やまなか‐いんし【山中因子】
細胞の初期化を誘導する因子(初期化因子)として山中伸弥らが特定した遺伝子。Oct3/4(オクトスリーフォー)・So...
やまなか‐こ【山中湖】
山梨県、富士五湖のうち、東端の湖。富士山の溶岩流による堰止(せきと)め湖。桂川が流出する。面積6.8平方キロメート...
やまなか‐さだお【山中貞雄】
[1909〜1938]映画監督。京都の生まれ。初監督作品「磯の源太 抱寝(だきね)の長脇差(ながどす)」で注目を集...
やまなか‐しかのすけ【山中鹿之助】
[1545〜1578]戦国時代の武将。出雲の人。本名、幸盛(ゆきもり)。尼子氏に仕えて毛利氏と戦い、主君の降服後も...
やまなかしゅう【山中集】
江戸中期の俳諧集。岩田涼菟編。元禄17年(1704)刊。
やまなか‐しんや【山中伸弥】
[1962〜 ]医学者。大阪の生まれ。整形外科の臨床研修医を経て研究者に転身。米国留学時にES細胞を研究し、帰国後...
やまなか‐ぬり【山中塗】
石川県加賀市山中地区から産する漆器。
やまなか‐ひさし【山中恒】
[1931〜 ]児童文学者・文芸評論家。北海道の生まれ。長編「赤毛のポチ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞し、本格...
やまなか‐ぶし【山中節】
石川県の山中温泉地方でうたわれる民謡。盆踊り甚句から出て、浴客相手の座敷歌に変わった。
やまなか‐まさたけ【山中正竹】
[1947〜 ]野球選手・監督。大分の生まれ。法政大学のエースとして活躍し、東京六大学のリーグ戦で通算48勝の記録...
やまなか‐みねたろう【山中峯太郎】
[1885〜1966]小説家・児童文学者。大阪の生まれ。少年向け冒険小説で人気を得た。作「敵中横断三百里」「大東の...
やまなかもんどう【山中問答】
立花北枝の俳諧書。文久2年(1862)または嘉永3年(1850)刊。1冊。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の途中で加賀の...
やま‐なし【山梨】
1 バラ科の落葉高木。山地に生え、葉は卵形で先がとがり、互生する。4月ごろ、白い5弁花が咲き、ナシに似た小さい実が...
やまなし【山梨】
中部地方南東部の県。県庁所在地は甲府市。もとの甲斐(かい)国にあたる。人口86.3万(2010)。 山梨県中北部の...
やまなし‐いかだいがく【山梨医科大学】
山梨県中央市にあった国立大学。昭和53年(1978)設置。平成14年(2002)山梨大学と統合し、山梨大学医学部と...
やまなしえいわ‐だいがく【山梨英和大学】
山梨県甲府市にある私立大学。明治22年(1889)設立の山梨英和女学校を源流として、平成14年(2002)に開設さ...
やまなしがくいん‐だいがく【山梨学院大学】
山梨県甲府市にある私立大学。昭和37年(1962)に開設。平成7年(1995)に大学院を設置した。
やまなし‐けん【山梨県】
⇒山梨
やまなしけんりつ‐だいがく【山梨県立大学】
山梨県甲府市にある公立大学法人。平成17年(2005)に山梨県立看護大学と山梨県立女子短期大学を統合して開学した。...
やまなし‐し【山梨市】
⇒山梨
やまなし‐だいがく【山梨大学】
山梨県甲府市にある国立大学法人。山梨工業専門学校・山梨師範学校・山梨青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新...
やまなし‐とうせん【山梨稲川】
[1771〜1826]江戸後期の音韻学者。駿河の人。名は治憲。字(あざな)は玄度。別号、東平。本居宣長の影響を受け...
やまな‐そうぜん【山名宗全】
⇒山名持豊(やまなもちとよ)
やま‐なみ【山並(み)/山脈】
山の連なり。連山。 [補説]作品名別項。→山脈
やまなみ【山脈】
木下順二の戯曲。昭和24年(1949)発表。戦時下の恋愛を描いたリアリズム演劇。
やまなみしゅう【山なみ集】
吉沢義則の歌集。昭和7年(1932)刊行。
やまなみ‐ハイウエー
大分県の由布院(ゆふいん)温泉近くからほぼ南西へ、飯田(はんだ)高原を縦断して熊本県の阿蘇市に至る道路。別府阿蘇道路。
やまな‐もちとよ【山名持豊】
[1404〜1473]室町中期の武将。法名、宗全。但馬(たじま)・備後(びんご)などの守護職。嘉吉の乱で赤松満祐を...
