アン‐ジッヒ
1 自体。哲学で、人間の認識から独立した事物それ自体の存在。 2 即自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第一...
あん‐じゃ【行者】
《「あん(行)」は唐音》禅宗で、寺内の諸種の用務をする者。行堂(あんどう)。
あん‐じゃく【暗弱/闇弱】
[名・形動]ものの道理がわからず、気力にとぼしいこと。また、そのさま。「上に立つ君は…或は—にして天職を奉ずること...
アンジャベル
カーネーションのこと。江戸時代、日本へ入ってきた当時の名。アンジャ。
アンジャル
レバノン東部、レバノン山脈の麓、ベカー高原にある城塞都市の遺跡。ベイルートの東約50キロメートルに位置する。8世紀...
あん‐じゅ【案主】
平安・鎌倉時代の諸官庁、あるいは荘園などで、文書・記録などの作成・保管にあたった職員。あんず。
あん‐じゅ【暗誦/諳誦】
「あんしょう(暗誦)」に同じ。「無文の人俄(にはか)に杜氏全集を—する者あり」〈心学奥の桟〉
アンジュアン‐とう【アンジュアン島】
《Anjouan》コモロ諸島東部の島。1975年、グランドコモロ島、モヘリ島とともにコモロ共和国としてフランスから...
あん‐じゅう【安住】
[名](スル) 1 何の心配もなく落ち着いて住むこと。「—の地」「郷里に—する」 2 それ以上を望まず、現にある境...
あん‐じゅうこん【安重根】
[1879〜1910]朝鮮の独立運動家。黄海道海州の出身。日本の朝鮮侵略の動きに対し、1907年ごろから義兵運動を...
アンジュナ
インド西岸、ゴア州の町。州都パナジの北西約15キロメートルに位置する。アラビア海に面して砂浜が広がり、欧米の若者が...
あんじゅ‐ひめ【安寿姫】
山椒太夫(さんしょうだゆう)伝説に出てくる姫。弟の厨子王(ずしおう)とともに山椒太夫に売られたが、弟を逃がし、拷問...
アンジュレーション
1 波のうねり。波動。 2 地表の起伏。特にゴルフコースで、フェアウエーやグリーンなどの起伏。
アンジュレーター
ほぼ光速に加速した自由電子を、磁石を多数並べて何回も蛇行させ、放射光を発生・増幅する装置。自由電子レーザーに使われ...
アン‐ジュングン【安重根】
⇒あんじゅうこん(安重根)
あん‐じゅんのう【暗順応】
暗い所で目が慣れて、しだいに物が見えるようになること。⇔明順応。
アンジュー‐とりで【アンジュー砦】
《Maschio Angioino》⇒ヌオボ城
アンジョ
キリシタン用語で、天使のこと。 [補説]「安所」「安女」「安如」とも書く。
あん‐じょ【晏如】
[ト・タル][文][形動タリ]安らかで落ち着いているさま。晏然(あんぜん)。「従容(しょうよう)として逼(せま)ら...
あんじょう【安城】
愛知県中南部の市。岡崎平野の中央部にあり、明治用水の灌漑(かんがい)により多角経営の農業地として発展。近年は自動車...
あん‐じょう【鞍上】
1 馬の鞍(くら)の上。馬上。 2 《「鞍の上に乗っている人」の意》競馬で、騎手のこと。
あんじょう【暗条】
太陽の光球面上の紅炎(プロミネンス)。ふつう太陽の縁に炎状のガスが立ち上って見られるが、光球面上の紅炎をHα線で観...
あんじょう
[副]《「あぢ(味)よく」の音変化》ぐあいよく。うまく。現在では、多く関西地方で用いられる。「—、ものになるかなら...
あんじょうけのきょうだい【安城家の兄弟】
里見弴の長編小説。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけて複数の雑誌に発表、昭和6年(1931)刊。著...
あんじょうけのぶとうかい【安城家の舞踏会】
吉村公三郎監督・原作、新藤兼人脚色による映画の題名。昭和22年(1947)公開。名門華族の没落を描く。出演、原節子...
あんじょう‐し【安城市】
⇒安城
あんじょう‐じ【安祥寺】
京都市山科区にある高野山真言宗の寺。山号は吉祥山。嘉祥元年(848)仁明天皇の皇后藤原順子の発願により建立。開山は...
鞍上(あんじょう)人(ひと)無(な)く鞍下(あんか)馬(うま)無(な)し
巧みに馬を乗り回し、乗り手と馬とが一体になっているさま。
あん‐じょく【鞍褥】
馬具の一。鞍(くら)の下に敷く布団。くらしき。くらぶとん。
あんじ‐りょうほう【暗示療法】
患者に暗示を与えることで治療の効果をあげる心理療法。神経症・心身症などに適用。
あん・じる【按じる】
[動ザ上一]「あん(按)ずる」(サ変)の上一段化。「地図を広げて行程を—・じる」
あん・じる【案じる】
[動ザ上一]「あん(案)ずる」(サ変)の上一段化。「身の上を—・じる」
アンジロー
日本人で最初のキリスト教徒。薩摩(さつま)の人。マラッカでザビエルに会って入信、天文18年(1549)ザビエルを案...
あん‐じん【安心】
仏語。 1 仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。 2 阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。
あん‐じん【按針】
磁石によって船の航路を決めること。また、その人。水先案内。按針手。 [補説]水先案内の意の「あんじ(行師)」の変化...
あんじん‐けつじょう【安心決定】
[名](スル)浄土教で、阿弥陀仏の誓いを信じて、少しの疑いもなくなること。転じて、信念を得て心が定まること。「唯独...
あんじん‐づか【按針塚】
三浦按針の墓。神奈川県横須賀市西逸見(にしへみ)町にある。
あんじん‐りゅうみょう【安心立命】
人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。あんしんりつめい。「その神からの授かりもの、解脱(げ...
あん・す
[動サ特活]《「あります」の音変化から》 1 「行く」「来る」の軽い丁寧語。行きます。来ます。「近い内に—・せとて...
あん‐すう【暗数】
実際の数量と統計上あつかわれる数量との差。主に犯罪統計において、警察などの公的機関が認知している犯罪の件数と実社会...
アンスキー
《American National Standard Code for Information Intercha...
アンスク
《United Nations Security Council》⇒安全保障理事会
アンスケア
《United Nations Scientific Committee on the Effects of At...
アンス‐スース‐ダルジャン
セイシェル共和国、セイシェル諸島北東部のラディーグ島の海岸。同島南西岸に位置する。白い砂浜と透明度の高い海で知られ...
アンス‐バタ
ニューカレドニアの首都ヌーメアの一地区。市街南郊に位置する。アンスバタ湾に面し、美しい砂浜が広がる。海沿いのロジェ...
アンスバッハ
ドイツ中南部、バイエルン州の都市。14世紀よりホーエンツォレルン家の統治下で発展。バッハ音楽祭とロココ演劇祭が催さ...
アンスプ
《Agency for National Security Planning》韓国の国家安全企画部。国家情報院(N...
アンスポーツマンライク‐ファウル
バスケットボールの反則の一。故意に行われる危険なプレーなどが対象。2回記録されると、その選手は失格・退場となる。か...
アンスリウム
サトイモ科アンスリウム属の常緑、多年生の植物の総称。メキシコ・コロンビアを中心に600種以上が知られる。観葉植物と...
アンスロポロジー
「アントロポロギー」に同じ。