くだ
[名・形動ナリ]《「くだくだしい」の略》くどいこと。煩わしいこと。また、そのさま。「過ぎし青楼夜話に書きしごとく、...
くだ【管/筟】
1 細長い円筒形で中が空洞になっているもの。「—を通して水を送る」 2 機(はた)の横糸を巻いて杼(ひ)に入れる道...
クダ
マレーシア、マレー半島北西部の州。州都アロースター。北東側はタイとの国境に接する。西部は平野が広がり、同国有数の水...
く‐だい【句題】
1 古歌や漢詩文・経文などの一句を取って、和歌や漢詩の題とすること。 2 俳句の題。
くだい・す【下いす】
[動サ特活]《「くださります」の音変化》くださいます。「ふん、その青竜湯とやら、醒めるものなら一服—・せんか」〈咄...
くだい‐わか【句題和歌】
句題1によって詠む和歌。
くた‐かけ【鶏】
《「くだかけ」とも》ニワトリの古名。くたかけどり。「—はいづれの里をうかれきてまだ夜深きに八声鳴くらん」〈夫木・二七〉
くだ‐がゆ【管粥】
⇒筒粥(つつがゆ)
くだ‐ぎつね【管狐】
想像上の小さなキツネ。竹管の中で飼われ、飼い主の問いに応答したり、予言をしたりする通力をもつ。くだ。
くだ・く【砕く/摧く】
[動カ五(四)] 1 強い力を加えて、固い物やかたまりになっている物を細かくする。「岩を—・く」 2 勢いを弱らせ...
くだ‐くだ
[副]同じことを何度も繰り返したり、長々としつこく細かに述べたりするさま。くどくど。「—(と)弁解する」 [形動ナ...
くだくだ‐し・い
[形][文]くだくだ・し[シク]同じことを何度も繰り返したりして、長ったらしいさま。「—・い説明」 [派生]くだく...
くだ‐くらげ【管水母】
ヒドロ虫綱クダクラゲ目の腔腸(こうちょう)動物の総称。すべて海産で、浮遊性。個虫が多数ついて群体をつくるが、各個虫...
くだけ【砕け】
1 砕けること。また、砕けたもの。 2 結末。なりゆき。事情。「翌の朝の—をあんじ思案とりどり」〈洒・多佳余宇辞〉
くだけ‐まい【砕け米】
籾摺(もみす)りや精白の過程で、砕けた米。
くだ・ける【砕ける/摧ける】
[動カ下一][文]くだ・く[カ下二] 1 固い物やかたまりになっている物が、衝撃などで小さくばらばらになる。「コッ...
ください【下さい】
《動詞「くださる」の命令形》 1 「くれ」の尊敬語。相手に物や何かを請求する意を表す。ちょうだいしたい。「手紙を—...
くださ・る【下さる】
[動ラ五(四)]《動詞「くだされる」(下一)の五段化》 1 「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くだされる...
下(くだ)さる物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
《「小袖」は絹の綿入れ》人がくれる物は季節外れの物でも何でもありがたくもらったほうがよいということ。また、欲の深い...
くだされ‐もの【下され物】
目上の人からいただいたもの。たまわりもの。ちょうだいもの。
くださ・れる【下される】
[動ラ下一][文]くださ・る[ラ下二]《動詞「くだ(下)す」の未然形に助動詞「れる」が付いたものから》 1 《「れ...
くだ‐さんご【管珊瑚】
花虫綱クダサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。赤色の骨質の細い管が横板で連結された群体をなし、各管の中のポリプが上端...
くださん・す【下さんす】
[動サ特活]《「くだされます」「くださります」の音変化。近世上方で、主として女性が用いた》 1 「くれる」の意の尊...
くだし【下し】
1 「下し薬」の略。「—をかける」 2 くだすこと。申し渡すこと。「これ、まのあたりにて参らせよ、と侍りつる—の侍...
