ほか【外/他】
1 その場所以外の所。よそ。他所。「どこか—を探す」「—へ行く」 2 それ以外の人や物事。「—の人に頼む」「—に方...
ほかい【祝ひ/寿ひ】
《後世は「ほがい」》 1 言葉でいわうこと。また、祝い言。ことほぎ。〈黒本本節用集〉 2 「乞児(ほかいびと)」の...
ほか‐い【外居/行器】
食物を入れて持ち運ぶ、木製でふた付きの容器。角形と丸形とがあり、木鉢・曲げ物製から精巧な漆蒔絵(うるしまきえ)で反...
ほかい‐びと【乞児】
家の戸口に立ち、祝いの言葉を唱えて物を乞い歩いた人。〈和名抄〉
ほか・う【祝ふ/寿ふ】
[動ハ四]《動詞「ほ(祝)く」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた語から。後世「ほがう」とも》よい結果が得られ...
ほ‐かく【保革】
1 保守と革新。「—の対立」 2 皮革をよい状態に保つこと。「—油」
ほ‐かく【捕獲】
[名](スル) 1 動物などを捕らえること。いけどること。「鹿を—する」 2 国際法上、戦時に、交戦国の軍艦が敵国...
ほ‐かく【補角】
二つの角の和が二直角になるときの、一方の角の他に対する称。このとき、これらの二つの角を互いに補角をなすという。
ほかく‐がん【捕獲岩】
火成岩の母岩に含まれる別種の岩石片。マグマが上昇して地表に噴出するまでの間に取り込まれた岩石であり、熱変成を受けて...
ほかく‐しんけんしょ【捕獲審検所】
交戦国が、海上における捕獲の効力の有無を確定するために設ける特別の裁判所。
ほ‐かけ【帆掛(け)】
1 船に帆を掛けること。 2 「帆掛け船」の略。
ほ‐かけ【穂掛(け)/穂懸(け)】
1 稲の初穂を田の神・氏神などに供える行事。《季 秋》 2 刈った稲を、稲架(はさ)にかけること。
ほかけ‐ぶね【帆掛(け)船】
帆をかけて走る船。帆ぶね。帆船(はんせん)。
ほ‐かげ【火影】
1 火の光。灯火。「沖に—が見える」 2 灯火に照らされてできる影。
ほ‐かげ【帆影】
遠くに見える船の帆。
ほか‐ごころ【外心】
他の人に向かう心。他に移る心。あだしごころ。「荒磯(ありそ)越しほか行く波の—我(あれ)は思はじ恋ひて死ぬとも」〈...
ほか‐ざま【外様/外方】
《「ほかさま」とも》ほかのほう。よそのほう。「念じて射むとすれども、—へ行きければ」〈竹取〉
ほか・す【放す】
[動サ五(四)]《「ほうか(放下)す」の音変化か》ほうりすてる。うちすてる。「画稿(したえ)を掻集めて、長椅子の上...
ほ‐かぜ【帆風】
1 船の進行方向に向かって吹く風。追い風。順風。 2 時を得た勢い。はぶり。「近代、大神(おほみわ)氏に—を取られ...
ほ‐かつ【保活】
子供を認可保育所に入園させるための活動。特に、待機児童にならないよう、育児休業の期間を調整したり、引っ越しをしたり...
他(ほか)でもな・い
大事であるのはまさにこのことであって、別のことではない。「—・い、例の話だが」
ほか‐と
[副] 1 大きく口をあけるさま。ぱくりと。「人くらひ犬…—食ふたり」〈咄・醒睡笑・一〉 2 急にあることをするさ...
ほか‐なら◦ない【他ならない】
[連語] 1 (多く「…にほかならない」の形で)それ以外のものでは決してない。まさしくそうである。ほかならぬ。「彼...
ほか‐なら◦ぬ【他ならぬ】
[連語]「ほかならない」に同じ。「人生は旅に—◦ぬ」「—◦ぬ君のことだ、なんとかしよう」
ほかならぬひとへ【ほかならぬ人へ】
白石一文の中編小説。奔放な女性と結婚した名門家出身の男性を主人公に、男女の恋愛を描く。平成21年(2009)刊行。...
ほか‐ばら【外腹】
本妻以外の女性から生まれること。また、その子供。「大納言の—の娘を」〈源・少女〉
ほか‐ほか【外外】
[名・形動ナリ] 1 そこ以外の別々の場所。「—にては同じ顔をうつしとりたると見ゆるを」〈源・藤裏葉〉 2 別々に...
ほか‐ほか
[副](スル) 1 心地よい暖かさを感じるさま。「少し歩くと背中が—(と)する」「—(と)した飯」 2 急に、また...
ほか‐め【外目】
よそに目を移すこと。よそみ。「—せず見聞くけしきどもを見て」〈大鏡・時平〉
ほから‐か・す【放らかす】
[動サ四]かまわずにほうって置く。ほったらかす。「いぢむぢ言ふ人は—・いておかしゃんせ」〈浄・万年草〉
ほ‐かん【保管】
[名](スル)物品を預かって、傷つけたり失ったりしないように保存・管理すること。「忘れ物を受付で—する」
ほ‐かん【補完】
[名](スル)不十分な部分を補って、完全なものにすること。「不備を—する」
ほ‐かん【補巻】
全集などで、内容を補足したり、欠落していた作品などを新たに加えたりする目的で出される巻。
ほかん‐いがく【補完医学】
⇒補完医療
ほかん‐いりょう【補完医療】
西洋医学に基づく治療に加えて、補足的に行われる施術・療法。代替医療と合わせて補完代替医療と呼ばれる。補完医学。相補医療。
ほかん‐かいぞうど【補間解像度】
《interpolated resolution》スキャナーなどで画像データを出力する際、画素補間処理によって疑似...
ほかん‐ざい【補完財】
相互に補い合って欲望を満足させる財。パンとバター、ペンとインクなど。→代替財(だいたいざい)
ほかんせい‐げんり【補完性原理】
⇒サブシディアリティー
ほかん‐せいりょく【補完勢力】
主義・主張を同じくし、強い勢力をもつ集団に追従して、その勢力の強化拡充をたすける小集団。
ほかん‐だいたい‐いりょう【補完代替医療】
西洋医学に基づいた通常の医療に代わるもの、または補うものとして行われる施術や療法。補完医療と代替医療の総称。科学的...
ほかん‐ちりょう【補完治療】
主となる治療法に、異なる治療法を組み合わせて補うこと。多く、抗生物質や手術などによる近代医療と、鍼灸(しんきゅう)...
ほかんてき‐じこしほん【補完的自己資本】
金融機関の自己資本のうち、補完的な項目として位置づけられるもの。劣後債・劣後ローン・一般貸倒引当金・有価証券評価益...
ほかんてき‐ゆしゅつきせい【補完的輸出規制】
⇒キャッチオール規制
ほかんばしょ‐ほう【保管場所法】
《「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の略称》自動車の保有者等に自動車の保管場所を確保し、道路を自動車の保管場...
ほかん‐ほう【補間法】
数学で、関数において、二つ以上の点での関数値が知られているとき、その間の任意の点に対する関数値あるいは近似値を求め...
ほかん‐りょう【保管料】
倉庫営業者が物品を保管する報酬として受け取る一定の料金。倉敷料。