まき‐ありつね【槙有恒】
[1894〜1989]登山家。宮城の生まれ。大正10年(1921)アイガー東山稜初登攀(とうはん)に成功、昭和31...
マキアート
《「マッキアート」とも》「カフェマキアート」の略。
まき‐いし【蒔石】
茶室の庭などに、まき散らしたように所々に置く石。
まき‐いずみ【真木和泉】
[1813〜1864]幕末の尊攘派志士。筑後の人。本名、保臣(やすおみ)。水戸藩の藩政改革、寺田屋事件、七卿落ちな...
マキイフカ
ウクライナ東部、ドネツク州の都市。州都ドネツクとともにドンバス重工業地帯の重要な工業都市の一つで、製鉄業、セメント...
まき‐い・る【巻き入る/捲き入る】
[動ラ下二]巻いて中に入れる。巻き込む。「汝が船を海底に—・れんと思ふ」〈今昔・四・一三〉
まき‐え【蒔絵】
器物の表面に漆で文様を描き、金・銀などの金属粉や色粉を蒔きつけて付着させる、日本独自の漆工芸。奈良時代に始まる。技...
まき‐え【撒き餌/播き餌】
1 餌(えさ)をまいて与えること。 2 魚や小鳥などを寄せ集めるために、餌をまくこと。また、その餌。寄せ餌。 3 ...
まき‐えい【巻纓】
⇒けんえい(巻纓)
まきえ‐ふん【蒔絵粉】
蒔絵に用いる金・銀・銅・錫(すず)などの粉。平目粉・梨子地粉・平粉・丸粉・鑢(やすり)粉など。
まき‐おこ・す【巻(き)起(こ)す/捲き起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 風などが巻くように吹き上げる。「砂ぼこりを—・す」 2 思いがけないことをひきおこす。「セン...
まき‐おこ・る【巻(き)起(こ)る/捲き起(こ)る】
[動ラ五(四)] 1 うずを巻くようにして立ちのぼる。「黒雲が—・る」 2 多くのものが一時に激しく盛んになる。わ...
まき‐おとし【巻(き)落(と)し】
相撲のきまり手の一。まわしをとらず、差し手で相手のからだを抱きかかえ、巻きこむようにしてひねり倒す技。
まき‐おび【巻(き)帯】
帯を結ばないで、腰に巻きつけておくこと。また、その帯。
まき‐かえ【巻(き)替え】
相撲で、相手の差し手の中に手を入れ、自分の有利な体勢にすること。
まき‐かえし【巻(き)返し/捲き返し】
1 劣勢から、態勢を立て直して反撃すること。「—をはかる」「—に出る」 2 小枠などに巻いてある糸を、さらに他の小...
まき‐かえ・す【巻(き)返す/捲き返す】
[動サ五(四)] 1 巻いて、もとの状態へ戻す。「巻き尺を—・す」 2 劣勢から、勢いを取り戻して反撃する。「土壇...
まき‐がい【巻(き)貝】
腹足綱の軟体動物の総称。特にそのうち、背側に螺旋(らせん)状に巻いた殻をもつものをさすが、殻が退化して皿状や板状に...
まき‐がまえ【冂構え】
「冏構(けいがま)え」に同じ。
まき‐がみ【巻(き)紙】
1 半切紙を横に長く継ぎ合わせて巻いたもの。毛筆で手紙を書くのに使う。 2 物を巻いて包むのに使う紙。「タバコの—」
まき‐がみ【巻(き)髪】
1 束ねた頭髪をぐるぐる巻いて留めること。また、その髪。 2 馬のたてがみを束ね結ぶこと。また、そのたてがみ。
まき‐がり【巻(き)狩(り)】
狩り場を四方から囲み、その中に獣を追い込んで捕らえる狩りの方法。
まき‐きゃはん【巻(き)脚絆】
《「まきぎゃはん」とも》脚絆の一。小幅の長い布で、足首からひざ下まで脚を巻き上げるもの。ゲートル。
まき‐ぎぬ【巻き絹】
軸に巻いた絹の反物。「唐錦十反、—五十疋、広蓋に積ませ」〈伽・鉢かづき〉
まきぎぬ【巻絹】
謡曲。四番目物。金春以外の各流。都から熊野に巻き絹を運ぶ使者が、途中音無の天神で歌を手向けていて遅参すると、天神が...
まきぐち‐つねさぶろう【牧口常三郎】
[1871〜1944]教育家・宗教家。新潟の生まれ。昭和3年(1928)日蓮正宗に入信し、昭和5年(1930)に弟...
まき‐ぐも【巻(き)雲/捲き雲】
⇒けんうん(巻雲)
まき‐げ【巻(き)毛】
頭髪などの、渦状に巻いた毛。
まき‐こ・む【巻(き)込む/捲き込む】
[動マ五(四)] 1 巻いて中へ入れる。「機械に—・まれる」 2 ある人間関係や事態に引き入れる。巻き添えにする。...
まき‐ごえ【蒔き肥】
種子をまくときに施す肥料。
まき‐ごめ【蒔き米】
神仏に詣(もう)でたとき、神前・仏前にまいて手向ける米。
まき‐さく【真木割く/真木栄く】
[枕]木をさいた割れ目を「ひ」というところから、「檜(ひ)」にかかる。「—檜の御門(みかど)」〈記・下・歌謡〉
まき‐ざっぱ【薪雑把】
「まきざっぽう」に同じ。
まき‐ざっぽう【薪雑把】
薪にするために切ったり割ったりした木切れ。まきざっぱ。
マキシ
洋装で、コート・スカートなどが、くるぶしに届くほどの長い丈であること。マキシ丈。「—ドレス」
マキシ
《Monitor of All-sky X-ray Image》⇒全天X線監視装置
マキシ‐シングル
直径が12センチのCDに、シングル盤相当の曲数をおさめたもの。
マキシ‐たけ【マキシ丈】
⇒マキシ
マキシマム
1 最大。最大限。極限。「計測値はその—に達した」⇔ミニマム。 2 数学で、極大。極大値。⇔ミニマム。
クリンガー
[1752〜1831]ドイツの劇作家・小説家。ゲーテ・レンツらとともに新文学運動を展開。戯曲「シュトゥルム‐ウント...
マキシミン‐せんりゃく【マキシミン戦略】
《maximin principle》ゲーム理論の用語。最悪の場合に手に入る利益が最大になるものを選択すること。
マキシム
格言。金言。箴言(しんげん)。
マキシモビッチ
[1827〜1891]ロシアの植物学者。アムール川地方などの植物を調査。日本にも1861年(文久元)から約3年間滞...
まき‐じ【蒔地】
漆器の下地の一。素地(きじ)に直接漆を塗り、地の粉・砥粉(とのこ)などを蒔いて付着させ、下地とするもの。
まき‐じく【巻(き)軸】
軸をつけて巻けるようにした書画。巻き物。
まき‐じた【巻(き)舌】
1 舌の先を巻くようにして勢いよく話すこと。また、その口調。江戸っ子に特有のもの。べらんめえ口調。「—でまくしたて...
まき‐じゃく【巻(き)尺】
容器に巻き込んでおき、使用時に引き出して用いるテープ状の物差し。布製・紙製・金属製などがある。
まき‐スカート【巻(き)スカート】
腰に巻きつけてはくスカート。ラップスカート。
まき‐ストーブ【薪ストーブ】
薪を燃料とするストーブ。薪を燃やすための箱状の本体のほか、煙突が必要となる。
まき‐すなご【蒔き砂子】
絵画・工芸品などで、金銀の粉をまきつけたもの。