いきお・う【勢ふ】
[動ハ四] 1 勇みたつ。勢いが盛んになる。「—・ひし滝口、あへなく負けしかば」〈曽我・一〉 2 勢力を振るう。時...
いき‐か【閾下】
刺激が小さくて生体に反応の起こらない状態。意識していない状態。
いき‐か・う【行(き)交う】
[動ワ五(ハ四)]⇒ゆきかう
いき‐かえり【行き帰り】
⇒ゆきかえり
いき‐かえ・る【生(き)返る】
[動ラ五(四)] 1 いったん死にかけていたものが息を吹きかえす。蘇生する。「死者が—・る」 2 失われた活動力な...
いき‐かた【生き方】
生活の方法。人生に対する態度。「人間らしい—」
いき‐かた【行き方】
⇒ゆきかた
いきか‐ちかく【閾下知覚】
閾下の刺激によって生じる知覚。この心理的効果を広告などに利用することがある。サブリミナルパーセプション。→サブリミ...
いき‐かよ・う【行(き)通う】
[動ワ五(ハ四)]⇒ゆきかよう
いきかわり‐しにかわり【生き替(わ)り死に替(わ)り】
[連語]何度も生まれかわって。死んでは、また生き返って。「私は—して七生まで貫一さんを怨みますよ」〈紅葉・金色夜叉〉
息(いき)が合(あ)・う
物事を行う調子や気分がぴったり合う。「—・った合奏」
意気(いき)が揚(あ)が・る
意気込みが盛んになる。「同点に追いついてチームの—・った」
いき‐がい【生き甲斐】
生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。「—を見いだす」
いき‐がい【域外】
ある一定の範囲の外。区域の外。⇔域内。
いきがい‐せいさん【域外生産】
⇒オフショア生産
いきがい‐ほぜん【域外保全】
⇒生息域外保全
いき‐がお【生き顔】
生きているときの顔。「—より、死顔の方がよいようじゃな」〈芥川・偸盗〉
息(いき)が掛(か)か・る
有力者の後援や支配を受ける。「会長の—・った人物」
息(いき)が通(かよ)・う
1 まだ死なないで息が続いている。 2 生き生きしている。「—・った作品」
いき‐がかり【行(き)掛(か)り】
⇒ゆきがかり
息(いき)が切(き)・れる
1 息切れがする。あえぐ。「石段の途中で—・れた」 2 物事を続けることが苦しくなり、中途でやめる。「資金がなくて...
いき‐がけ【行(き)掛け】
⇒ゆきがけ
行(ゆ)き掛(が)けの駄賃(だちん)
馬子(まご)が問屋に荷物を取りに行く途中に、他の荷物を運んで得る駄賃。転じて、事のついでに他の事をすること。いきが...
息(いき)が絶(た)・える
⇒息絶える
息(いき)が続(つづ)・く
1 潜水や発声の際に、吸った息が長くもつ。 2 物事の勢いが弱まらず、ある状態が続く。「やっと回復した景気も—・かない」
息(いき)が詰(つ)ま・る
1 呼吸が十分にできなくなる。 2 緊張しすぎて、息苦しくなる。「試験会場の—・るような雰囲気」
息(いき)が長(なが)・い
1 長期にわたって続いている。「—・い仕事」 2 文章で、句点から次の句点までの間が長い。文が長くとぎれずに続く。
いき‐がね【生き金】
使っただけの価値が生じる金銭。⇔死に金。
息(いき)が弾(はず)・む
運動をしたり気持ちをたかぶらせたりして、呼吸が荒くなる。「うれしくて—・む」
いき‐がみ【生き神】
1 人間の形でこの世に現れている神。多く、教祖などを尊んでいう。 2 神のような崇高な心をもった徳の高い人。生き仏...
いき‐が・る【粋がる】
[動ラ五(四)]粋だと思って得意になる。また、虚勢を張る。「薄着で—・る」
いき‐き【行き来】
[名](スル)⇒ゆきき
いき‐ぎも【生き肝/生き胆】
生きている動物からとったばかりの肝。薬用にすれば特効があるとされた。いけぎも。
生(い)き肝(ぎも)を抜(ぬ)・く
ひどく驚かす。ど肝を抜く。生き肝を取る。「相手の剣幕に—・かれる」
いき‐ぎれ【息切れ】
[名](スル) 1 呼吸がせわしくなって苦しいこと。「階段を上がるだけで—がした」 2 疲れが出たり緊張が続かなか...
いき‐くうこう【壱岐空港】
長崎県壱岐市にある空港。地方管理空港の一。昭和41年(1966)開港。壱岐島南東の海沿いに位置する。
いき‐くち【生き口】
《「いきぐち」とも》口寄せの一。巫女(みこ)が生きている人の霊を招きよせ、その言葉を述べること。⇔死に口。
いき‐くび【生き首】
生きている人から取った首。また、切ってまもない首。なまくび。
いき‐ぐされ【生(き)腐れ】
魚が新鮮そうに見えても、すでに腐っていること。サバによくいわれ、肉のヒスタミンの生成により、食した人にアレルギー症...
いき‐ぐみ【意気組(み)】
「意気込み」に同じ。「義周の粟(ぞく)を食らわずという—で」〈紅葉・二人女房〉
いき‐ぐるし・い【息苦しい】
[形][文]いきぐる・し[シク] 1 呼吸をするのが苦しい。「人いきれで—・い」 2 圧迫感があって息が詰まるよう...
イキケ
チリ北部、太平洋岸に面する港湾都市。タラパカ州の州都。19世紀、硝石(しょうせき)の産出により発展。ジョージアン様...
いき‐けんこう【意気軒昂】
[ト・タル][文][形動タリ]意気込みが盛んで、元気いっぱいなさま。「—たる女性チーム」 [補説]「意気軒高」と書...
いき‐ごと【粋事】
粋なこと。男女間の色事。「婦人に慕われるなんて—は」〈漱石・行人〉
いき‐ごみ【意気込み】
さあやろうと勢いこんだ気持ち。気勢。「仕事への—を感じる」
いき‐ご・む【意気込む】
[動マ五(四)]進んでしようとして、奮いたつ。はりきる。「—・んで出かける」
いき‐さき【行き先】
⇒ゆきさき
いき‐さつ【経緯】
物事のこみいった事情。事件の経過。「これまでの—を語る」
いき‐ざい【遺棄罪】
保護責任者でない者が、老人・幼児・障害者や保護の必要な傷病人を、あえて移送や隔離するなどして保護のない状態にする罪...
いき‐ざかな【生き魚】
生きている魚。いきうお。