ほし‐だいこん【干(し)大根/乾し大根】
大根を干したもの。丸干し大根をさすことが多い。《季 冬》「ものみな藍の岬端(さきはな)にして—/草田男」
ほしだから‐がい【星宝貝】
タカラガイ科の巻き貝。殻は卵球形で、殻高8センチくらい。背面は白地に黒褐色の斑点が散在し、腹面は白色。紀伊半島以南...
ほし‐だら【干し鱈/乾し鱈】
「干鱈(ひだら)」に同じ。
ほ‐しつ【保湿】
[名](スル)乾燥し過ぎないように一定の湿度を保つこと。「肌を化粧水で—する」
ほしつ‐ざい【保湿剤】
⇒保湿成分
ほしつ‐せいぶん【保湿成分】
皮膚や毛髪の水分を保持し、乾燥を防ぐ作用のある物質。化粧品などに配合される。吸湿性の高い水溶性の物質で、皮膚や毛髪...
ほし‐づき【星月】
馬の毛色の名の一。額の上に白い斑点のあるもの。月白(つきじろ)。月額(つきびたい)。星額(ほしびたい)。〈和名抄〉
ほしづき‐の‐うま【星月の馬】
額の上に白い点のある馬。
ほし‐づきよ【星月夜】
1 晴れて星の光が月のように明るい夜。ほしづくよ。《季 秋》「戸口まで送って出れば—/子規」 2 主に謡曲で、「暗...
ほしづきよ‐の‐いど【星月夜の井戸】
神奈川県鎌倉市にある井戸。昼間でも星の影が現れると伝えられる。
ほし‐づくよ【星月夜】
「ほしづきよ」に同じ。
ほし‐とおる【星亨】
[1850〜1901]政治家。江戸の生まれ。自由党に入党。官吏侮辱罪や出版条例違反などの罪で入獄。衆議院議長となっ...
ほし‐とり【星取り】
勝ち負けの数を、白黒の丸いしるし(星)で示すこと。「—表」
ほしとり‐ひょう【星取り表】
相撲で、勝敗の数を白黒の丸いしるし(星)で記した表。それぞれを白星(しろぼし)・黒星(くろぼし)とよぶ。 [補説]...
ほし‐どり【干し鳥/乾し鳥】
干した鳥の肉。「ひばりの—、これらを生けて囮(をとり)にて捕らば」〈宇津保・藤原の君〉
ほし‐な【干(し)菜/乾し菜】
「干葉(ひば)」に同じ。《季 冬》
ほしな【保科】
姓氏の一。 [補説]「保科」姓の人物保科孝一(ほしなこういち)保科正之(ほしなまさゆき)
ほしな‐こういち【保科孝一】
[1872〜1955]国語学者。山形の生まれ。早くから漢字制限などを主張し、国語教育・国語問題・国語政策に尽力した...
ほしな‐じる【干(し)菜汁】
干菜を具とした汁。《季 冬》「冷腹を暖め了す—/虚子」
ほし‐なまこ【干し海鼠/乾し海鼠】
「海参(いりこ)」に同じ。
ほしな‐まさゆき【保科正之】
[1611〜1673]江戸前期の大名。徳川秀忠の庶子。信濃高遠(たかとお)藩主保科正光の養子。のち、会津23万石の...
ほし‐にく【干(し)肉/乾し肉】
鳥獣の肉を乾燥させたもの。
星(ほし)にな・る
死ぬことの比喩的な表現。
ほし‐ぬい【星繍い】
1 表に針目を出さずに返し針で留める縫い方。 2 日本刺繍(ししゅう)で、生地の織り糸1本ずつに細い刺繍糸を巻きつ...
ほしの【星野】
姓氏の一。 [補説]「星野」姓の人物星野仙一(ほしのせんいち)星野立子(ほしのたつこ)星野哲郎(ほしのてつろう)星...
ほしのおうじさま【星の王子さま】
《原題、(フランス)Le Petit Prince》サン=テグジュペリの童話。1943年刊。砂漠に不時着した飛行士...