やま‐ならし【山鳴】
ヤナギ科の落葉高木。山地の日当たりのよい所に生える。葉は互生し、広卵形で、葉柄は長い。風にゆらいだ葉が触れ合って音...
やま‐なり【山形】
山のような、中央が高くなった形を描くこと。また、その形。「—のボール」
やま‐なり【山鳴り】
1 地震・噴火などの前触れとして、山が音を立てること。また、その音。 2 地下深部の鉱山の切羽(きりは)やトンネル...
やま‐にがな【山苦菜】
キク科の越年草。山野に生え、高さ約1メートル。アキノノゲシに似るが、葉は卵形で、羽状に裂けているものもある。8、9...
山(やま)に千年(せんねん)海(うみ)に千年(せんねん)
《山に千年、海に千年すんだ蛇が竜になるといわれているところから》世の中の経験を積んで悪賢くなっていること。海千山千。
やまにのぼりてつげよ【山に登りて告げよ】
《原題Go Tell It on the Mountain》米国の小説家ボールドウィンの自伝的処女小説。1953年刊。
やま‐ぬけ【山抜け】
「山崩(やまくず)れ」に同じ。「—、谷崩れ、出水なぞの口実にかこつけて」〈藤村・夜明け前〉
やま‐ね【山鼠/冬眠鼠】
齧歯(げっし)目ヤマネ科の哺乳類。体長7〜8センチ、尾長4〜5センチ。体つきは丸く、灰茶色で背に黒い縦線が1本あり...
やま‐ねこ【山猫】
1 山野にすむ猫。野生化した猫。のらねこ。 2 ネコ科の哺乳類のうち、小形の野生種の総称。リビアヤマネコ・オオヤマ...
やまねこ‐ざ【山猫座】
北天の小星座。3月中旬の午後8時ごろ、天頂近くで南中するが、明るい星はない。学名(ラテン)Lynx
やまねこ‐スト【山猫スト】
《wildcat strike》労働組合の一部の組合員が、中央指導部の承認なしに行うストライキ。山猫争議。
やまねこのなつ【山猫の夏】
船戸与一の小説。ブラジルを舞台とする冒険エンターテイメント。昭和59年(1984)刊。第6回吉川英治文学新人賞、第...
山(やま)眠(ねむ)・る
《「臥遊録」の「冬山惨淡として眠るが如し」から》冬の山の静まり返ったようすをいう。《季 冬》「硝子戸にはんけちかわ...
やま‐ねんぐ【山年貢】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。農民個人や村の所有する山を対象に一定額が賦課された。
やま‐の‐い【山の井】
山中のわき水がたまってできた井戸。やまい。「安積香山(あさかやま)影さへ見ゆる—の浅き心を我が思はなくに」〈万・三...
やま‐の‐いも【山の芋/薯蕷】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。葉は先が...
山(やま)の芋(いも)が鰻(うなぎ)になる
起こるはずのないことが実際に起こるたとえ。また、思いもよらないほどの変化をするたとえ。
やまのうえ【山上】
姓氏の一。 [補説]「山上」姓の人物山上宗二(やまのうえそうじ)山上憶良(やまのうえのおくら)
やまのうえ‐そうじ【山上宗二】
[1544〜1590]安土桃山時代の茶人。堺の人。薩摩屋と号する商人で、千利休に茶を学び、豊臣秀吉に仕えた。のちに...
やまのうえ‐の‐おくら【山上憶良】
[660〜733ころ]奈良前期の官人・歌人。大宝2年(702)渡唐し、帰国後、伯耆守(ほうきのかみ)・東宮侍講・筑...
やまのうち【山内】
姓氏の一。 [補説]「山内」姓の人物山内以九士(やまのうちいくじ)山内一豊(やまのうちかずとよ)山内豊信(やまのう...
やまのうち‐いくじ【山内以九士】
[1902〜1972]プロ野球公式記録員。島根の生まれ。学生時代から野球の記録・規則に携わり、昭和15年(1940...