ふく‐にゅう【副乳】
人体で、一対の乳房のほかに小さな乳房がある状態のこと。また、その乳房。わきの下から通常の乳首を通り、鼠蹊(そけい)...
ふく‐にょうどう【副尿道】
⇒スキーン腺
ふく‐にん【復任】
[名](スル) 1 再びもとの官職・役職に任ぜられること。 2 律令制で、父母の喪にあって官職を解かれていた官吏が...
ふく‐の‐かみ【福の神】
福運をもたらすと信じられる神。七福神など。福天(ふくでん)。ふくじん。
ふくのかみ【福の神】
狂言。年の暮れに二人の信者が出雲大社に参詣すると、福の神が現れて、神酒を所望し、富貴になる心得を語る。
服(ふく)の衷(ちゅう)ならざるは身(み)の災(わざわ)いなり
《「春秋左伝」僖公二四年から。「衷」は、かなう、つりあう意》ふさわしくない服装は人に怪しまれて災いを招くもとになる...
ふく‐はい【伏拝】
[名](スル)ひれ伏して拝むこと。
ふく‐はい【復配】
[名](スル)配当を復活すること。主に株式の配当にいう。「業績の回復に伴い—する」
ふく‐はい【腹背】
腹と背中。前と後ろ。「—の敵」
福(ふく)は内(うち)鬼(おに)は外(そと)
節分の夜、豆まきの行事をするときに唱える言葉。幸運を招く福の神は内へ、禍(わざわい)をもたらす鬼は外への意。鬼は外...
ふくはら【福原】
平清盛が一時都を移した地。現在の神戸市兵庫区の福原町あたり。
ふくはら‐りんたろう【福原麟太郎】
[1894〜1981]英文学者・随筆家。広島の生まれ。東京教育大学教授。著「チャールズ=ラム伝」「文学と文明」など。
ふく‐はんのう【副反応】
ワクチンの接種を受けた後に生じる、接種部位の腫れや発赤・発熱・発疹などの症状をいう。 [補説]治療薬による投与目的...
ふく‐ばち【伏鉢/覆鉢】
相輪(そうりん)などの露盤上にある、鉢を伏せたような形のもの。その上に請花(うけばな)・九輪(くりん)などをのせる。
フクバラハップ
第二次大戦中、フィリピンで組織された抗日ゲリラ組織。1942年に結成。戦後フクボン(人民義勇軍)と改称、土地改革・...
ふく‐ひ【複比】
1 「相乗比」に同じ。 2 一直線上の四つの点をA・B・C・Dとするとき、(AC:CB)と(AD:DB)との比。⇔単比。
ふく‐ひょう【復氷】
氷の一部に圧力を加えると、その部分は融点が下がり融解して水になるが、圧力を除くともとの氷に戻る現象。
ふく‐ひれい【複比例】
一つの量が、他の二つの量と比例あるいは反比例の関係にあること。
ふく‐びき【福引(き)】
1 商店の売り出しや宴会の余興などで、くじを引かせ、当たった人に景品を出すこと。 2 多くの綱に種々の景品をつけ、...
ふくびき‐けん【福引(き)券】
福引き1で、くじを引くための券。
ふく‐びくう【副鼻腔】
《「ふくびこう」とも》鼻腔に通じている頭蓋(とうがい)内の中空の構造。内面が鼻腔に続く粘膜で覆われている。 [補説...
ふくびくう‐えん【副鼻腔炎】
《「ふくびこうえん」とも》鼻の奥や副鼻腔などに起きる炎症。悪臭のある鼻汁や鼻詰まり、頭痛・発熱などの症状がみられる...
ふく‐びこう【副鼻腔】
⇒ふくびくう(副鼻腔)
ふくびこう‐えん【副鼻腔炎】
⇒ふくびくうえん(副鼻腔炎)
ふく‐ふく
[副](スル)柔らかくふくらんだ感じのするさま。「—したその蒲団の中から」〈宇野浩二・蔵の中〉
ふく‐ふく【福福】
[副]豊かに富みさかえるさま。「恵方の御蔵ずっしり納めて、家も—」〈浄・大経師〉
ふく‐ふくせん【複複線】
鉄道で、二組の複線が並行して敷設されている軌道。
ふく‐ふりこ【複振(り)子】
⇒実体振り子
ふく‐ぶ【腹部】
1 動物のからだで、胸部に続く腹の部分。内部に内臓がある。 2 ものの中ほどの部分。「山の—」
ふくぶく‐し・い【福福しい】
[形][文]ふくぶく・し[シク]顔つきがふっくらとしていて、幸福そうなさま。「—・い顔立ち」 [派生]ふくぶくしさ[名]
ふく‐ぶくろ【福袋】
前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋。余興や商店の正月の売り...
ふくぶ‐ぞうき【腹部臓器】
⇒腹部内臓
ふくぶ‐ないぞう【腹部内臓】
腹腔(ふくくう)にある器官。胃・肝臓・腎臓・小腸・膀胱(ぼうこう)など多くの臓器がある。腹部臓器。腹腔内臓。腹腔内...
ふく‐ぶん【副文】
条約・契約などで、正文に添えられる文章。
ふく‐ぶん【復文】
1 漢字仮名まじりに書き下した漢文を原文に戻すこと。 2 返事の文章。
ふく‐ぶん【複文】
文を構造上から分類した場合の一。主語と述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここ...
ふく‐ぶんかい【複分解】
2種の化合物が反応し、それぞれの成分が入れ替わった新しい2種の化合物を生じる反応。塩化ナトリウムと硝酸銀とから、硝...
ふくぶんせつ‐へんかん【複文節変換】
⇒連文節変換
ふく‐へい【伏兵】
1 敵の不意を襲うために待ち伏せしている軍勢。 2 予期しないときに現れ、たちはだかる人物や障害。「悪天候という—...
ふく‐へき【復辟】
[名](スル)一度退位した君主が再び位に就くこと。復位。重祚(ちょうそ)。
ふく‐へき【腹壁】
腹腔をつくっている壁。特に、腹筋を主体とする前壁をいう。
ふく‐へんしゅ【副変種】
雲の基本的な形状として10種に分類した雲級を、さらに部分的な特徴や付随する雲で分類したもの。世界気象機関(WMO)...
ふくべ【瓢/瓠/匏】
1 瓢箪(ひょうたん)のこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。《季 秋》 2 ユウガオの変種。果実は...
ふくべ【河豚】
フグの古名。〈和名抄〉
ふく‐ほう【副砲】
軍艦の備える大砲の一。主砲の補助として使用する中・小口径のもの。
ふく‐ほう【復報】
仕返し。返報。報復。
ふく‐ほう【複方】
複数の薬品を調合する処方。また、その処方による薬剤。
ふく‐ほん【副本】
1 原本の写し。特に、正本の控えとするため、正本と同一内容のものとして作成される文書。「戸籍の—」 2 同一の図書...
ふく‐ほん【複本】
1 一つの手形上の権利を表すために発行される数通の同一内容の手形証券。複本であることを示す番号がある。 2 原本を...
ふくほんい‐せいど【複本位制度】
本位貨幣が金と銀など2種類であり、両者の比価を公定した貨幣制度。両本位制度。→単本位制度