ふう‐たい【風帯】
1 掛け物の発装から垂らす2本の細長いきれ、または紙。 2 几帳(きちょう)や壁代(かべしろ)の上から垂らす細長い...
ふう‐たい【風袋】
1 はかりで物の重さを量るとき、それを入れてある容器・袋・箱など。「—こみの目方」 2 実質に対しての外観。うわべ...
ふうたい‐だおし【風袋倒し】
1 外見は重そうに見えるが、実際は軽いこと。 2 外見はりっぱだが、内容はつまらないもの。見かけ倒し。
ふう‐たく【風鐸】
1 仏堂や仏塔の軒の四隅などにつるす青銅製の鐘形の鈴。宝鐸。 2 風鈴(ふうりん)。
ぷうたろう【風太郎】
《「ふうたろう」とも》 1 港湾で荷役などをする日雇い労働者。 2 定職をもたず、ぶらぶらしている人。また、住居を...
ふうだ
[助動][ふうだろ|ふうだっ・ふうに・ふうで|ふうだ|ふうな|ふうなら|○]《名詞「ふう(風)」+断定の助動詞「だ...
ふう‐だい【風大】
仏語。四大(しだい)・五大・六大の一。風という要素。ものの動きを生長させる作用をもつ。
ふう‐だん【風談】
風雅の道に関する話。雅談。
ふう‐ち【風致】
自然の風景などのもつおもむき。味わい。風趣。雅致。「—を害する」
ふうち‐そう【風知草】
カゼクサの別名。
ふうち‐ちく【風致地区】
都市計画法で定められた地域地区の一つ。都市の自然景観を維持するため、建築・宅地造成などに一定の規制が設けられている。
ふう‐ちょう【風鳥】
スズメ目フウチョウ科の鳥の総称。雄の羽が美しいことで知られ、雌は一般に褐色。小果実を主食とするが、昆虫やトカゲなど...
ふう‐ちょう【風潮】
1 風と潮。また、風によって起こる潮の流れ。 2 時代の推移に伴って変わる世の中のありさま。「時代の—に逆らう」
ふうちょう‐ざ【風鳥座】
天の南極の近くにある小星座。日本からは見えない。学名 (ラテン)Apus
ふうちょう‐そう【風蝶草】
フウチョウソウ科の一年草。高さ約1メートル。全体に粘毛があり、葉は手のひら状の複葉。夏、白い花をつける。西インド諸...
ふうち‐りん【風致林】
名所・旧跡などの景観を保存するために指定された森林。風致保安林。
ふう‐ちん【風鎮】
掛け物の軸の両下端に下げるおもし。玉・石・金属などをひもで貫いて作る。
ふう‐つう【風通】
「風通織り」の略。
ふうつう‐おめし【風通御召】
風通織りで文様を織り出した御召縮緬(ちりめん)。
ふうつう‐おり【風通織(り)】
二重織りの一種。表裏に異色の糸を用い、文様の所で糸を交換して色の異なる同じ文様が表裏に織り出されたもの。
ふうつう‐がすり【風通絣】
風通織りの手法で絣模様を織り出した織物。着尺・座布団地などに用いる。
フー‐ツオイー【傅作義】
⇒ふさくぎ(傅作義)
ふう‐つき【風付き】
身なりや振る舞いなどに表れた、その人のようす。風体(ふうてい)。「酔どれのような—でよたよたと舞台へ出る」〈荷風・...
ふう‐てい【風体】
1 身分や職業をうかがわせるような外見上のようす。身なり。ふうたい。「怪しい—の男」「勤め人らしい—」 2 和歌・...
ふうてき‐ほう【風適法】
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略。
ふう‐てん【風天】
古代インドの風の神。名誉・福徳・子孫・長生の神。仏教では、西北方の守護神。十二天・八方天の一。白髪・赤身で甲冑を着...
ふう‐てん【瘋癲】
1 精神の状態が正常でないこと。また、その人。 2 通常の社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人。
ふうてん‐ぞく【瘋癲族】
《多く「フーテン族」と書く》昭和42年(1967)夏ごろ、夕方になると東京新宿駅東口前の芝生に集まり、何をするでも...
ふう‐でい【封泥】
古代中国で、貴重品を収めた箱や竹簡・木簡文書の封緘(ふうかん)に用いた粘土塊。縛ったひもの結び目などに、柔らかいう...
ふうです
[助動][ふうでしょ|ふうでし|ふうです|○|○|○]《名詞「ふう(風)」+丁寧な断定の助動詞「です」から》活用語...
ふう‐でん【風伝】
[名](スル)うわさが伝わること。「暴説—し」〈新聞雑誌四一〉
ふう‐とう【封筒】
手紙や文書などを封入する方形の袋。状袋(じょうぶくろ)。
ふう‐とう【風倒】
[名](スル) 1 木などが、風で倒れること。「—木」 2 強い力によって倒れること。また、倒すこと。「天下を—せ...
ふう‐とう【風痘】
水痘(すいとう)の異称。
ふう‐とう【風濤】
1 風と波。 2 風が吹いて波がざわめき立つこと。また、その波。風波。風浪。
ふう‐とう【楓糖】
メープルシュガーのこと。サトウカエデなどの樹液からとれる砂糖。
ふうとう‐かずら【風藤葛】
コショウ科の常緑の蔓植物(つるしょくぶつ)。暖地の海岸の林に生える。全体に香りがあり、節から気根を出して木にまつわ...
フートン【胡同】
《(中国語)》北京(ペキン)市内で、伝統的な民家の建ち並ぶ細い路地。
ふう‐ど【封土】
古墳などの盛り土。人工のもの、自然地形利用のものの両方にいう。ほうど。
ふう‐ど【風土】
1 その土地の気候・地味・地勢などのありさま。 2 人間の文化の形成などに影響を及ぼす精神的な環境。「政治的—」「...
ふう‐ど【風度】
態度・容姿など、その人のようす。人品。風采。風格。「温和の性情、藹吉(あいきつ)の—を習い長ずること」〈中村訳・西...
ふうど【風土】
福永武彦の長編小説。著者が大学を卒業した昭和16年(1941)に執筆を開始、約10年の執筆期間を経て昭和26年(1...
ふう‐どう【風洞】
人工的に空気の流れをつくるためのトンネル形の装置。航空機・自動車・橋梁などが気流から受ける影響の実験などに用いる。
ふう‐どう【風動】
[名](スル)風が草木を吹き動かすように、なびかせ従えること。感化すること。また、感化されること。「その母の徳行、...
ふう‐どう【風道】
炭坑・鉱山などで、通気用に設ける坑道。
ふう‐どう【馮道】
⇒ひょうどう(馮道)
ふうど‐き【風土記】
⇒ふどき(風土記)
ふう‐どく【風毒】
漢方で、脚気(かっけ)、または筋肉・関節の痛みや運動障害を起こす病気。
ふうど‐しょく【風土色】
風土の違いから、それぞれの土地に生じる特色。「—豊かな郷土料理」
ふうど‐びょう【風土病】
ある一定の気候・風土をもつ地域に発生する病気。マラリア・黄熱(おうねつ)など。地方病。