かかく‐かくめい【価格革命】
16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣...
かかく‐カルテル【価格カルテル】
同一または類似業種の各企業が、価格の維持・引き上げについて結ぶカルテル。
かかく‐きょうそう【価格競争】
商品やサービスの市場における競争のうち、価格の安さを競うもの。多く、性能や品質などの差が競争者間で小さい場合に起こ...
かかく‐けいき【価格景気】
販売量の増大によらず、価格が上昇することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→数量景気
かかく‐こうか【価格効果】
価格の上昇・下落が経済に及ぼす影響、効果。
かかくさ‐ほきゅうきん【価格差補給金】
重要物資の消費者価格が、生産者価格より低く決定された場合、その差額を国家が負担して支出する、生産者保護のための国庫...
か‐かくせい【過覚醒】
強いストレスを受けたときに生体防御反応として起こる緊張状態が、ストレスが解除された後も持続する状態。睡眠障害(入眠...
かかく‐たい【価格帯】
ある程度の幅をもった価格の範囲。プライスゾーン。「高—商品」
かかく‐てんか【価格転嫁】
原材料費の上昇分や消費税の増税分などを製品やサービスの価格に反映させること。
蝸角(かかく)の争(あらそ)い
「蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い」に同じ。
かかく‐はかい【価格破壊】
ディスカウントショップの躍進、安い輸入品の増大などによって、それまでのメーカー主導型の価格体系が崩れ、消費財の価格...
かかくへんどう‐じゅんびきん【価格変動準備金】
保険会社が、保有資産の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている準備金。国内...
かか・ぐ【掲ぐ】
[動ガ下二]「かかげる」の文語形。
かかぐ・る
[動ラ四] 1 手さぐりで探し求める。たどる。「いとまだ夜深く暗かりければ、—・り出でむと思へども」〈大和・附二二...
かかげ‐の‐はこ【掻上の笥】
《「かかげ」は「かきあげ」の音変化》髪結いの道具類を入れる小箱。かきあげのはこ。「古めきたる鏡台の、唐櫛笥(からく...
かか・げる【掲げる】
[動ガ下一][文]かか・ぐ[ガ下二] 1 人目につく高い所へ上げる。また、手に持って高く差し上げる。「国旗を—・げ...
かか‐さま【母様】
子供が自分の母を親しみ敬って呼ぶ語。おかあさま。⇔父様(ととさま)。「父様(とっさま)と一つにゐてくだされ。拝みま...
かか‐さん【母さん】
母様(かかさま)のくだけた言い方。
かか‐ざ【嬶座】
いろりに面した主婦の座席。横座(主人の座席)のわきで、台所に近い席に定められる。北座。鍋座(なべざ)。鍋代(なべしろ)。
かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らす...
かかし‐あげ【案山子揚(げ)】
長野県地方の稲の収穫祭。陰暦10月10日に田から案山子を引きあげ、外庭・土蔵などの清浄な場所にまつるもの。《季 冬》
かかしおうじ【かかし王子】
《原題、(ハンガリー)A fából faragott királyfi》⇒木製の王子
カカシュトラ
メキシコ中東部、トラスカラ州にある遺跡。プエブラの北西約30キロメートルに位置する。オルメカ文明の流れをくむ都市遺...
かか・す【欠かす】
[動サ五(四)](多く、打消しの語を伴って用いる) 1 そのことをしないで済ます。おこたる。「毎日の練習を—・した...
かかずら・う【係う/拘う】
[動ワ五(ハ四)] 1 かかわりあいを持つ。かかわりあって離れられない状態になる。関係する。かかずりあう。「不正事...
かかずり‐あ・う【係り合う/拘り合う】
[動ワ五(ハ四)]「かかずらう1」に同じ。
かかせ◦ない【欠かせない】
[連語]《動詞「か(欠)かす」の未然形+打消しの助動詞「ない」》なしでは済ますことができない。欠くことができない。...
かか‐たいしょう【呵呵大笑】
[名](スル)からからと大声で笑うこと。「腹の底から—する」
かかっ‐た【掛かった】
[連体](あとに打消しの語を伴って用いる)話になるような。口に出して言えるような。「ほんにほんに—事(こん)ちゃあ...
