はく‐げき【迫撃】
[名](スル)目標に接近して撃つこと。
はく‐げき【搏撃】
[名](スル)打ちたたくこと。また、責めつけること。「王—して身完膚なく」〈東海散士・佳人之奇遇〉
はくげき‐ほう【迫撃砲】
曲射砲の一。砲口装塡(そうてん)式で、構造も簡単かつ軽量な火砲。比較的近距離の敵に対して用いる。
はく‐げつ【白月】
1 明るく輝く月。明月。 2 ⇒びゃくげつ(白月)
はくげん‐がく【博言学】
《philology》言語学の旧称。加藤弘之による訳語。
はくごう‐しゅぎ【白豪主義】
《White Australianism》かつてオーストラリアで、有色人種、特にアジア人の移民を排斥した白人優先主...
はく‐さ【白砂/白沙】
⇒はくしゃ(白砂)
はく‐さ【薄紗】
薄くて軽い織物。
はく‐さい【白菜】
アブラナ科の越年草。晩秋から冬の代表的な野菜。葉柄は扁平で幅広く、葉にしわがあり、密に重なり合う。春に淡黄色の花を...
はく‐さい【舶載】
[名](スル)船に載せて運ぶこと。船に載せて外国から運んでくること。「救援物資を—する」
はく‐さい【薄才】
才知の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。非才。
はくさい‐きょう【舶載鏡】
弥生・古墳時代に中国・朝鮮半島から到来した銅鏡。→仿製鏡(ぼうせいきょう)
はく‐さん【白山】
岐阜・石川両県にまたがる火山。最高峰は御前峰(ごぜんみね)の標高2702メートル。古くから信仰の対象とされ、富士山...
はくさん‐いちげ【白山一華/白山一花】
キンポウゲ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約20センチ。全体に粗い毛がある。葉は手のひら状の複葉。夏、...
はくさん‐かざんたい【白山火山帯】
白山から、山陰地方の大山(だいせん)を経て、九州の九重山・雲仙岳に至る火山帯。大山火山帯。
はくさん‐こくりつこうえん【白山国立公園】
白山を中心とし、富山・石川・岐阜・福井の4県にまたがる国立公園。高山植物が豊富。白川温泉郷などがある。
はくさん‐こざくら【白山小桜】
サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山の湿地に自生。高さ約10センチ。葉は根元から出て、さじ形で質が厚い。夏、花...
はくさん‐し【白山市】
⇒白山
はくさん‐しちしゃ【白山七社】
白山比咩(しらやまひめ)神社の本社とその摂社・末社など七社の古称。
はくさん‐しゃくなげ【白山石南花】
ツツジ科の常緑低木。本州中部以北の針葉樹林内に自生。葉は楕円形で革質。6、7月ごろ、赤みがかった白色の漏斗状の花を...
はくさん‐じんじゃ【白山神社】
白山比咩(しらやまひめ)神を祭る神社。総本社は石川県の白山比咩神社。
はくさん‐ちどり【白山千鳥】
ラン科の多年草。本州中部以北の高山の草地に自生。高さ約35センチ。葉は数枚が互生。6、7月ごろ紅紫色の花を総状につ...
はくさん‐どおり【白山通り】
東京都千代田区一ツ橋から豊島区西巣鴨までの道路の呼び名。沿線に東京ドーム・とげぬき地蔵などがある。
はくさん‐ふうろ【白山風露】
フウロソウ科の多年草。本州北部および中部の高山に自生。高さ約40センチ。葉は手のひら状に細かく裂けている。夏、紅色...
はくさん‐ぼく【白山木】
レンプクソウ科の常緑低木。暖地に自生。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、白い小花が群生して咲く。
はくさん‐ろ【博山炉】
中国、漢代に始まる香炉の一。多く青銅製または陶製の高坏(たかつき)状で、山岳をかたどったふたがつき、軸部の下に海を...
はく‐ざい【白材】
木材の樹皮に近い白みがかった部分。しらた。辺材。
はく‐し【白紙】
1 白色の紙。しらかみ。 2 書くべきところに、何も書いてない紙。「答案を—で出す」 3 意見などを何ももたないこ...
はく‐し【白詩】
唐の白居易(はくきょい)の詩。
はく‐し【博士】
1 学位の一。大学院の博士課程を修了し、博士論文の審査および試験に合格した者に授与されるもの(課程博士)と、博士論...
はく‐し【薄志】
1 弱い意志。 2 わずかの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄謝。「—を包む」
はくし‐いにん【白紙委任】
[名](スル)人に物事を依頼するとき、条件をつけないですべてを任せること。
はくし‐いにんじょう【白紙委任状】
委任者名・委任事項などを記載しないままにしておき、その決定を相手方やその他の者に任せた委任状。
はくし‐かてい【博士課程】
大学院の課程。通常、修業年限5年以上であるが、修士課程2年を経て、3年で修了する場合もある。ドクターコース。
はく‐しき【博識】
[名・形動]ひろく知識があること。また、そのさま。博学多識。「—な(の)人」
はくし‐けんきゅういん【博士研究員】
⇒ポストドクター
はくし‐ごう【博士号】
博士の称号。はかせごう。→博士1
はくし‐じゃっこう【薄志弱行】
意志が弱く、実行力に乏しいこと。
はくしちょうけいしゅう【白氏長慶集】
⇒白氏文集(はくしもんじゅう)
はく‐しつ【白質】
脳・脊髄の、神経線維の集合からなる白色部分。主に有髄神経線維からなる。脳では灰白質(かいはくしつ)の内側に、脊髄で...
はくし‐てっかい【白紙撤回】
[名](スル)一度決まった事柄を、何もなかった元の状態に戻すこと。「計画の—を求める」「契約を—する」
白紙(はくし)に返(かえ)・す
それまでの経緯をなかったものとして、もとの状態に返す。白紙に戻す。
白紙(はくし)に返(かえ)・る
何もなかったもとの状態に返る。白紙に戻る。「法案が—・る」
白紙(はくし)に戻(もど)・す
「白紙に返す」に同じ。
はくしもんじゅう【白氏文集】
唐の白居易の詩文集。元稹(げんしん)編の「白氏長慶集」50巻(824年成立)に自撰の後集20巻、続後集5巻を加えた...
はく‐しゃ【白砂/白沙】
白い砂。はくさ。
はく‐しゃ【拍車】
乗馬靴のかかとに取り付ける金具。馬の腹に刺激を与えて速度を加減する。ふつう歯車付きで馬体を傷めないようになっている。
はく‐しゃ【薄謝】
わずかばかりの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄志。
拍車(はくしゃ)が掛(か)か・る
進行が一段と速くなる。「インフレに—・る」
はく‐しゃく【伯爵】
もと五等爵の第三位。子爵の上。侯爵の下。→爵