ほしの‐おんせん【星野温泉】
長野県軽井沢町の浅間山南東麓にある温泉。泉質は単純温泉・塩化物泉。
星(ほし)の数(かず)ほど
数が非常に多いことのたとえ。「自称作家は—もいる」
ほし‐の‐くらい【星の位】
1 星の並び。星座。「紫宵の上には—おだやかに」〈保元・上〉 2 《雲の上人を星にたとえて》三公。また、宮中に列す...
星(ほし)の如(ごと)くに列(つら)な・る
多くの人が威儀を正して居並ぶ。「実業界の大物が—・る」
ほし‐の‐すな【星の砂】
星形をした粒子からなる砂の通称。正確には、岩石が風化してできた砂ではなく、原生生物である有孔虫の殻。熱帯・亜熱帯の...
ほしの‐せんいち【星野仙一】
[1947〜2018]プロ野球選手・監督。岡山の生まれ。昭和43年(1968)、中日ドラゴンズに入団。投手として活...
ほしの‐たつこ【星野立子】
[1903〜1984]俳人。東京の生まれ。高浜虚子の次女。虚子に師事し、俳誌「玉藻(たまも)」を主宰。「ホトトギス...
ほし‐の‐ちぎり【星の契り】
牽牛(けんぎゅう)星と織女星の年に一度の契り。《季 秋》「大濤(おおなみ)のとどろと—かな/蛇笏」
ほしの‐てつろう【星野哲郎】
[1925〜2010]作詞家。山口の生まれ。本姓、有近(ありちか)。雑誌に投稿した詞が「チャイナの波止場」としてレ...
ほしの‐とみひろ【星野富弘】
[1946〜2024]詩画作家。群馬の生まれ。事故で手足の自由を失い、口に筆をくわえての創作活動を開始。草花の水彩...
ほし‐の‐はやし【星の林】
星の多く集まっているのを林に見たてていう語。「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟—に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉
ほしのまきば【星の牧場】
庄野英二の児童文学作品。昭和38年(1963)刊行。挿絵は長新太。記憶喪失の復員兵と、戦場で死んだ愛馬の心の交流を...
ほし‐の‐まぎれ【星の紛れ】
星の光がおぼろに見えること。「ありあけの暁よりも憂(う)かりけり—の宵の別れは」〈拾遺愚草・下〉
ほし‐の‐まつり【星の祭(り)】
「七夕(たなばた)」に同じ。
ほし‐の‐やどり【星の宿り】
《「星宿(せいしゅく)」を訓読みにした語》 1 星座。「天の原ふりさけみれば七夕の—に霧立ち渡る」〈新千載・秋上〉...
ほしの‐ゆきのぶ【星野之宣】
[1954〜 ]漫画家。北海道の生まれ。現実感のある描写でつづられた壮大なスケールのSF作品に定評があるほか、古代...
ほし‐のり【干し海苔/乾し海苔】
生ノリを刻み、紙漉(す)きの要領ですいて乾燥させたもの。
ほしはきらめき【星はきらめき】
《原題、(イタリア)E lucevan le stelle》⇒星は光りぬ
ほしはひかりぬ【星は光りぬ】
《原題、(イタリア)E lucevan le stelle》プッチーニのオペラ「トスカ」の第3幕の有名なアリア。処...
ほし‐びたい【星額】
「星月(ほしづき)」に同じ。
ほし‐ぶどう【干し葡萄/乾し葡萄】
ブドウの実を干したもの。レーズン。
ほしへのたび【星への旅】
吉村昭の短編小説。日常への倦怠から集団自殺を企てる少年たちの姿を冷徹に描く。同作を表題作とする小説集は、昭和41年...
ほしぼしのふね【星々の舟】
村山由佳の短編小説集。平成15年(2003)刊行。同年、第129回直木賞受賞。
ほし‐ぼとけ【星仏】
日曜・月曜・木曜・水曜・火曜・土曜・金曜・羅睺(らご)・計都(けいと)の九曜星(くようせい)を仏像のように刻んだも...