かんぜん‐はんざい【完全犯罪】
犯罪の証拠をまったく残さないで行われた犯罪。
かんぜん‐バックアップ【完全バックアップ】
コンピューターなどでデータをバックアップする際、毎回すべてのデータをバックアップすること。過去のデータの復元が容易...
かんぜん‐ひだんせいしょうとつ【完全非弾性衝突】
二つの物体が衝突したときに、跳ね返されず、一体となってしまう衝突。→弾性衝突
渙然(かんぜん)氷釈(ひょうしゃく)する
《杜預「春秋左氏伝序」から》氷のとけるように、疑惑や迷いがなくなる。
かんぜん‐ひりょう【完全肥料】
肥料の3要素である窒素・燐酸(りんさん)・カリウムを適当な割合で含む肥料。
かんぜんへいさがた‐しょくぶつこうじょう【完全閉鎖型植物工場】
植物の育成に適した環境を人工的に制御する、外界から隔離された植物工場。人工光を利用し、気温、湿度、液肥などを管理す...
かんぜん‐へいほう【完全平方】
ある整数または整式の平方になっている整数または整式。52になっている25や(x−1)2になっているx2−2x+1など。
かんぜん‐へき【完全癖】
どこまでも完全性を求めて妥協できずに、結局挫折や自責の念にとらわれる心的傾向。
かんぜん‐へんこう【完全偏光】
直線偏光、回転偏光などの純粋な偏光。自然光を含む部分偏光に対していう。
かんぜん‐へんたい【完全変態】
昆虫が卵・幼生のほかにさなぎの段階を経てから成虫になること。チョウなどにみられる。→不完全変態
かんぜん‐ぼうすい【完全防水】
腕時計や電気機器などで、内部に水が入り込まない設計であること。短時間の浸水であれば耐えられるものから、潜水時にも使...
かんぜん‐ぼにゅう【完全母乳】
母乳以外の栄養・水分を与えずに新生児・乳児を育てること。→混合栄養 →人工栄養 [補説]母乳には乳児の発育に必要な...
かんぜんぼにゅうえいよう‐じ【完全母乳栄養児】
⇒母乳栄養児
かんぜんみっぺいがた‐しょくぶつこうじょう【完全密閉型植物工場】
⇒完全閉鎖型植物工場
かんぜん‐むけつ【完全無欠】
[名・形動]欠点や不足がなくて、非のうちどころのないこと。また、そのさま。「—な人格者」
かんぜん‐もくひ【完全黙秘】
取り調べに対して黙秘を通すこと。完黙。
かんぜん‐よう【完全葉】
托葉(たくよう)・葉柄(ようへい)・葉身(ようしん)の三つを備える葉。桜などにみられる。→不完全葉
かんぜん‐ようしょく【完全養殖】
人工孵化から育てた成魚が産卵し、その卵をもとにふたたび人工孵化を行うこと。天然の卵や幼魚に頼ることなく持続的な養殖...
かんぜん‐りっぽう【完全立方】
ある整数または整式の立方になっている整数または整式。23になっている8や(x−1)3になっているx3−3x2+3x...
かんぜん‐りゅうたい【完全流体】
粘性のまったくない仮想的な流体。ベルヌーイの定理が成り立つ。理想流体。非粘性流体。
かんぜんワイヤレス‐イヤホン【完全ワイヤレスイヤホン】
左右のイヤホンが独立し、ケーブルなどでつながっていないワイヤレスイヤホン。フルワイヤレスイヤホン。トゥルーワイヤレ...
かん‐そ【閑素】
[名・形動ナリ]平穏で質素な暮らしをすること。また、そのさま。「伊賀の古郷に庵を構へ、爰にてしばしの—をうかがひ給...
かん‐そ【簡素】
[名・形動]飾りけがなく、質素なこと。また、そのさま。「—な住まい」「—な結婚式」 [派生]かんそさ[名]
かん‐そ【簡粗】
[名・形動]簡単で粗末なこと。また、そのさま。「何も彼も黒づくめに、—な飾付がしてあったが」〈里見弴・大道無門〉
かん‐そう【汗瘡】
あせも。
かん‐そう【完走】
[名](スル) 1 競技などで最後まで走り抜くこと。「フルマラソンを—する」 2 俗に、長期にわたる物事を最後まで...
かん‐そう【官奏】
太政官から天皇に申し上げること。平安時代の重要な朝儀であったが、のちに、田の荒熟(凶豊)の状況を奏上し、減税を奏請...
かん‐そう【官僧】
1 国家から度牒(どちょう)を得て、公に出家を認められた僧。私度(しど)僧に対していう。 2 僧正(そうじょう)・...
かん‐そう【疳瘡】
梅毒による陰部のただれ。
かん‐そう【乾草】
かわかした草。ほしくさ。
かん‐そう【乾燥】
[名](スル) 1 かわくこと。湿気や水分がなくなること。「空気が—する」「—地」 2 かわかすこと。「洗濯物を—...
かん‐そう【間奏】
一曲の途中に挟んで器楽だけで演奏される部分。
かん‐そう【閑窓】
もの静かな窓。ひっそりとした静かな住まい。「—の月に嘯(うそぶ)けば」〈太平記・三七〉
かん‐そう【寒草】
冬の草。枯れた草。《季 冬》
かん‐そう【感想】
物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。「—を述べる」「読書—文」
かん‐そう【歓送】
[名](スル)その人の出発を喜び、励まして送ること。「—会」「あの空地で—されて行った青年の幾人かを知っていた」〈...
かん‐そう【監倉】
牢屋(ろうや)。監獄。
かん‐そう【盥漱】
[名](スル)手を洗い、口をすすぐこと。身を清めること。「婦の早起—する時より、深更寝に就く時に至るまで」〈鴎外訳...
かん‐そう【翰藻】
詩歌や文章。
かん‐そう【諫争/諫諍】
争ってまでも強く目上をいさめること。「策士論客は将軍に謁して一戦の奮発を促がし、—の極、声を放って号泣する」〈福沢...
かん‐そう【還送】
[名](スル)送り返すこと。送還。「母国に—する」
かん‐そう【観相】
1 容貌(ようぼう)・骨格などから、その人の性質・運命などを判断すること。人相を見ること。 2 連句の付け方の八体...
かん‐そう【観想】
[名](スル) 1 仏語。特定の対象に向けて心を集中し、その姿や性質を観察すること。観念。 2 そのものの真の姿を...
かん‐そう【換装】
[名](スル)部品や装備を、性能の異なる他の部品や装備に取り換えること。「パソコンのOSを—する」
かんそう‐いも【乾燥芋】
生(なま)のままか、あるいは蒸したり茹(ゆ)でたりしたサツマイモを、薄く切って干した食品。ほしいも。 [補説]薄切...
かんそう‐か【乾燥果】
⇒乾果(かんか)
かんそう‐がく【観相学】
顔だちや表情から、その人の性格・気質、また才能を判定しようとする学問。18世紀、スイスのラバーターが基礎をつくり、...
かんそう‐き【乾燥器/乾燥機】
水分を除いて乾燥させる装置。「布団—」
かんそう‐きこう【乾燥気候】
雨量が少ないため樹木が生育せず、最暖月の平均気温がセ氏10度以上の気候。ケッペンの気候区分における符合はB。より乾...
かんそう‐きょく【間奏曲】
1 劇や歌劇の幕間(まくあい)に演奏される音楽。インテルメッツォ。 2 自由な形式の器楽小品。インテルメッツォ。