くだし‐ぐすり【下し薬】
便通をよくするために飲む薬。通じ薬。下剤。くだし。
くだし‐ぶみ【下文】
上位者が下位者あてに下した公文書。平安時代から中世、院の庁・摂関家・将軍家・政所(まんどころ)などから、それぞれの...
くだ・す【下す/降す】
[動サ五(四)] 1 高いところから低いところへ移す。 ㋐価値・地位などを低くする。「位を—・す」 ㋑流れを利用し...
くだ‐ずみ【管炭】
《「くだすみ」とも》茶の湯で、胴炭(どうずみ)に添える管のように細長い切り炭。炉・風炉(ふろ)用で、丸いままの丸管...
くだ‐たま【管玉】
弥生時代から古墳時代にかけて用いられた装飾用の玉の一種。碧玉(へきぎょく)製で円筒の細長い玉。長さ1〜5センチ。穴...
くたち【降ち】
《動詞「くたつ」の連用形から。「くだち」とも》 1 日が傾くこと。また、そのころ。「六月(みなづき)の晦(つごもり...
くだっし【下っし】
《「くださる」の命令形「ください」から転じた「くだせえ」の変化した語》 1 相手に物事を請い求める意の尊敬語。くだ...
くだっ‐て【下って/降って】
[接]《「くだりて」の音変化》 1 書簡文やあいさつで、自分のことを述べはじめるときに用いて、謙譲の気持ちを表す語...
クダット
マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の町。コタキナバルの北約200キロメートルに位置する。1881年、英国領北ボル...
くた・つ【降つ】
[動タ四]《「くだつ」とも》 1 盛りを過ぎる。衰える。「わが盛りいたく—・ちぬ」〈万・八四七〉 2 日が傾き夕方...
くだつ‐ぼさつ【救脱菩薩】
八大菩薩の第四。病苦・厄難を除く。薬師本願経に説かれている菩薩。
くだ‐ながし【管流し】
伐採した木を谷川に1本ずつ投げ入れて流し送ること。《季 春》
くだ‐の‐ふえ【管の笛/小角】
古代の軍楽器の一。大角(はらのふえ)とともに戦場で用いた、管の形をした小さい笛。くだ。
くだ‐のれん【管暖簾】
適当な長さに切った細い竹やガラス管に糸を通して作った暖簾。
くだは・る【下はる】
[動ラ四]《「くださる」の音変化。近世上方(かみがた)で、侠客(きょうかく)・相撲取りなどが用いた》 1 「下さる...
くだ‐ばしら【管柱】
木造建築で、土台から2階の軒桁(のきげた)までの間で継ぎ足してある柱。→通し柱
くだ‐ばり【管鍼】
⇒かんしん(管鍼)
くだひげ‐どうぶつ【管鬚動物】
⇒有鬚(ゆうしゅ)動物
くだ‐まき【管巻(き)】
1 織機(しょっき)の杼(ひ)に入れる管によこ糸を巻きつけること。 2 クツワムシの別名。また、ウマオイ・ヤブキリ...
くだまつ【下松】
山口県南東部の市。周防灘(すおうなだ)に臨み、製塩業が発達したが、現在は重化学工業が盛ん。人口5.5万(2010)。
くだまつ‐し【下松市】
⇒下松
く‐だ‐もの【果物/菓物】
《「く」は「木」、「だ」は「の」の意》 1 木および草の実で、多汁でふつう甘味があり、食用になるもの。果実。水菓子...
くだ‐もの【管物】
菊の園芸品種で、花弁が管状になるものの総称。太さにより、太管・間管・細管・針管などとよぶ。
くだものうり【果物売り】
⇒果物籠を持つ少年
くだものかごをもつしょうねん【果物籠を持つ少年】
《原題、(イタリア)Fanciullo con canestro di frutta》カラバッジョの絵画。カンバス...
くだもの‐ナイフ【果物ナイフ】
果物の皮をむいたり、実を切ったりするためのナイフ。