はっけ‐しんとう【伯家神道】
平安末期から神祇(しんぎ)伯を世襲した白川家に伝えられた神道の流派。白川神道。
はっ‐けっきゅう【白血球】
血液を構成する成分の一。骨髄・リンパ節などでつくられ、形は不定で核があり、生体の防御に関与。顆粒性(かりゅうせい)...
はっけっきゅうじょきょ‐りょうほう【白血球除去療法】
潰瘍性大腸炎や関節リウマチなどで炎症の原因となる白血球を取り除くことで、症状を改善する治療法。血液を体外に取り出し...
はっけつ‐びょう【白血病】
血液中の白血球が異常に増加する病気。多いのは急性白血病で、未熟な白血球が増殖して造血・免疫機能が低下し、発熱・貧血...
はっけつびょう‐ウイルス【白血病ウイルス】
白血病を引き起こすレトロウイルス。成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)など。
はっけ‐み【八卦見】
占いを職業とする人。占い師。易者。八卦置き。
はっけ‐よい
[感]《「八卦(はっけ)よい」の意か》相撲の行司が、土俵の上で力士に向かって動きを求めて発する掛け声。「—、のこった」
はっ‐けん【白圏】
圏点の一種。中を白く残した丸じるし。
はっ‐けん【白鍵】
ピアノ・オルガンなど、鍵盤楽器の白い鍵。⇔黒鍵。
はっ‐けん【法眷】
法を同じくする仲間。同じ師に学ぶ同じ法統の仲間。ほうけん。ほっけん。
はっ‐けん【発見】
[名](スル)まだ知られていなかったものを見つけ出すこと。また、わからなかった存在を見いだすこと。「新大陸の—」「...
はっ‐けん【発券】
[名](スル)銀行券・乗車券・興行チケットなどを発行すること。
はっ‐けん【発遣】
[名](スル)差し向けて行かせること。使者などを派遣すること。「崇神天皇の大御世に四道将軍を—し給へり」〈吉岡徳明...
はっけん‐ぎんこう【発券銀行】
銀行券発行の権能を有する銀行。日本では、日本銀行。
はっけん‐ざん【八剣山】
奈良県南部、吉野郡天川(てんかわ)村と上北山(かみきたやま)村の境にある山。標高1915メートル。頂上東の急斜面は...
はっけん‐じだい【発見時代】
⇒大航海時代(だいこうかいじだい)
はっけんてき‐げんり【発見的原理】
真理や事実の発見を目的として暫定的に設けられる方法・仮説。カント哲学では、経験の限界を超えて認識を拡張するのではな...
はっけんでん【八犬伝】
「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」の略称。
はっ‐こ【八股】
「八股文」の略。
はっこ【発呼】
[名](スル)電話をかけること。呼び出すこと。通信回線を通じて相手先に接続すること。⇔着呼。
はっ‐こう【八荒】
国の八方の果て。国の隅々。八極。「恩沢—にあふれ」〈奥の細道〉
はっ‐こう【八紘】
「八荒(はっこう)」に同じ。
はっ‐こう【八講】
「法華(ほっけ)八講」の略。
はっ‐こう【白光】
白い光。昼間の日の光。
はっ‐こう【白虹】
白色に見えるにじ。霧やぬか雨などのときみられる。「更に一道の白火中天を突て電光の如く、—の如く」〈独歩・愛弟通信〉
はっ‐こう【発光】
[名](スル)光を発すること。「—する昆虫」「—塗料」
はっ‐こう【発向】
[名](スル) 1 出発して目的地に向かうこと。「援軍が—する」 2 ⇒発行(はっこう)3
はっ‐こう【発行】
[名](スル) 1 図書・新聞・雑誌などを印刷して、世に出すこと。「週刊誌を—する」 2 紙幣・債券・証明書・定期...
はっ‐こう【発効】
[名](スル)法律や規則などの効力が発生すること。「条約が—する」⇔失効。
はっ‐こう【発航】
[名](スル)船舶が港を出発して航海に出ること。出航。「『マルセイユ』を—して以来」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
はっ‐こう【発港】
[名](スル)船舶が港を出発すること。出港。「一同横浜—する由」〈新聞雑誌二八〉
はっ‐こう【発酵/醗酵】
[名](スル)微生物の働きで有機物が分解され、特定の物質を生成する現象。狭義には無酸素状態で糖質が分解されること。...
はっ‐こう【薄幸/薄倖】
[名・形動]幸せに恵まれないこと。また、そのさま。「—な(の)人生」
はっ‐こう【八高】
「第八高等学校」の略称。
はっこう‐いちう【八紘一宇】
《神武紀の「八紘をおほひて宇(いへ)とせむ」から》全世界を一つの家にすること。第二次大戦期、日本が海外侵略を正当化...
はっこう‐え【八講会】
「法華(ほっけ)八講」に同じ。
はっこう‐かかく【発行価格】
株式・公社債を発行するときの価格。
はっこうかのうかぶしき‐そうすう【発行可能株式総数】
株式会社が定款に定める、その会社が発行できる株式の総数。 [補説]会社設立時にその4分の1以上を発行しなければなら...
はっこう‐き【発光器】
生物発光を行う器官。蛍では発光細胞層・反射層からなり、腹部にある。
はっこう‐きん【発光菌】
発光する担子菌。傘のひだが光るツキヨタケ、菌糸が光るナラタケなどのキノコ。熱帯地方に多い。発光菌類。
はっこう‐きん【発酵菌】
発酵作用を営む微生物。酵母・乳酸菌・メタン細菌・酢酸菌など。
はっこう‐こう【白降汞】
昇汞(しょうこう)の水溶液にアンモニア水を加え、その沈殿物を濾過、乾燥して得られる白色粉末。軟膏として疥癬(かいせ...
はっこう‐こうそ【発光酵素】
⇒ルシフェラーゼ
はっこう‐こうりつ【発光効率】
⇒固有エネルギー消費効率
はっこう‐さいきん【発光細菌】
発光する細菌。主に海産で、マツカサウオに寄生して発光するものなどがある。発光バクテリア。
はっこう‐しじょう【発行市場】
資金を調達するために、企業・国などが株式や公社債などの有価証券を発行し、投資家に取得させる市場。→流通市場
はっこう‐しゃ【発行者】
出版物発行の責任者。発行人。
はっこう‐しょくひん【発酵食品】
食材を微生物の働きによって発酵させて製造する食品。納豆・味噌・チーズなどがある。
はっこう‐しょくぶつ【発光植物】
生物発光をする植物。細菌や一部の担子菌類にみられ、エネルギー代謝の一つの形として光が生じる。ヒカリゴケのように光を...
はっこう‐じけん【白虹事件】
大正7年(1918)に大阪朝日新聞が掲載した記事をめぐる筆禍事件。米騒動に関する記事の掲載を禁止した寺内正毅内閣を...