はっか‐げんしょう【白化現象】
サンゴが白くなる現象。サンゴの中に共生する直径0.01ミリほどの褐虫藻が、海水温の上昇などによりサンゴから抜け出す...
はく‐が【白画】
墨の描線のみで描いた絵画。中国で古くから行われ、元代以降は白描画という。
はく‐が【帛画】
平織りの絹に描いた絵。
はく‐が【博雅】
学問・技芸に広く通じ、道理をわきまえていること。「—の士」
はく‐がい【迫害】
[名](スル)弱い立場の者などを追い詰めて、苦しめること。「少数民族を—する」
はく‐がく【博学】
[名・形動]ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまや、その人。「—な(の)人」「—多才」
はくがく【白岳】
飯田蛇笏の俳句集。昭和18年(1943)刊行。
はくがく‐たさい【博学多才】
[名・形動]広く諸学に通じ、才能が豊かであること。
箔(はく)が付(つ)・く
値打ちが高くなる。貫禄がつく。「経歴に—・く」
はくが‐の‐さんみ【博雅三位】
源博雅(みなもとのひろまさ)の異称。従三位であったところからいう。
はく‐がん【白眼】
1 目の白い部分。しろめ。 2 《晋の阮籍(げんせき)が、気にいらない人には白眼で対したという「晋書」阮籍伝の故事...
はく‐がん【白雁】
カモ科の鳥。全長約70センチ。くちばしと脚が桃色、風切り羽が黒色のほかは全身白色。北アメリカ北部・シベリア北東端で...
はくがん‐し【白眼視】
[名](スル)冷たい目つきで見ること。冷たく扱うこと。「世間から—される」→白眼2
はく‐き【白起】
[?〜前257]中国、戦国時代の秦の武将。郿(び)(陝西(せんせい)省)の人。昭襄王のとき、武功により武安君に封じ...
はく‐きょい【白居易】
[772〜846]中国、中唐期の詩人。太原(山西省)の人。字(あざな)は楽天。号、香山居士。「新楽府(しんがふ)」...
はっ‐きん【白筋】
⇒速筋線維
はく‐ぎ【博戯】
《「ばくぎ」とも》賭けを伴う勝負事。ばくち。
はく‐ぎ【薄儀】
少しばかりの謝礼。自分の出す謝礼をへりくだっていう語。薄謝。
はく‐ぎょ【白魚】
1 白色の魚。 2 衣魚(しみ)のこと。 3 ニゴイの別名。
はく‐ぎょく【白玉】
白色の玉。しらたま。
はくぎょく‐ろう【白玉楼】
《中国、唐の詩人李賀(りが)の臨終の時、天帝の使いが来て、「白玉楼を完成したので召してその記を書かせよ」との命を告...
白玉楼(はくぎょくろう)中(ちゅう)の人(ひと)となる
文人・墨客が死ぬこと。→白玉楼
はく‐ぎん【白銀】
1 銀。しろがね。また、その色。 2 降り積もった雪をたとえていう語。「—の世界」 3 江戸時代、銀を長径約10セ...
はくぎん‐ひ【白銀比】
線分を一点で分けるときなどに、短い部分と長い部分とが、1対2.414あるいは1対1.414となる比率。後者は、紙の...
はく‐ぐう【薄遇】
[名](スル)人を冷淡にもてなすこと。冷遇。
はく‐ぐん【白軍】
⇒白衛軍(はくえいぐん)
はくけ‐しんとう【伯家神道】
⇒はっけしんとう(伯家神道)
はくげい【白鯨】
《原題Moby Dick》メルビルの長編小説。1851年刊。巨大な白鯨に片足を食い切られて復讐を誓った捕鯨船船長エ...
はく‐げき【迫撃】
[名](スル)目標に接近して撃つこと。
はく‐げき【搏撃】
[名](スル)打ちたたくこと。また、責めつけること。「王—して身完膚なく」〈東海散士・佳人之奇遇〉
はくげき‐ほう【迫撃砲】
曲射砲の一。砲口装塡(そうてん)式で、構造も簡単かつ軽量な火砲。比較的近距離の敵に対して用いる。
はく‐げつ【白月】
1 明るく輝く月。明月。 2 ⇒びゃくげつ(白月)
はくげん‐がく【博言学】
《philology》言語学の旧称。加藤弘之による訳語。
はくごう‐しゅぎ【白豪主義】
《White Australianism》かつてオーストラリアで、有色人種、特にアジア人の移民を排斥した白人優先主...
はく‐さ【白砂/白沙】
⇒はくしゃ(白砂)
はく‐さ【薄紗】
薄くて軽い織物。
はく‐さい【白菜】
アブラナ科の越年草。晩秋から冬の代表的な野菜。葉柄は扁平で幅広く、葉にしわがあり、密に重なり合う。春に淡黄色の花を...
はく‐さい【舶載】
[名](スル)船に載せて運ぶこと。船に載せて外国から運んでくること。「救援物資を—する」
はく‐さい【薄才】
才知の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。非才。
はくさい‐きょう【舶載鏡】
弥生・古墳時代に中国・朝鮮半島から到来した銅鏡。→仿製鏡(ぼうせいきょう)
はく‐さん【白山】
岐阜・石川両県にまたがる火山。最高峰は御前峰(ごぜんみね)の標高2702メートル。古くから信仰の対象とされ、富士山...
はくさん‐いちげ【白山一華/白山一花】
キンポウゲ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約20センチ。全体に粗い毛がある。葉は手のひら状の複葉。夏、...
はくさん‐かざんたい【白山火山帯】
白山から、山陰地方の大山(だいせん)を経て、九州の九重山・雲仙岳に至る火山帯。大山火山帯。
はくさん‐こくりつこうえん【白山国立公園】
白山を中心とし、富山・石川・岐阜・福井の4県にまたがる国立公園。高山植物が豊富。白川温泉郷などがある。
はくさん‐こざくら【白山小桜】
サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山の湿地に自生。高さ約10センチ。葉は根元から出て、さじ形で質が厚い。夏、花...
はくさん‐し【白山市】
⇒白山
はくさん‐しちしゃ【白山七社】
白山比咩(しらやまひめ)神社の本社とその摂社・末社など七社の古称。
はくさん‐しゃくなげ【白山石南花】
ツツジ科の常緑低木。本州中部以北の針葉樹林内に自生。葉は楕円形で革質。6、7月ごろ、赤みがかった白色の漏斗状の花を...
はくさん‐じんじゃ【白山神社】
白山比咩(しらやまひめ)神を祭る神社。総本社は石川県の白山比咩神社。
はくさん‐ちどり【白山千鳥】
ラン科の多年草。本州中部以北の高山の草地に自生。高さ約35センチ。葉は数枚が互生。6、7月ごろ紅紫色の花を総状につ...