かん【檻】
[音]カン(漢) [訓]おり 1 動物や罪人を閉じこめておく所。おり。「檻車・檻穽(かんせい)」 2 てすり。「折檻」
かん【簡】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]ふだ てがみ はぶく えらぶ [学習漢字]6年 〈カン〉 1 昔、文字を書くの...
かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる [学習漢字]4年 1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「...
かん【灌】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]そそぐ 1 水をそそぐ。流し入れる。「灌漑(かんがい)・灌水・灌腸・灌仏会...
かん【艦】
[常用漢字] [音]カン(漢) 戦争に用いる船。「艦船・艦隊/旗艦・軍艦・乗艦・戦艦・敵艦・潜水艦」
かん【鑑】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ 1 反省の資となる前例や手本。「殷鑑(いんかん)・...
かん【上】
《「かみ」の音変化。「かむ」とも表記する》「かみ(上)」に同じ。「—つ宮」〈用明紀〉
かん【長官】
「かみ(長官)」の音変化。「大将も—の君もみなおり給ひて」〈源・若菜上〉
かん【干】
横笛の指孔の一。6指孔の笛では1番先端に近い穴、7指孔の笛では先端から2番目の穴。
かん【欠】
《「欠」の字音「けん」の音変化》目方・分量などが減っていること。また、その減った量。「目を懸けしに、思ひの外に—の...
かん【刊】
刊行。出版。「隔月—」「一九八〇年五月—」
かん【甲】
邦楽で、高い音域の音。また、調子の高い音。⇔乙(おつ)。
かん【奸/姦/姧】
よこしまで悪賢いこと。また、その人。「—を禁じ乱を遏(とど)むるの用多くして」〈中村訳・西国立志編〉
かん【汗】
《khanの音写》「ハン」に同じ。
かん【缶/罐/鑵】
《(英)canまたは(オランダ)kanから。「缶」「罐」「鑵」は当て字》 1 金属の薄い板で作った容器。特に、ブリ...
かん【坎】
1 穴。くぼみ。「—の火っ気が、快い温みを漂わせていた」〈芥川・将軍〉 2 易の八卦(はっけ)の一。で表す。水にか...
かん【肝】
1 肝臓。きも。〈日葡〉 2 《昔、魂の宿るところとされたところから》心。まごころ。「—ヲクダク」〈日葡〉
かん【官】
1 国の政務を執行する機関。朝廷・政府など。役所。おおやけ。「—も商売上手やが」〈上司・太政官〉 2 役所における...
かん【冠】
[名]かんむり。 [ト・タル][文][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に—たる誉れ」 [接尾...
かん【巻】
[名] 1 巻物。巻物にした書物。巻子本(かんすぼん)。「—を開く」 2 書物。書籍。 3 何冊か合わせてひとまと...
かん【疳】
1 疳の虫によって起こるとされる、小児の神経症。夜泣きやひきつけなどの発作を起こす病気。 2 「癇(かん)2」に同...
かん【勘】
1 物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「—が働く」 2 古文書で、内容の了解を示す符号や点。
かん【患】
苦しみ。悩み。わずらい。「夫親の苦は婦子の—と為り」〈福沢・文明論之概略〉
かん【貫】
[名] 1 尺貫法の重さの単位。1貫は1000匁(もんめ)、すなわち3.75キロで、明治24年(1891)から昭和...
かん【棺】
死者を葬るときに遺体を納める容器。ひつぎ。
かん【款】
1 まごころ。また、親しい交わり。 2 法律文や規約などの条項。箇条書き。 3 予算や決算の費目の区分の一。部・款...
かん【稈】
稲・竹などの、中空になっている茎。
かん【間】
[名] 1 物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もく...
かん【閑】
[名・形動]暇なこと。また、落ち着いてのどかなさま。「忙中—あり」「やさしき鳩、—なる鳩」〈露伴・露団々〉
かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春まで...
かん【感】
1 深く心が動くこと。感動。「—に入る」 2 物事に接して生ずる心の動き。感じ。「今さらの—は否めない」「隔世の—...
かん【漢】
中国古代の王朝。前202年、高祖劉邦(りゅうほう)が建国。長安を都とする前漢(西漢)と洛陽を都とする後漢(東漢)...
かん【骭】
すね。すねの骨。
かん【管】
[名]内部がからで筒状のもの。くだ。「ガスの—」 [接尾]助数詞。笛・筆など、くだ状の物を数えるのに用いる。「一—...
かん【関】
1 出入りを取り締まる所。関所(せきしょ)。せき。 2 経穴(けいけつ)の一。へその近くにある。関元(かんげん)。
かん【歓】
よろこび。
かん【緘】
とじること。特に、手紙・書類などの封じ目。また、そこに書く文字。
かん【燗】
酒を器に入れて適度に温めること。また、その加減。「—をつける」「—をみる」「熱(あつ)—」
かん【館】
1 大きな建物。「万博のアメリカ—」 2 図書館・博物館など、「館」と名のつく建物・施設。「—の運営」「—の財産」
かん【環】
1 円くめぐって終わりのない形。輪。 2 数学で、任意の元の間に二つの演算(加法・乗法)が定義され、加法について交...
かん【癇】
1 ひきつけなどを起こす病気。 2 ちょっとしたことにも興奮し、いらいらする性質・気持ち。疳(かん)。「—が強い」
かん【韓】
中国、戦国時代の国。戦国七雄の一。晋(しん)に仕えていた韓氏が、魏氏・趙氏とともに晋を滅ぼし、領土を3分。前403...
かん【簡】
[名・形動] 1 手軽なこと。また、そのさま。 2 中国で、紙の発明以前に、文字を記した竹や木の札。転じて、書簡。
かん【観】
1 外から見たようすや感じ。外見。「別人の—がある」 2 仏語。真理を観じること。物事を細心に分別して観察し、道理...
かん【羹】
《唐音》 1 肉や野菜を汁を多くして煮たもの。あつもの。〈文明本節用集〉 2 雑煮。「正月の祝に、晴れなる座敷へ—...
かん【艦】
戦闘用の船。
かん【鐶】
1 机・たんすなどの引き出しにつける金属製の取っ手。 2 切れ目の入った鉄の輪で、茶釜の両耳に差し入れて釜の上げ下...
かん【鑑】
古代中国の青銅器の一。春秋時代に盛行した。深鉢状をした大型のたらいの一種で、一対ないし二対の耳(じ)(取っ手)がつ...
かん【完】
終わること。小説や映画などの終わりに用いる。「第一部、—」
カン
⇒カーン