じょう‐ぼう【条坊】
1 町の道すじ。まちすじ。 2 古代、都城の市街区画。平城京・平安京においては、朱雀(すざく)大路によって左京・右...
じょう‐ぼう【状貌】
顔かたち。容貌。
じょう‐ぼう【浄房】
便所のこと。かわや。
じょう‐ぼく【上木】
[名](スル)書物を印刷するため版木に彫ること。また、書物を出版すること。上梓(じょうし)。「篤胤(あつたね)先生...
じょう‐ぼく【縄墨】
1 すみなわ。 2 守るべき規準。規則。また、標準。「彼らは—の規矩を厭離するの思想こそあれ」〈藤村・春〉
じょう‐ぼん【上品】
1 仏語。極楽往生の人の機根による差異を分けた九品(くほん)の、上位3階級の総称。上品上生・上品中生・上品下生が含...
じょうぼん‐じょうしょう【上品上生】
1 仏語。九品(くほん)の最高位。 2 最高のランクにあるもの。最上級品。「—の歌も、下品下生の歌も、人丸の御歌な...
じょうぼん‐のう【浄飯王】
《(梵)Śuddhodanaの訳》前6世紀ごろの中インドの加毗羅衛(かびらえ)の国王。釈迦牟尼(しゃかむに)の父。...
じょうぼん‐れんだい【上品蓮台】
極楽浄土にあって、上品の人の化生(けしょう)する、七宝池の蓮(はす)のうてな。極楽の上級の所。
じょうぼんれんだい‐じ【上品蓮台寺】
京都市北区にある真言宗智山派の寺。山号は蓮華金宝山。聖徳太子の創建と伝える。所蔵の絵因果経は国宝。地蔵院。蓮台寺。...
じょう‐まい【上米】
上等の米。
じょう‐まい【城米】
城中に貯蔵した米。特に、江戸幕府が、直轄地や譜代の諸藩に命じて、凶作・飢饉(ききん)・軍事に備えるため、蓄えさせた米穀。
じょう‐まえ【錠前】
戸やふたなど、開けたてする所につけて、他人が勝手に開けられないようにする金具。錠。「—をおろす」「—屋」
じょう‐まわり【定廻り】
江戸時代、町奉行所配下の同心で、江戸市中を巡回した者。定町廻り。
じょう‐まん【上慢】
仏語。十分な境地に達しないのに達したと慢心を起こし、おごり高ぶること。増上慢。
じょう‐まん【冗漫】
[名・形動]表現に締まりがなくてむだが多いこと。また、そのさま。「—な文章」 [派生]じょうまんさ[名]
じょう‐み【上巳】
⇒じょうし(上巳)
じょう‐み【情味】
1 物のおもむき・おもしろみ。情趣。「—豊かな夏祭り」 2 やさしい心遣い。人間らしいあたたかみ。人情味。「—のあ...
じょう‐みせ【定店】
ある場所に定住して、一定の商品を売る店。「往来(ゆきき)絶えざる浅草通行(どおり)。御蔵前に—の、名も高簱の牛肉鍋...
じょう‐みとり【定見取】
江戸時代、開墾・埋め立てなどに多額の費用を要した田畑に、年々の豊凶による増減のない、軽い年貢を永久に課したこと。
じょうみね‐さん【城峰山】
埼玉県西部、秩父市北西・秩父郡皆野(みなの)町・児玉郡神川町の境にある山。標高1038メートル。秩父古生層のチャー...
じょう‐みゃく【静脈】
末梢の毛細血管網から血液を心臓に向けて送る血管。小・中静脈を経て上下の大静脈となり、心臓に戻る。動脈に比べて壁が薄...
じょうみゃく‐けい【静脈系】
毛細血管から出た血液を心臓に還流させる血管系。
じょうみゃく‐けつ【静脈血】
静脈内を流れる血液。体の各組織から受け取った老廃物や炭酸ガスを多量に含み、ヘモグロビンが酸素と結合していないため暗...
じょうみゃく‐さんぎょう【静脈産業】
生産・消費活動から排出・廃棄される不要物を回収し、再生利用・再資源化したり適正に処分したりする産業。動物の循環系で...
じょうみゃく‐ちゅうしゃ【静脈注射】
静脈内に薬液を入れる注射。血行を介して速やかに全身に行きわたる。静脈内注射。静注。
じょうみゃく‐どちょう【静脈怒張】
静脈が拡張・鬱滞(うったい)して、膨れあがって見える状態。
じょうみゃくない‐ちゅうしゃ【静脈内注射】
⇒静脈注射
じょうみゃく‐にんしょう【静脈認証】
生体認証の一。手のひらや指の静脈の形状をあらかじめ登録しておき、本人確認に利用する方法。静脈は人によって形状が異な...
じょうみゃくばっきょ‐じゅつ【静脈抜去術】
⇒ストリッピング手術
じょうみゃくパターン‐にんしょう【静脈パターン認証】
⇒静脈認証
じょうみゃく‐ぶつりゅう【静脈物流】
使用済みの製品や産業排出物などをリサイクルしたり適正に処分したりするために流通させること。→静脈産業 →動脈物流
じょうみゃく‐べん【静脈弁】
静脈の血管壁にある弁。四肢に多く、心臓に戻る血液の逆流を防いでいる。
じょうみゃく‐りゅう【静脈瘤】
静脈の一部の壁が異常に拡張し膨れあがっているもの。下肢に現れるものや、肝硬変の際に食道壁に生ずるものなどがある。
じょう‐みょう【定命】
仏語。 1 前世の因縁によって定まる人の寿命。 2 住劫(じゅうこう)中の定まっている寿命。最長は8万歳、最短は1...
じょうみょう【浄名】
維摩(ゆいま)の漢訳。
じょう‐みょう【常命】
人間の普通の寿命。
じょうみょう‐じ【浄妙寺】
神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺。山号は稲荷山。開創は文治4年(1188)、開基は足利義兼、開山は退耕行勇。...
じょう‐みん【烝民】
《「烝」は、もろもろの意》多くの人民。万民。民衆。
じょう‐みん【常民】
1 普通一般の民。庶民。 2 民俗を伝承し保持している基層文化の担い手としての階層。民俗学者柳田国男が、folkま...
じょう‐む【乗務】
[名](スル)電車・バス・航空機などの交通機関に乗って、運転その他の職務につくこと。「車掌として—する」
じょう‐む【常務】
1 日常の業務。「—に精励する」 2 「常務取締役」の略。
じょうむ‐いん【乗務員】
電車・バス・航空機などの交通機関に乗って、車内・機内で職務を行う人。運転士・車掌・操縦士・スチュワーデスなど。
じょうむ‐とりしまりやく【常務取締役】
会社の取締役のうち、社長を補佐して会社の業務執行にあたる取締役。実業界での名称で、一般に専務取締役の下位におかれる...
じょう‐め【上馬】
すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。「—の多かる御館(みたち)かな、武者の館とぞ覚えたる」〈梁塵秘抄・二〉
じょう‐め【乗馬】
⇒じょうば(乗馬)
しょう‐めい【詔命】
《古くは「じょうめい」》天皇の命令。勅命。みことのり。
じょう‐めい【上命】
天子・国家の命令。
じょう‐めん【上面】
物の上を向いた面。上になっている側の面。⇔下面。
じょう‐めん【定免】
《「免」は年貢の賦課率のこと》江戸時代の徴税法の一。過去5年・10年・20年間などの田租額を平均して租額を定め、一...