かかっ‐て【係って/掛(か)って】
[連語](「かかって…にある」の形で用いる)ただもう。ひとえに。もっぱら。「未来は—若い社員の双肩にある」
か‐かつどう【過活動】
1 器官や神経などが、程度を超えてはたらくこと。「—膀胱(ぼうこう)」⇔低活動。 2 「多動」に同じ。
かかつどう‐ぼうこう【過活動膀胱】
尿意切迫感を主症状とし、多くは頻尿・夜間頻尿を伴い、時に切迫性尿失禁を伴う疾患。脳血管障害・パーキンソン病・認知症...
かかと【踵】
1 足の裏の後部、足首の下にあたる部分。くびす。きびす。「—を上げる」 2 靴など、履き物の後部。「—がすり減る」...
かかと‐おとし【踵落(と)し】
1 格闘技の技の一。蹴り上げた足のかかとを、相手の頭や肩先に落とすもの。 2 ⇒ヒールレイズ
踵(かかと)を踏(ふ)・む
前の人のすぐ後について行く。「山嵐の—・んであとからすぐ現場へ馳(か)けつけた」〈漱石・坊っちゃん〉
カカドゥ‐こくりつこうえん【カカドゥ国立公園】
《Kakadu National Park》オーストラリア、ノーザンテリトリー北部にある国立公園。ダーウィンの南東...
かか‐の‐くけど【加賀の潜戸】
島根県北部、島根半島北部の潜戸鼻先端にある海食洞窟。断崖絶壁の岩肌につくられた洞穴で、洞内にある鍾乳石の天神・御乳...
かかはゆ・し
[形ク]《「かがはゆし」とも》 1 まぶしい。「迎ひ火の馳走過ぎて—・しと思へるにや」〈鶉衣・幽霊説〉 2 おもは...
カカベカ‐たき【カカベカ滝】
《Kakabeka Falls》カナダ、オンタリオ州南西部、カミニスティキア川にかかる滝。サンダーベイの西約30キ...
カカポ
オウム科の鳥。全長約60センチ。全体に灰緑色で黒の斑点があり、顔面はフクロウに似る。翼は退化しており飛べない。夜行...
かかみがはら【各務原】
岐阜県南部の市。木曽川北岸にある。航空機などの工業が盛ん。かがみがはら。人口14.6万(2010)。
かかみがはら‐し【各務原市】
⇒各務原
かがやかし・い【輝かしい/耀かしい/赫かしい】
[形][文]かがやか・し[シク]《古くは「かかやかし」》 1 光り輝くようにすばらしい。華々しい。「—・い将来」「...
かがやか・す【輝かす/耀かす/赫かす】
[動サ五(四)]《古くは「かかやかす」》 1 きらきらと光らせる。まぶしいくらいにりっぱにする。また、表情などを明...
かがやき【輝き/耀き/赫き】
《古くは「かかやき」》 1 かがやくこと。また、かがやく光。「太陽の—」 2 はなばなしくりっぱであること。「才能の—」
かがや・く【輝く/耀く/赫く】
[動カ五(四)]《古くは「かかやく」》 1 まばゆいほどきらめく。きらきら光る。光を放つ。「ネオンが—・く」 2 ...
かがやくひ‐の‐みや【輝く日の宮】
《古くは「かかやくひのみや」》 源氏物語の登場人物、藤壺(ふじつぼ)の異称。 源氏物語の第1巻桐壺(きりつぼ)の異...
かか・ゆ【抱ゆ】
[動ヤ下二]《「かか(抱)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「抱ゆる」となる例が多い》「抱える」...
かから‐じま【加唐島】
佐賀県北西部、壱岐(いき)水道にある南北に細長い島。唐津市に属する。東松浦半島北西端の波戸(はど)岬の沖合約3.5...
かからわ・し
[形シク]離れにくい。とらわれがちである。「妻子(めこ)見ればめぐし愛(うつく)し世の中はかくぞことわり黐鳥(もち...