鼻笛(はなぶえ)を吹(ふ)・く
1 口を閉じ、声を鼻に抜いて歌う。「—・いて吟ずることか」〈中華若木詩抄・上〉 2 得意になる。「諸人勇みて—・き...
はなぶさ【英】
姓氏の一。 [補説]「英」姓の人物英一蝶(はなぶさいっちょう)
はな‐ぶさ【花房/英】
1 房のようになって咲く花。「藤(ふじ)の—」 2 「萼(がく)」に同じ。〈和名抄〉
はなぶさ‐いっちょう【英一蝶】
[1652〜1724]江戸前・中期の画家。京都の人。英派の祖。初名は多賀朝湖。幕府の怒りに触れて三宅島に流され、赦...
はなぶさそうし【英草紙】
読本(よみほん)。5巻。近路行者(きんろぎょうじゃ)(都賀庭鐘)作。寛延2年(1749)刊。中国の白話小説を翻案し...
はなぶさ‐は【英派】
英一蝶を祖とし、その画風を継承した画派。特に、高嵩谷(こうすうこく)が名高い。
はな‐ぶるい【花振るい】
花が多数開花しても、着果が極めて少ない現象。ブドウによくみられる。
はな‐へん【鼻偏】
漢字の偏の一。「鼾(かん)」「齁(こう)」などの「(鼻)」の称。
はな‐ぺちゃ【鼻ぺちゃ】
[名・形動]鼻のひどく低いこと。また、そのさま。「—な(の)顔」
ハナペペ‐けいこく【ハナペペ渓谷】
《Hanapepe Valley》米国ハワイ州、カウアイ島南西部にある渓谷。カウムアリイハイウエー沿いの展望台から...
はな‐ぼう【端棒】
1 駕籠などの先を担ぐ人。先棒。 2 先に立って事をすること。また、その人。「おれが—で付いて見せねえぢゃあいかね...
はな‐ぼうし【花帽子】
能のかぶり物の一。僧形の女が頭からかぶって、ほおをかくし、胸のあたりまでおおう布。白・水浅葱(みずあさぎ)などの広...
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
1 鼻筋が曲がっていること。 2 つむじまがり。へそまがり。 3 生殖期になり、吻(ふん)の部分が突き出て曲がった...
はなまき【花巻】
岩手県中部の市。もと南部氏の城下町。奥州街道の宿場町、北上川舟運の河港として発達。稲作・花卉(かき)栽培などの農業...
はなまき‐おんせん【花巻温泉】
岩手県花巻市にある温泉。北上川支流の台(だい)川上流にあり、付近の温泉とともに花巻温泉郷をなす。泉質は単純温泉。
はなまき‐くうこう【花巻空港】
岩手県花巻市にある空港。地方管理空港の一。昭和39年(1964)開港。愛称、いわて花巻空港。
はなまき‐し【花巻市】
⇒花巻
はなまき‐そば【花巻(き)蕎麦】
焼いた海苔(のり)を細かにもんで振りかけたかけそば。はなまき。
はな‐まじろき【鼻まじろき】
鼻をぴくっと動かすこと。表面では従ったふりをしながら心では承服していないようす。「時に従ふ世人(よひと)の、下には...
はな‐マスク【鼻マスク】
マスク2で口だけを覆い、鼻を出した状態。また、そのようなかけ方。
はな‐まち【花街/花町】
芸者屋・遊女屋などの集まっている町。色里。色町。かがい。
はな‐まつり【花祭(り)】
1 4月8日の釈迦(しゃか)の誕生日に修する灌仏会(かんぶつえ)の通称。《季 春》 2 愛知県北設楽(きたしたら)...
はな‐まる【花丸】
1 小学校などで、よくできた答案や作品につける印。丸や二重丸の外側に、花びらのような形を書くもの。 2 「花丸胡瓜...
はなまる‐きゅうり【花丸胡瓜】
花をつけた未熟で小さなキュウリ。刺身のつまなどにする。はなきゅうり。はなまる。
はなまんま【花まんま】
朱川湊人の短編小説。大阪の下町を舞台とする幻想的なホラー作品。平成17年(2005)刊行。同年、第133回直木賞受賞。
は‐なみ【羽並(み)】
鳥の羽の並びぐあい。
はな‐み【花見】
花、特に桜の花を眺めて楽しむこと。《季 春》「たらちねの—の留守や時計見る/子規」
はな‐み【花実】
1 花と実。 2 名と実(じつ)。
は‐なみ【歯並(み)】
歯の並びぐあい。はならび。
花実(はなみ)が咲(さ)・く
事がうまく運んでよい結果が出る。栄誉・栄華を得る。「死んで—・くものか」
はなみがわ【花見川】
千葉市西部の区名。花見川の両岸地域。
はなみがわ‐く【花見川区】
⇒花見川
はなみ‐こそで【花見小袖】
花見に女性が着るはでな小袖。花見の席で、木にわたした紐(ひも)にかけ並べ、幕の代わりとした。
はなみ‐ざけ【花見酒】
花見をしながら飲む酒。《季 春》
はなみ‐じらみ【花見虱】
花見の時分、暖かさに誘われて活発に動きはじめるシラミ。はなじらみ。「肌着の縫合(ぬひめ)の—」〈風流志道軒伝〉
はな‐みず【花水】
1 仏前に花を手向けるときに用いる水。また、仏前に手向ける花と水。 2 稲の開花時に、特に深くする灌漑(かんがい)の水。
はな‐みず【鼻水】
水っぽい鼻汁。みずばな。
はな‐みずき【花水木】
ミズキ科の落葉小高木。樹皮は灰黒色。葉は楕円形で、秋に紅葉する。4、5月ごろ、4枚の紅または白色の苞(ほう)のある...
はな‐みぞ【鼻溝】
鼻の下から上くちびる中央へかけて溝のようにくぼんでいる部分。人中(にんちゅう)。
はな‐みち【花道】
1 歌舞伎劇場の舞台設備の一。観客席を縦に貫いて舞台に至る、俳優の出入りする道。寛文(1661〜1673)ごろ発生...
はなみ‐づき【花見月】
陰暦3月の異称。
はな‐みどう【花御堂】
4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に誕生仏を安置する、花で飾った小さい堂。《季 春》
はなみ‐どき【花見時】
花見をする時節。桜の花盛りの時節。また、その花の見ごろの時。
はなみ‐どり【花見鳥】
ウグイスの別名。
はな‐みね【鼻梁】
はなすじ。眉間から鼻の先までの部分。多く、牛や馬などについていう。〈和名抄〉
はなみ‐ぶね【花見船】
岸や堤の桜を眺めるために川などに浮かべる船。《季 春》「一つ杭に繋(つな)ぎあひけり—/零余子」
はな‐みょうが【花茗荷】
ショウガ科の常緑多年草。山地に生え、高さ40〜60センチ。葉は長楕円形で、互生する。5、6月ごろ、赤い斑のある白花...
はな‐むぐり【花潜】
1 ハナムグリ科の昆虫。体長16ミリくらい。背面は緑色で光沢はなく、白点が散在し、腹面は光沢のある銅色。バラの花な...
はな‐むけ【餞/贐】
《「馬の鼻向け」の略》旅立ちや門出を祝って、別れて行く人に金品・詩歌などを贈ること。また、その贈り物。餞別(せんべ...
はな‐むこ【花婿/花聟/花壻】
結婚したばかりの男性。また、結婚式でこれから婿になる男性。新郎。⇔花嫁。