かんそう‐むみ【乾燥無味】
[名・形動]潤いがなく、おもしろみのないこと。また、そのさま。無味乾燥。「—な小説」
かんそう‐やさい【乾燥野菜】
乾燥させて保存の利くようにした野菜。凍結乾燥したり生干しにしたりしたもの。
かんそう‐ゆ【乾燥油】
⇒乾性油(かんせいゆ)
かんそ‐か【簡素化】
[名](スル)むだを省いて簡単にすること。「事務処理の—」
かん‐そく【管束】
⇒維管束(いかんそく)
かん‐そく【管足】
ウニ・ヒトデなどの棘皮(きょくひ)動物の体表から突出している細管。移動や摂食のほか、感覚・呼吸器官としての働きもする。
かん‐そく【緩速】
ゆるやかな速度。「—走行」
かん‐そく【観測】
[名](スル) 1 自然現象を精密に観察・測定し、その変化や推移を調べること。「天体を—する」「気象—」 2 物事...
かんそく‐かのうりょう【観測可能量】
⇒オブザーバブル
かんそく‐ききゅう【観測気球】
1 高空の大気の状態を調べるために打ち上げる気球。 2 敵地の偵察や砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。...
かんそく‐きじ【観測記事】
ある事柄の実施を正式に発表する前に、マスメディアに出る予想記事。人々の反応を事前に知ろうと関係者がメディアに漏らし...
かんそく‐じょ【観測所】
天文・地震・気象などの自然現象を観測・記録する施設。天文台・測候所・緯度観測所など。
かんそくてき‐うちゅうろん【観測的宇宙論】
観測事実に基づいて、宇宙の起源・構造・状態・変化などについて研究する学問分野。
かんそく‐てん【観測点】
あるものを観測する地点。特に、気温・雨量・震度などを継続して測定するために定められた地点。
かんそく‐りょう【観測量】
⇒オブザーバブル
かんそく‐ロケット【観測ロケット】
宇宙空間で科学観測・実験を行うことを目的とするロケット。気球の最高到達高度(約40キロメートル)から人工衛星の軌道...
かん‐そん【旱損】
「干害」に同じ。「八百年がその間、—水損もあるまじ」〈虎明狂・雷〉
かん‐そん【寒村】
貧しい村。さびれた村。
かんそんこう【寒村行】
《原題The Deserted Village》ゴールドスミスによる長詩。1770年刊。別邦題「廃村」。
かんそん‐みんぴ【官尊民卑】
官吏や国家に関係する物事を尊び、民間の人や物事をそれに服従するものとして軽んじること。
かん‐ぞう【甘草】
マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。...
かん‐ぞう【肝臓】
右上腹部にある暗赤色の最大の臓器。消化管に付随する腺性の器官で、胆汁を生成するほか、糖・たんぱく質・脂質・ホルモン...
かん‐ぞう【萱草】
ススキノキ科ワスレグサ属の多年草の総称。ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ニッコウキスゲ・ユウスゲなど。葉は刀身状。夏、黄...
かん‐ぞう【館蔵】
[名](スル)美術館・博物館・図書館などが所蔵、または収蔵していること。「—品の目録」
かんぞう‐いしょく【肝臓移植】
⇒肝移植
かんぞう‐いろ【萱草色】
染め色の名。薄い橙色。
かんぞう‐えん【肝臓炎】
⇒肝炎(かんえん)
かんぞう‐かすいぶんかいぶつ【肝臓加水分解物】
⇒肝臓水解物
かんぞう‐がん【肝臓癌】
肝臓にできる癌腫(がんしゅ)。原発性のものと、他器官の癌から転移して生じるものがある。肝癌。
かんぞう‐ジストマ【肝臓ジストマ】
肝吸虫(かんきゅうちゅう)の別名。
かんぞう‐すいかいぶつ【肝臓水解物】
ウシやブタなどの哺乳類の肝臓を消化酵素によって加水分解したもの。必須アミノ酸やオリゴペプチドを含み、肝臓の酵素活性...
かんぞう‐たけ【肝臓茸】
カンゾウタケ科のキノコ。雨季にシイなど広葉樹の幹に発生する。直径約10〜20センチ、表面は暗赤色をし、形や色が肝臓...
かんぞう‐のうよう【肝臓膿瘍】
⇒肝膿瘍(かんのうよう)
甘草(かんぞう)の丸呑(まるの)み
《甘草もよくかみしめてみなくては、甘さがわからないところから》物事の本当の意味を深くかみしめてわかろうとしないこと。
かん‐ぞく【奸賊/姦賊】
心のねじけた者。憎むべき悪者。
かん‐ぞく【貫属】
1 戸籍のある土地。本籍地。→貫籍(かんじゃく) 2 明治時代、その人がある地方自治体の管轄に属すること。
かん‐ぞく【漢族】
⇒漢民族(かんみんぞく)
かん‐たい【冠帯】
1 冠と帯。また、衣冠・束帯の礼装。 2 冠を着け、帯を結んだ礼儀に厚い風俗。
かん‐たい【寒帯】
地球の南北の極圏より高緯度の地帯。気候的には寒帯気候の地域をさす。
かん‐たい【歓待/款待】
[名](スル)手厚くもてなすこと。「—を受ける」「使節団を—する」
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手...
かん‐たい【環帯】
1 シダ類の胞子嚢(ほうしのう)上に、一列または一団をなして輪のように並んでいる細胞。乾燥すると収縮するため胞子嚢...
かん‐たい【艦隊】
軍艦2隻以上で編成された海軍の部隊。「連合—」
かん‐たい【間代】
筋肉が急激に収縮と弛緩を繰り返す状態。クローヌス。
かん‐たい【桿体/杆体】
⇒桿状体
かんたいかん‐ミサイル【艦対艦ミサイル】
艦艇から発射して、敵の艦艇を攻撃するミサイル。艦対艦誘導弾。
かんたいかん‐ゆうどうだん【艦対艦誘導弾】
⇒艦対艦ミサイル
かんたい‐きこう【寒帯気候】
地球上で最も寒冷な気候。最暖月の平均気温がセ氏10度以下で、1年を通して寒い。ケッペンの気候区分における符合はE。...
かんたい‐きだん【寒帯気団】
寒帯で形成される寒冷な気団。シベリア気団、オホーツク海気団など。
かんたい‐こ【寒帯湖】
表面水温が一年じゅうセ氏4度以下の湖。極地や氷河末端付近などに見られる。