かがく‐そんしょう【化学損傷】
⇒化学熱傷
かがくぞうふく‐レジスト【化学増幅レジスト】
半導体集積回路などの製造工程で使われるフォトレジストという感光材料のうち、光に反応して自ら酸を発生させ、薬品への溶...
かがく‐たい【下顎体】
下顎骨の中央部に位置する馬蹄形(ばていけい)の水平な部分。→下顎枝
かがく‐たんこう【化学探鉱】
地表の土壌・岩石・水などの化学分析により、地下資源の位置・品位・埋蔵量などを調査すること。地球科学探鉱。
かがく‐たんさ【化学探査】
地表付近の水やガスを分析し、微量成分の濃度や分布を調べ、地質構造や鉱床の存在を探ること。化学探鉱。
かがく‐だん【化学弾】
神経ガス・糜爛(びらん)性ガス・窒息性ガスなどの有毒化学剤を炸薬(さくやく)とともに詰めてつくった砲弾や爆弾。擲弾...
かがく‐ちょうみりょう【化学調味料】
「旨み調味料」の旧称。
かがく‐てき【化学的】
[形動]ある現象が、物質の構造・性質・変化など、化学に関連する性質を有するさま。「—な変化」
かがく‐てき【科学的】
[形動] 1 考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま。「—な説明」 2 特に自然科学の方法に...
かがくてき‐かんかく【化学的感覚】
化学物質の刺激によって起こる感覚。味覚・嗅覚など。
かがくてき‐かんりほう【科学的管理法】
テーラーシステムを中心に、ギルブレスやガントら、テーラーの協力者・後継者が深化・発展させた工場管理の方式。→テーラ...
かがくてき‐きょせい【化学的去勢】
⇒薬物去勢
かがくてき‐さいせいほう【化学的再生法】
⇒ケミカルリサイクル
かがくてき‐さんそようきゅうりょう【化学的酸素要求量】
《chemical oxygen demand》河川水などの汚れの度合いを示す指標の一。水中の有機物などを、過マン...
かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】
歴史・社会構造の科学的分析に基づいて、社会主義社会への移行は歴史的必然であると主張する、マルクス・エンゲルスの社会...
かがくてき‐たいせきがん【化学的堆積岩】
⇒化学岩
かがくてきたんじゅんせい‐の‐ほうそく【科学的単純性の原則】
⇒オッカムの剃刀(かみそり)
かがくてき‐ちんでんがん【化学的沈澱岩】
⇒化学岩
かがくてき‐ふうか【化学的風化】
地表の岩石が化学的に変化し、造岩鉱物が粘土などに変わること。高温多湿の地域で著しい。
かがく‐てつがく【科学哲学】
科学の存立根拠、科学的認識の確実さや妥当性を問う批判的哲学の総称。特に論理実証主義と分析哲学にこの傾向が顕著。
かがく‐てんびん【化学天秤】
化学の定量分析に使用される精密なてんびん。0.1ミリグラムの桁まで測定できる。
かがく‐でんたつぶっしつ【化学伝達物質】
⇒神経伝達物質
かがく‐でんち【化学電池】
物質の化学反応によって放出されるエネルギーを電気エネルギーに変換する電池。充電のできない一次電池と、充電可能な二次...
かがく‐とうりょう【化学当量】
化学反応における、元素または化合物の基本量。 1 酸素の2分の1グラム原子と化合する元素の量。原子量を原子価で割っ...
かがく‐とくいせい【化学特異星】
外層大気の化学組成の違いによって通常の恒星と異なるスペクトルを示す特異星の一種。ある特定の元素の輝線や吸収線が見ら...
かがく‐にんしん【化学妊娠】
⇒生化学的妊娠
かがく‐ねっしょう【化学熱傷】
化学物質による皮膚・粘膜の損傷。皮膚に直接触れるほか、呼吸による喉や気道の粘膜損傷も含む。酸やアルカリなどの化学薬...
かがくねんりょう‐ロケット【化学燃料ロケット】
⇒化学ロケット
かがく‐のうやく【化学農薬】
化学的に合成された農業用の薬剤。病害虫の天敵などを用いる生物農薬に対していう。
かがく‐はくぶつかん【科学博物館】
自然科学およびその応用分野に関する資料・物品を収集・保管し、展示および研究をする博物館。
かがく‐はっこう【化学発光】
化学反応に伴って発光する現象。例えば、ルミノールが酸化されて青紫色の光を放つなど。化学ルミネセンス。ケミルミネセンス。
かがく‐はんのう【化学反応】
1 物質を構成する原子間で組み替えが起こって変化する過程。 2 (比喩的に)複数のものが組み合わされて、予想しなか...
かがくはんのう‐しき【化学反応式】
化学反応の質的・量的関係を、化学式を用いて表した式。左辺に反応物質を、右辺に生成物質を示す。両辺を=で結んで化学方...
かがく‐ばんのう【科学万能】
科学、特に自然科学が、すべての問題を解決しうるという考え方。科学を最高のものとし、非科学的な事柄を排斥する意を含む。
かがく‐ばんぱく【科学万博】
⇒筑波博
かがく‐パルプ【化学パルプ】
化学薬品を使って木材からリグニンなどを除き、セルロースを取り出したパルプ。用いる薬品により、亜硫酸パルプ・ソーダパ...
かがく‐ひはん【科学批判】
諸科学の存立基盤を省察する批判哲学、または認識論的批判。特に数学、自然科学に対するカントの批判に始まり、新カント学...
かがく‐ひりょう【化学肥料】
化学的処理によって作られる肥料。硫安・硝安・尿素・過燐酸(かりんさん)石灰・硝酸カリなどの無機化合物が用いられる。...
かがく‐ひん【化学品】
化学的に合成された物質を含む製品や、化学的な工程で製造された製品。化成品。
かがく‐ぶっしつ【化学物質】
純物質を、化学の研究対象として取り扱うときにいう語。また、化学合成して作った物質。
かがくぶっしつあんぜんせい‐データシート【化学物質安全性データシート】
⇒エム‐エス‐ディー‐エス(MSDS)
かがくぶっしつ‐かびんしょう【化学物質過敏症】
柔軟剤・化粧品・接着剤・塗料・農薬・食品添加物・排気ガスなど、身の回りの多種類の化学物質に反応してさまざまな症状を...
かがくぶっしつしんさ‐きせいほう【化学物質審査規制法】
《「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」の略称》難分解性の化学物質による環境汚染を防止することを目的とする...
かがくぶっしつ‐はいしゅつはあくかんりそくしんほう【化学物質排出把握管理促進法】
《「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」の略称》事業者による化学物質の自主的な管...
かがく‐ぶつりがく【化学物理学】
物質の分子構造や化学反応の機構などを、量子力学や統計力学などを用いて研究する、物理学の一分野。物理化学より物理的な...
かがく‐ぶんせき【化学分析】
物質固有の化学的性質を利用して、その成分や組成などを知る操作。定性分析と定量分析に大別される。
かがく‐へいき【化学兵器】
毒ガスなど、化学薬品を使用して作られる兵器の総称。
かがく‐へいき【科学兵器】
科学を応用して作られる兵器。特に、核兵器・生物兵器・化学兵器をさす。
かがくへいききんし‐きかん【化学兵器禁止機関】
⇒オー‐ピー‐シー‐ダブリュー(OPCW)
かがくへいき‐きんしじょうやく【化学兵器禁止条約】
《「化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約」の通称》サリンなどの毒ガスや枯れ葉剤など、化学...