生(げけしゅじょう)。
しょう‐けい【上卿】
《「じょうけい」とも》 1 朝廷の諸行事・会議などの執行の責任者として指名された公卿(くぎょう)。列席した公卿中の...
じょう‐けい【上計】
すぐれた計画。上策。
じょう‐けい【上啓】
1 目上の者に対して申し上げること。啓上。 2 臣下が皇太子・皇后・皇太后・太皇太后に申し上げること。また、その文書。
じょう‐けい【上掲】
上に掲げること。前に述べること。前掲。「—の表」
じょう‐けい【上卿】
⇒しょうけい(上卿)
じょう‐けい【杖刑】
⇒杖(じょう)1
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝...
じょうけい【貞慶】
[1155〜1213]平安末期から鎌倉初期の法相(ほっそう)宗の僧。初め興福寺に入り、のち、海住山寺に住持した。戒...
じょう‐けい【常経】
常に変わらない道。常に守るべきおきて。
じょう‐けい【情景/状景】
心にある感じを起こさせる光景や場面。「幼いころの—を思い浮かべる」
じょう‐けい【場景】
ある場面でのものごとのありさま。その場の光景。「犯行の—を再現する」
じょう‐けつ【城闕】
1 中国で、宮城の門外の両側に設けた台。また、その城門。 2 皇城。宮城。
じょう‐けつ【浄血】
病毒などのない、きれいな血。また、血をきれいにすること。「—作用」
じょう・ける
[動カ下一]《歴史的仮名遣いは未詳》ふざける。たわむれる。「なんだなこの子は、—・けなさんなといふに」〈滑・浮世床・初〉
じょう‐けん【上件】
前に述べた事柄。前述。
じょう‐けん【上繭】
製糸原料として合格したまゆ。普通繭ともいい、不合格のものは選除繭という。
じょう‐けん【条件】
1 約束や決定をする際に、その内容に関しての前提や制約となる事柄。「—をのむ」「—をつける」「一日だけという—で借...
じょう‐けん【常見】
仏語。世界やすべての存在を永久不変として、人の死後も我(が)は消滅しないとする見方。物事に執着する、誤った考えとされた。
じょう‐けん【常憲】
常に守るべきおきて。
じょうけん‐しき【条件式】
プログラミング言語やデータベースソフトの検索などで用いられる条件指定のための論理式。数値の大小、文字列の一致・不一...
じょうけん‐しげき【条件刺激】
訓練前には特に反応を引き起こさないが、条件付け訓練の結果、初めて不随意的反応を引き起こす刺激。
じょうけん‐つき【条件付(き)】
ある事柄に条件がついていること。「—で受け入れる」
じょうけんつき‐かくりつ【条件付き確率】
事象A、Bがあり、事象Aが起こり、続いて事象Bが起こる確率Pのこと。これを「AにおけるBの条件付き確率」とよび、P...
じょうけんつき‐しほん【条件付(き)資本】
⇒コンティンジェント‐キャピタル
じょうけんつき‐とくていがいらいせいぶつ【条件付特定外来生物】
特定外来生物のうち、特定外来生物被害防止法による規制の一部を、当分の間、適用除外とする生物。令和4年(2022)に...
じょうけん‐づけ【条件付け】
特定の条件反射や条件反応を起こすように訓練すること。
じょうけんてき‐きせい【条件的寄生】
寄生生物が生活環のある段階において宿主から離れて単独で生活すること。
じょうけん‐とうそう【条件闘争】
労働争議などで、組合側が一定の条件を示して、それが獲得できたら争議を解決するという方針で、闘争もしくは交渉を進めること。
じょうけん‐はんしゃ【条件反射】
ある反射を起こさせる刺激と、それとは無関係な第2の刺激を同時に与えることを繰り返すと、ついには第2の刺激だけで初め...
じょうけん‐はんのう【条件反応】
条件反射と同じく、個体の行動の上に後天的に形づくられる反応。犬に「お手」といって、前足を出したときに限ってえさをや...
じょうけん‐ぶんき【条件分岐】
《conditional branch》コンピューターのプログラムで、ある条件式の結果によって、次に行う処理を切り...
じょうけん‐ほう【条件法】
英語・フランス語などで、動詞の法の一。主として事実に反する仮定的条件を表す条件節に対する帰結節の中で用いられる法。
じょう‐げ【上下】
[名](スル) 1 ㋐高い所と低い所。高い方と低い方。「乱気流で機体が—に揺れる」「棚を—に仕切る」 ㋑あげたりさ...
じょうげ‐かんけい【上下関係】
地位・身分・年齢などの、上位の者と下位の者との関係。「身分的—」「—のはっきりした集団」
じょうげ‐こう【上下向】
都へのぼることと都からくだること。上洛と下向。「今度の道中—の間笛を吹かじ」〈義経記・七〉
じょうげ‐づけ【上下付け】
雑俳の一。題の2字の仮名を句の初めと終わりに付けて句を作るもの。「つる。つき影ぞまた一段と見事なりける」の類。
じょうげ‐どう【上下動】
地震などで、垂直方向の震動。⇔水平動。
じょうげぶんり‐ほうしき【上下分離方式】
鉄道や空港などの事業において、施設の整備・保有主体と運営主体を分離すること。公的機関がインフラ整備に関与し、運行は...
しょうげん【承元】
《「じょうげん」とも》鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇・順徳天皇の時の年号。1207年10月25日〜1211年3...